猫の平均寿命はどれくらい?寿命が長い種類や短い種類、ギネス猫も紹介!

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犬の飼育頭数は減少を続けていますが、都心部での飼いやすさから猫の飼育頭数は微増を続け、2017年には犬を抜いて1000万匹に迫る数になっています。飼いやすいとは言っても、命を預かる飼い主としての責任は変わりません。「かわいい子猫」の時期はとても短く、大人になって寿命を迎えるまで20年近く一緒に過ごすことになります。今回は猫の平均寿命について、室内飼いや野良猫との違い、純血種や雑種など猫種の違いなどを紹介します。

猫の平均寿命

ハンモックにいる猫

一般社団法人ペットフード協会が発表した2019年の最新データによると、犬の平均寿命が14.44歳だったのに対し、猫の平均寿命は15.03歳でした(2017年は15.33歳)。

「家の外に出ない」猫の平均寿命が15.95歳だった一方で、野良猫を含まない「家の外に出る」猫の平均寿命は13.20歳で、完全室内飼いか外飼いかで寿命に大きな差が出る結果となりました。

リードにつながれ飼い主さんと一緒に外に出る犬と違って、猫は外に出る場合は自由に動きますので、交通事故や他の猫との喧嘩による怪我、病気などの影響が大きいといえます。

猫は死期を悟ると自ら姿を消すといわれることもありますが、猫が急に姿を見せなくなった場合は事故などで死んでしまった場合がほとんどです。

なお、野良猫は上記の理由から平均寿命が5年ほどと考えられています。


猫の寿命は年々伸びているって本当?

仰向けになる猫

下のグラフは、ペットフード協会が発表している過去5年間の猫の平均寿命の推移です。

猫の平均寿命の推移グラフ
猫の平均寿命の推移(2014年〜2018年)

2014年のデータでは平均寿命は14.56歳でしたので、5年間で0.76歳も増加していることになります。このように、平均寿命が年々増加している要因は、
  • 飼い主さんの猫に対する健康意識が高まっていること
  • フードや医療が進歩していること
  • 外飼いの猫が減っていること
が挙げられます。

猫は犬よりも平均寿命が長い?

部屋にいる猫

猫は犬よりも平均寿命が長いですが、猫の場合室内飼いが主であることが大きな要因だと言えます。外に出ることは、怪我を負ったり、病気を患ったりすることにつながるためです。

また、犬の場合は小型犬と大型犬で平均寿命が大きく異なり、超小型犬の平均寿命が15.01歳なのに対して、中・大型犬の平均寿命は13.36歳となっています。

猫の平均寿命を種類ごとに見る

海外の記事によるため、一概には言えませんが、猫の種類によって平均寿命が異なるようです。アビシニアンやシンガプーラが9歳で最も寿命が短い可能性があり、バリニーズが20歳で最も寿命が長いようです。

種類
平均寿命
アビシニアン
9〜15歳
アメリカンボブテイル
13〜15歳
アメリカンカール
15歳
アメリカンショートヘア
15〜20歳
アメリカンワイヤーヘア
7〜12歳
オーストラリアンミスト
14〜19歳
バリニーズ
18〜22歳
ベンガル
12〜16歳
バーマン
12〜16歳
ブルーシャトー
12〜15歳
ボンベイ
15〜20歳
ブリティッシュショートヘア
12歳
ヨーロピアンショートヘア
15〜22歳
エキゾチックショートヘア
12〜14歳
ヒマラヤン
15歳
ジャパニーズボブテイル
15〜18歳
メインクーン
12〜15歳
マンチカン
12〜14歳
ノルウェイジャンフォレスト
12〜14歳
オシキャット
10〜15歳
チンチラペルシャ
15歳
ラグドール
12〜17歳
ロシアンブルー
15〜20歳
スコティッシュフォールド
15歳
シンガプーラ
9〜15歳
ソマリ
10〜12歳

猫の寿命ギネスは30歳!?

最近では、20年以上生きる長寿猫もいるほどですが、海外のギネス情報によると、テキサス州に住むスクーターちゃんは、なんと30歳。獣医療の進歩と健康管理の向上により、寿命は長くなっていますが、ここまで長寿なのは遺伝子の性質でしょう。



猫の寿命を伸ばすのは体調管理が秘訣

正面の猫

アイペット損害保険が発表した「ペットの傷病ランキング2018」によると、0歳の猫に特徴的な傷病は「下痢」や「結膜炎」であるのに対し、1〜6歳は「膀胱炎」や「皮膚炎」といった傷病が見られます。7歳以上になると「腎不全」や「腫瘍」が増えてきています。

0歳
5歳以上
7歳以上
1位
下痢
膀胱炎
腎不全
2位
結膜炎
皮膚炎
腫瘍
3位
異物誤飲
下痢
膀胱炎
4位
外耳炎
尿石症
糖尿病
5位
猫風邪
異物誤飲
皮膚炎

これらの疾患にならないようにケアをしてあげることが長生きの秘訣です。

日々の健康管理が大切

普段から耳や歯のケアをするだけでなく、最も多い腎臓疾患のケアのために、日頃から尿の回数や量を確認しましょう。少しでも異変があると思ったら、動物病院で診てもらうことをおすすめします。

健康診断に行く

猫は痛みに強いため、本当に疾患が悪化しないと症状に現れません。そのため飼い主さんが自分でケアできていると思っても、実際は重病化してしまっていることも多いです。成猫でも1年に1回、老猫になってきたら半年に1回は健康診断で診てあげるようにしましょう。

猫の寿命を理解して愛猫との時間を大切に

家具が気になる猫

猫の平均寿命は年々伸びており、今後も獣医療の進歩によって長くなるでしょう。しかし、体調管理を怠ってしまうと病気になるリスクは増えますので、日頃から体調管理をしてあげるようにしましょう。

猫の平均寿命はあくまで平均ですので、健康管理の意識を高め、毎日の愛猫との時間を大切に過ごしてくださいね!