猫向けのストーブガードを手作り!自作アイデアや手作りのポイントも紹介
ストーブを使用していると、暖をとりに猫が近づいてくることがあるはず。ただ、熱を持つ部分があるので猫が触れてしまったら大変です。猫と一緒にいる部屋でも安全に使用できるよう、ストーブガードを活用しましょう。本稿では、猫向けのストーブガードを手作りする場合におすすめな内容なので、手作りの参考にいかがでしょうか。
目次
猫はストーブが大好き
寒い時期になると、ファンヒーターや石油ストーブなどの暖房器具が欠かせなくなります。特に猫を飼っていると、愛猫のために暖房器具を用意する人もいるでしょう。
暖房器具の中でも、ストーブを使用すると猫が喜んで暖まりにきます。しかし、ストーブは暖かいだけではなく、やけどや毛が燃えるなどの事故が起こる可能性も。
そんな事故を防ぐためにも、ストーブの使用時にはストーブガードも一緒に使用することをおすすめします。
ストーブガードとは?
ストーブガードは、ストーブの周りやストーブの吹き出し口を囲い事故を防ぐ安全柵です。
格子状の柵でストーブを囲うことで熱くなっている部分に猫を近づけないようにし、やけどなどの事故を防ぎます。
ネットショップやホームセンターなどで既製品が販売されていますが、家庭ごとにストーブの大きさや設置場所が異なるので、手作りするのもおすすめです。
猫のためにストーブガードを手作りする際のポイント
ストーブガードを手作りする場合、おさえておきたいポイントが4つあります。
- ストーブガードが熱くならないように自作する
- 猫がストーブの上に乗る場合はストーブ上部も対策する
- 猫が入れる隙間をなくす
- 未使用時は収納がしやすい設計に
1. ストーブガードが熱くならないように自作する
ストーブの熱でストーブガード自体が熱を持ったら本末転倒です。使用する素材の耐熱性や、温風を当てたときにどれくらい熱を持つのかを確認してからストーブガードの素材として使用するようにしましょう。
ストーブガードを設置する際にストーブとの距離が近すぎても熱を持ちやすくなるので、設置位置にも気をつけてください。
2. 猫がストーブの上に乗る場合はストーブ上部も対策する
既製品のストーブガードは上部が開いていたり、吹き出し口に設置したりするタイプがあります。しかし、猫がストーブの上に乗れる環境である場合、ストーブの上部にも対策を施さなければいけません。ストーブ全体を囲ったり、猫が上部に登れないくらいの高さに設計したりして、猫がストーブの上に直接乗れないようにしましょう。
なお、上部も囲う場合は猫がストーブガードに乗ることを想定し、猫が乗っても壊れないように頑丈に作ることをおすすめします。
3. 猫が入れる隙間をなくす
猫は狭い隙間でも通れる場合があります。ストーブガードは温風が通るよう格子状にすることが多いので、格子間の隙間を猫が通れない幅になるように設定しましょう。成猫の場合、3cmほどの隙間なら通ることができないので、それ以下の幅がおすすめです。
ただ、猫の手は入る大きさなので、設置時はストーブとストーブガードの距離にも注意してください。
4. 未使用時は収納がしやすい設計に
ストーブを使用する時期は主に寒い時期なので、未使用時に収納しやすい形状のストーブガードにしたほうが便利です。ストーブガードは頑丈な素材を使用して作るので、折りたたみ式にしたり、分解や組み立てが簡単な仕様にしたりすることで収納がしやすくなりますよ。
猫のためにストーブガードを手作り!参考にしたくなるアイデア動画
ストーブガードを手作りする場合、素材や形状をどんな仕様にするか迷うことがあると思います。手作りする際の参考になるよう、ストーブガードを手作りしている動画もまとめました。
100均用品で自作する屋根付きストーブガード
人気100均ブランドのダイソー商品を使用してストーブガードを手作りしているので、比較的安価にストーブガードを手作りできます。
ストーブとストーブガードの距離が近すぎると溶ける可能性も考えられるので、動画を参考に作る場合は、ストーブとストーブガードの距離に注意しつつ設計してくださいね。
大きめのストーブにおすすめな自作ストーブガード
大きな薪ストーブ用のストーブガードを自作している動画です。木材やワイヤーメッシュなどを加工して手作りしているので、DIY初心者には少しハードルが高いかもしれません。ただ、その分丈夫かつ見た目もおしゃれです。
動画で採用しているワイヤーメッシュは隙間が大きめなので、猫用のストーブガードとして作る際は、猫が通れない大きさのワイヤーメッシュを使用してください。
なお、サイズを調節すれば人気のアラジンストーブ用のストーブガードをとしても使用できるでしょう。
DIY初心者でも作りやすい大型ストーブ対応のストーブガード
大型のペレットストーブ対応のストーブガードが手作りされている動画です。
メッシュパネルと結束バンドで作られているので、DIYをしたことがない人でも作りやすいはず。ストーブの大きさに合わせてメッシュパネルの大きさを変えれば、小型ストーブ用のストーブガードも手作りできますよ。
猫向けのストーブ対策をして冬も快適に
ストーブガードを活用すれば、猫がいる空間でも安心してストーブを利用できます。
もし、ストーブガードを手作りするのが難しい場合は、ストーブ以外の暖房器具で部屋を暖めるのを代用してみるのもいいかも。
猫のために暖かくするのであれば、ペット用のこたつやヒーターを利用してみるという手もありますよ。