きっかけは「島忠の譲渡会」 小学生姉妹のいる家庭に迎えられた2匹の保護猫【お結びレポート】

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保護犬・保護猫とペットを飼いたい人を結ぶ場所「OMUSUBI」を通じて結ばれたご家族を紹介する「お結びレポート」第8回は、島忠 東戸塚店で開催している「OMUSUBI Live保護犬猫ふれあい会」がきっかけとなって2匹の野良猫「ハク&ベル」を同時に迎えたご家族のお話を紹介します。

ハク&ベル

小学生2年生と5年生の娘さんがいるご家族に迎えられた2匹。お母さんが情操教育に良かったと仰る意外なエピソードも。「ペットを飼おうかな?」と考えている方は、ぜひ参考にして保護犬・保護猫から迎える選択肢を検討してみてください。OMUSUBIで運命の出逢いがあるかもしれませんよ♪



島忠の譲渡会で起きた運命的な再会

ハク&ベル

――ハクとベルはどんな経緯で保護されたのでしょうか?

母:ハクは音楽一家のおうちのテラスで生まれて保護された子猫だったと聞いてます。何匹か兄弟がいたみたいなんですが、この子だけ保護されたそうです。ベルは関内(横浜市)の近くにある阪東橋というところで拾われたと聞いてます。2匹とも2017年の夏に生まれて、うちに来たのが10月なので2カ月くらいの頃でしたね。

――もともとお父さまが猫嫌いだったそうですね。

父:嫌いというか猫のことをよく知らなかったんですね。仕事で猫屋敷に行くことがあったんですが臭いがすごくて。そのイメージで「猫はちょっと……」と思っていて。猫を飼うなんて頭になかったんです。子供の頃は犬を飼っていたので、動物が苦手というわけではなかったんですけどね。

母:私は犬も猫も好きなんですけど、もともと柴犬とかバーニーズマウンテンドッグが大好きな犬派です。でも小型犬が苦手で、バーニーズは一軒家じゃないと飼えないし、娘たちが「犬でも猫でもペットを飼いたい!」ってずっと言ってて、猫ならいいかなって。それなら保護されてる猫をと思って譲渡会に参加するようになったんです。

父:譲渡会に行って猫の勉強をさせてもらって、「ちゃんとトイレの掃除をしていれば臭くない」と知ったら「じゃあいいかな?」と思うようになりました。

――何回か譲渡会に参加されていたそうですが、島忠の譲渡会(保護犬猫ふれあい会)はそれまでと何が違ったのでしょうか?

母:去年の9月に初めて行ったんですけど、そこにニュータウン動物愛護会の代表をされている日向さんがいて、「あ、日向さんだ!」って。私はもともと動物病院で働いていて、日向さんが今の団体を立ち上げる前にその病院を利用されてたんですよ。日向さんは保護した猫をせっせと病院に運んでは避妊去勢手術をされていて。

父:その出会いを見て、「あ、これは運命なんだな」って思いましたね。家族みんな飼うモードになって、そこから一気に話が進みました。

母:その場では決まらなかったんですが、日向さんから「良い子がいるよ」っていう連絡をもらって。ハクとベルの写真を見て「いいな」と思ったので、10月の譲渡会でお見合いをして、すぐトライアルになって迎えたという流れです。

1匹のつもりが、2匹同時に迎えることに

ハク&ベル

――初めて飼うご家庭で2匹同時にというのは珍しいですね。

母:そうですよね。もともと1匹のつもりだったんですよ。

父:うちの広さで2匹飼えるとは思ってなかったので。

母:最初は「どっちにしようか?」って言ってたんだよね。でも見ちゃったらかわいくなって。保護団体の皆さんからも、「仲が良いから絶対2匹のほうがいいよ〜」って言われて。

父:びっくりしました(笑)。

――2匹の名前はどう決めましたか?

母:迎えたときに娘たちが改めて付けました。ハクはオスで白いので、『千と千尋の神隠し』のハクから。ベルはメスで、娘がちょうど弾いていたピアノの曲が『美女と野獣』だったので、主人公ベルがいいんじゃないって決めました。

ハク&ベル

――初めての猫はどうでしたか?

