愛犬を静電気から守るために 防止グッズなど対策を紹介

愛犬を静電気から守るために 防止グッズなど対策を紹介

乾燥する時期になると着替えの際やドアに触ったときに静電気が走り、痛みを感じますね。犬を触ったときにも、同じように静電気が走り、思いがけず犬に痛い思いをさせてしまうことがあります。今回は犬への静電気の影響や防止グッズを使った対策などを紹介します。

犬にも静電気が溜まる

犬

静電気は照明などに使われる電力に比べれば数千分の一から数万分の一程度の大きさですが、電気と異なり絶縁物にも溜まってしまうという性質があります。電気を通さないゴムや服にも溜まりますし、もちろん人体にも溜まり、そして犬の被毛や体にも溜まってしまうのです。


冬場は静電気が起こりやすい

夏場に愛犬を触ってもバチッとくることはあまりありませんが、冬場になると静電気が発生して痛い思いをしてしまうことが多くなります。

冬に静電気が起きやすくなるのは乾燥のせいです。夏の湿度が高い時期は体や物質には水分が多い状態になるので、静電気がその水分を通っておだやかに放出されます。そのため、バチッとなったり、火花が散ったりするような激しい放電は起きないのです。

冬場は水分が少なくなるため、物体には静電気がたくさん溜まってしまいます。本来、物体にはプラスとマイナスの電気が同じ量を含まれていてバランスが保たれています。乾燥や摩擦によりバランスが崩れて「帯電」している状態になると、バランスを元に戻そうとして静電気の強い放電が起こり、バチッという音や痛み、火花を発生させるのです。

冬は愛犬に暖かい毛布などを用意してあげる飼い主さんもいるでしょう。静電気は摩擦によっても発生するため、犬が服を着用したり、毛布にくるまって寝たり、カーペットでゴロンゴロンしたりすることによっても発生します。乾燥していると静電気は放出されにくく、溜めてしまいます。


静電気の犬への影響はある?

犬

静電気は犬の体に影響を及ぼすのでしょうか?

痛い

犬をなでようとしたときに静電気が発生し、パチッと音がして痛い思いをしたという方は少なくないのではないでしょうか。このようになったときは、人間だけではなく犬も痛い思いをしています。静電気が発生してしまったときに犬も驚いた顔をしますね。

犬には静電気が原因である事は分かりませんし、何の理由もなく痛い思いをするので、ときにはなぜ痛いことをするのかと飼い主さんを不信そうに見ることもあります。筆者は愛犬を触った時に静電気が起きてしまうと犬はびっくりしたような顔をしますが、根にもたれたことはありません。しかしできれば痛い思いはさせたくないですね。

アレルギーの原因になる

静電気を帯電してしまうことでアレルギーの原因になってしまうことがあります。電気を帯びた状態でいると、ほこりなどのハウスダストが犬の毛に付着してしまうことになります。そのためたくさんのほこりやハウスダストが犬の体内に取り込まれる危険が高くなり、アレルギーを発生してしまうことにつながります。


体調不良の原因に

静電気が犬の不調の原因になるかもしれません。静電気は人間の体に影響を与えるとされています。

静電気の人間への影響

  • 血行が悪くなり、自律神経のバランスが崩れる
  • ビタミンなどのバランスを乱し、体の不調を招いたり、疲れやすくなったりする
  • ハウスダストのほかに菌も引き寄せてしまい、病気の原因になる

犬にもこのような影響があることが考えられます。静電気を帯電し、体の電気バランスを乱さないようにしてあげたいですね。

犬の静電気防止対策

犬

乾燥する時期には愛犬にも静電気防止のための対策をしてあげましょう。

湿度を保つ

静電気が起きる大きな原因は乾燥です。そのため、乾燥する時期は湿度を適度に保ってあげることで静電気を防ぐことができます。乾燥している時期でも湿度は50%程度になるようにしてあげるといいでしょう。

静電気が起きるのは湿度が20%~30%程度のときだといわれていますが、筆者の実感では湿度が40%程度になると静電気が起きやすくなってくるように感じます。冬場は何も対策をしないとすぐに湿度は40%以下になってしまいます。

湿度を保つためには、加湿器を使用するといいですね。また、洗濯物を室内にかけておいても乾燥対策になります。湿ったタオルを数枚かけておくだけでも効果がありますよ。

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静電気防止スプレー

犬用の静電気防止スプレーも市販されています。犬の毛は乾燥と摩擦によって静電気が起きやすいので、そのようなスプレーを使用することで痛い思いをすることを防げます。

リンス

愛犬をシャンプーした際にリンスをすることによって静電気を軽減できます。リンスは被毛の通りをよくするので、摩擦が起きにくくなります。

ブラッシングは注意が必要

愛犬をブラッシングしてあげることは、毛玉を防ぎ、清潔に保つためにも大切なことですね。しかしブラッシングは摩擦を引き起こしてしまうために、静電気の元になってしまいます。

愛犬をブラッシングする際は、静電気防止スプレーを使用したり、被毛をあらかじめ霧吹きなどで湿らせたりしてから行うと静電気の帯電を防げます。蒸しタオルで体を拭いてあげてからブラッシングしてもいいですね。

蒸しタオルは濡らしたタオルを20秒程度電子レンジでチンすることで簡単にできますが、十分冷ましてから使用するようにし、火傷には注意してください。

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飼い主さんが帯電しないようにする

飼い主さんの手が乾燥していると、犬を触ったときに静電気が起こりやすくなります。飼い主さんも帯電しないように、また犬の被毛をなでたときに摩擦で静電気が起きないように、飼い主さんの手を保湿しておきましょう。

保湿クリームは犬がなめても大丈夫なものを使用するようにしてください。筆者はオリーブオイルやココナッツオイルを使用しています。これらの食用オイルは犬がなめても大丈夫ですし、保湿にも優れています。ただし、食用オイルは犬がなめたがるので、オイルを塗ったら浸透するまで手袋を付けておくなどするといいですよ。

手だけではなく、飼い主さん自身が帯電しないようにしましょう。寒くなると服を重ね着しするようになりますが、布同士がこすれる摩擦は静電気を発生させる元です。重ね着をする種類によっては強い静電気を発生するので、静電気を発生しにくい組み合わせにしたり、柔軟剤を使用したりすることで軽減できます。

ただし、近頃の柔軟剤は匂い付きのもの多く、犬がそれを嫌うこともありますし、アロマ成分などが犬やほかの動物に害を及ぼすことがあるので、成分を確認してから使用するようにしましょう。

観葉植物を置く

観葉植物は静電気を軽減させる効果があるとされています。植物はマイナスイオンを発生し、体に溜まってしまったプラスの静電気を軽減させてくれます。また植物は水分を蒸散させるので湿度を補う効果もあります。ただし、観葉植物の中には犬がかじると中毒になってしまうものもあるので、注意が必要です。


清潔にする

静電気を防ぐ方法ではありませんが、静電気による犬への悪影響を減らすには、お部屋をきれいにしておくことも大切です。静電気はハウスダストや菌を引き寄せてしまいます。掃除をこまめに行い、清潔に保ちましょう、

仕方ないとあきらめずに予防を

犬

静電気は乾燥している時期には日常的に起こることなので、あまり気にしてしない人もいるかもしれません。しかし、静電気を帯電することでいいことはありませんね。犬も痛い思いをするだけではなく、体調不良の原因となることもありますので、対策をしてあげましょう。少し気を付けるだけで静電気を防止できます。

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