犬にとって危険な植物とは? 身近に潜む中毒症状を引き起こす植物、アレルギー発症の恐れがある植物

犬にとって危険な植物とは? 身近に潜む中毒症状を引き起こす植物、アレルギー発症の恐れがある植物

部屋を気持ち良い空間にするため観葉植物を置く方も多いと思いますが、犬と暮らす飼い主は注意が必要です。植物の中には、間違って犬が食べてしまうと危険なものがあるからです。観葉植物でも有名なアイビーやポトス、モンステラなどは、犬にとって危険な植物です。今回は犬にとって危険な植物や危険部位、食べた時に考えられる症状について紹介します。

犬にとって危険な植物

犬にとって危険な植物であるアイビー

犬にとって危険な植物を観葉植物、花、野草にわけて紹介します。

観葉植物

インテリアとしても人気の観葉植物の中には、犬にとって危険な種類があります。

アイビー

犬にとって危険な植物であるアイビー

アイビーは、学名が「Hedera」と呼ばれ、英名では「Ivy」と書きます。ウコギ科キヅタ属で原産地は北アフリカ、ヨーロッパ、アジアのツル性の植物です。葉の模様がさまざまあり、性質は非常に強く屋外でも越冬できます。水耕栽培でも育てることができるため、ビンやビーカーなどに水挿ししてインテリアにされる方も多いです。

しかし、犬がアイビーを食べると嘔吐下痢、流涕(りゅうてい)などの症状を起こすとされ、全ての部位が危険部位となります。犬が過ごすエリアではインテリアとしても置かないようにした方が良いでしょう。

ポトス

犬にとって危険な植物であるポトス

ポトスは、サトイモ科・ハブカズラ科に分類される植物です。ツルを伸ばして成長することが特徴で、熱帯地方が原産です。インテリアの観葉植物としても人気で挿し木や株分けをしてポトスの数を増やして育てられる方も多いのではないでしょうか。しかし、犬がポトスの葉を食べると、口腔内の腫れを起こすといわれています。犬が過ごすエリアではインテリアとしても置かないようにした方が良いでしょう。

モンステラ

犬にとって危険な植物であるモンステラ

モンステラは、サトイモ科・モンステラ属の植物で、熱帯アメリカが原産です。南国の雰囲気があるためアロハシャツのデザインに使われることが多く、モンステラ柄はよく見掛けますよね。しかし、犬がモンステラの葉を食べると口腔内の腫れを起こすといわれています。犬が過ごすエリアではインテリアとしても置かないようにした方が良いでしょう。

お祝いでもらったり、インテリアとしても部屋に飾ることの多い花ですが、犬にとって危険な種類があります。

アサガオ

犬にとって危険な花であるアサガオ

家の外でのガーデニングや部屋の中でのインテリアでも人気のアサガオ。アサガオの花や葉自体に問題はありませんが、アサガオの種を食べると幻覚や嘔吐下痢を引き起こすといわれています。

チューリップ

チューリップ

庭でガーデニングに植える方も多いチューリップですが、チューリップは全ての部位が危険です。痙攣や嘔吐、下痢などの症状を引き起こすといわれています。

ユリ

犬にとって危険な花であるユリ

結婚式のブーケでも使われることが多いユリですが、犬にとってユリは全ての部位が危険です。腎不全や脱水症状、視力障害を引き起こすといわれています。

野草

散歩する道中では野草が生えていると思いますが、犬はクンクンと新しい匂いを嗅ぎながら、飼い主が気付かずに食べてしまうことがあります。犬にとって危険な野草もありますので注意が必要です。

ウルシ

犬にとって危険な野草であるウルシ

紅葉や漆塗りでも有名なウルシは、漆塗りにも使われる樹液が危険だとされ、皮膚のかぶれを起こします。

ヒイラギ

犬にとって危険な野草であるヒイラギ

クリスマスシーズンにクリスマスリースなど、インテリアとしても飾るヒイラギは葉が危険で、口腔内の腫れや嘔吐を引き起こします。

アサ

アサ

アサは全ての部位が危険で、幻覚や神経障害、下痢などの症状を引き起こします。

ヤツデ

犬にとって危険な野草であるヤツデ

ヤツデの葉も危険で、犬が食べると下痢や嘔吐を引き起こします。

ワラビ

ワラビ

ワラビは全ての部位が危険で、犬が食べると不整脈血尿、貧血を引き起こします。

犬が危険な植物を食べてしまった時の対処法

植物の匂いを嗅ぐ犬

前述した植物を愛犬が誤って食べてしまった場合、すぐに動物病院へに連絡をしましょう。

直後に症状が出てこなくても、後から重症化する可能性もあります。

診察時に獣医師が的確な判断ができるように、できるだけ詳しく説明することが大切です。「何を、いつ、どのくらいの量」食べたのかが治療の際、非常に重要な情報となります。

食べてしまった植物(あるいは残っていた物質)を持って行くと尚良いです。少しだからと軽く考えず、少しでも食べた場合は念のため動物病院に相談しましょう。

まとめ

犬
犬にとって危険な植物を食べてしまった場合はすぐに動物病院へ相談しましょう
直後に症状が出なくても、後から重症化する可能性もある
「何を、いつ、どのくらいの量」食べたのかが治療の際、非常に重要な情報になる
食べてしまった植物を持参すると尚良い
私たち人間にとっては問題のない食べ物や植物でも、犬にとっては危険な食べ物や植物がたくさんあります。それらをきちんと理解した上で、楽しいドッグライフを過ごしましょう。
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