母:初めて来た時、ベルは全然平気でゴロゴロしてたんですけど、ハクは「シャーッシャーッ」言って、机の下に隠れてましたね。でも1週間くらいで慣れました。最初は行動できる部屋も限定してたんですけど、今は自由にさせてます。

姉:猫は引っかかれるイメージがあったから「こわっ」って思ってたんだけど、そんなに引っかかれなかった。

父:僕は面白かったですね。初めての猫だったので、ずっと見てて面白かった。「もっと動画とか撮っておけばよかった!」ってちょっと後悔してます。

母:猫に話しかける声がすっごい優しかったよね。「ただいま~」って帰ってきたら、次は「ハク〜、ベル〜」って。今もそうだけど(笑)。

実は3匹目を検討中!?

ハク&ベル

――いたずらされたり困ったことはありませんでしたか?

姉:かつおぶし漁り!

母:仕舞うのを忘れて、朝起きたら床に転がってたことがありましたけど。でも、それくらいですね。

父:いたずらは全然ないですね。

母:あ、困ってるのは肛門腺ですね。お尻すりすりして。

――犬は聞きますが猫で肛門腺の話は珍しいですね。

母:そうなんです。この2匹はやるんですよ。トイレの後とご飯前に私の寝てるシーツに。それが臭くて。病院に2回くらい連れて行ったこともあるんですけど、「まったく溜まってませんよ」って言われて。もう諦めてます(笑)。

ハク&ベル

――留守番は問題ないですか?

父:全然平気ですね。ちょうどこの間、初めて1泊の旅行に行って、初めてのお留守番をしたんですけど、何も問題なかったです。

母:全然いたずらがなくて。粗相もしてないし全然荒らされてなくて。どうなるだろうって想像してたので逆につまらなかったね(笑)。

――迎えてから病気とかも大丈夫でしたか?

母:そうですね。一度マンションの補修工事の音がストレスだったみたいで、口内炎ができて口が臭くなったことがあったくらいです。あと同じタイミングで3匹目をトライアルしていて、そのストレスも重なってしまったみたいです。

――3匹目を検討されてたんですね。

母:今年の3月くらいだったんですが下痢がとまらなくて、いったん保護された方にお返しして、でも原因がわからないということで、その話は白紙になってしまいました。

父:私と上の娘は「2匹でいいんじゃないかな〜?」って言ってるんですけどね。

母:2匹も3匹も変わらないですよね?

父:強硬には反対してないです(笑)。


ゲームのやり過ぎで困っている家庭には猫がオススメ!?

ベル

――家族が増えて変わったことはありましたか?

母:娘たちのゲームの時間が無くなりましたね。やってると邪魔しにくるもんね。以前は下の子が「公文」の宿題をやってて分からない問題があるとキレて大変だったんですけど、キレそうになるとベルのお腹をスーハースーハーやって(笑)。落ち着いたら戻るので、キレることがなくなりましたね。

妹:ぷりぷりしてて気持ち良いの。

父:やっぱり癒やしの存在ですよね。上の子は学校で自由にテーマを決める「自学」っていう宿題があるんですけど、それで保護猫について調べてましたね。

保護猫をテーマにした自学
※編集注:譲渡の際の費用や支払いのタイミングは団体ごと、個体ごとによって異なります。

母:下の子はハクとベルのお留守番がかわいそうだから「旅行に行きたくない」って言ってて、この間の旅行までずっと行ってなかったんですよ。畳替えをするとき動物病院に半日預けたことがあったんですけど、(緊張して)まったく動かなかったって話を聞いたら余計に預けるのがかわいそうだって言って。

下の子はお金を貯めて猫ハウスを作るのが夢だそうです。何匹飼うんだっけ? 8匹? 相当飼うらしいですよ(笑)。ハクとベルが来てくれて、子どもたちの教育にも良かったのかなって思いますね。

――ありがとうございました。