猫用ハウスを手作り!毛糸やダンボールなど手軽に入手できる素材でも自作できます
猫用ハウスはさまざまなタイプの既製品がありますが、手作りであればさらに愛猫好みのタイプが作れます。本稿では手作り猫用ハウスについてまとめていますので、手作りが初めての人でも猫用ハウスを作りやすくなるはず。猫用ハウスの必要性やどんなタイプの猫用ハウスが作れるかなど、手作りの際にぜひ参考にしてください。
猫用ハウスは必要?
家の中で過ごす猫でも、猫用ハウスを用意しておくことをおすすめします。猫は暗くて狭いところが大好きなので、自分用の猫ハウスがあると安心して過ごせます。
また、ハウスの素材により寒い時期には防寒対策としても役立つので、保温グッズとしても有用です。接触冷感タイプの素材なら、夏場の暑い時期の暑さ対策にもなりますよ。
猫用ハウスは手作り可能!
猫用ハウスを手作りするのは一見難しそうに見えますが、ハンドメイド初心者でも手作りできます。
使用する素材や完成形態にもよりますが、特にこだわりがなければ手に入れやすい素材を使用して10分ほどで作れる場合も。
また、猫の大きさや好み、使用時の状況に合わせて作れるので、既製品より愛猫向きのハウスに仕上げることができるのも手作りならではのポイントです。
猫用ハウスの手作り実例
pastelcatworldさん
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手作りハンモックの工夫点やこだわりについて
その猫用ハウスは全てダイソーで売られている、ダイソー商品のみを使って作ったので、その点が難しかったです。(pastelcatworldさん)
okobukuroさん
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工夫点やこだわりについて
手作りに際してのこだわりは保温性です。
初めは四角い筒状のハウスにするつもりだったのですが、実際に縫ってみたらちょっと不安定だったので、出入り口の上を山型につまんでみたらこの形になり、安定感・保温性・可愛さがパーフェクトでそのままの形に縫って三角ドームが完成しました。
さらに保温性を高めるために猫が出入りできる最小限の大きさに入り口を狭く縫って調整しました。元々座布団(DAISO)で綿が厚いので猫自体の体温でかなり中は暖かく保たれています。
冬はもちろん、夏もエアコンで少し寒いときにも使ってくれています。既成の物より安くかつ暖かいハウスが出来て猫も私も満足です。(okobukuroさん)
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ハウスの入り口は狭めに作っているそうですが、筒を入り口に差し込んだところ、体が大きめな猫も入ってくれたそうです。
ちなみに、筒は不要になったキャットタワーの部品を再利用しているそう。エコな発想がステキですね。
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また、ハウスとして使うだけではなく、体を半分出してクッションのように使用している猫もいるのだとか。
バリエーション豊かな手作り猫ハウスで猫も使いやすそうです。
どんなタイプの猫用ハウスが手作りできる?
布製や木製など、既製品の猫用ハウスにはさまざまなタイプがあります。手作りの場合は、形状や素材にこだわって作ることができるのでどんなタイプにしようか迷ってしまうかも。
猫用ハウスを手作りする際のアイデア例として、どんなタイプの手作り猫用ハウスがあるか動画付きで紹介します。
100均の商品のみで手作りした猫用ハウス
100均で販売されている商品のみで猫用ハウスを手作りできます。使用するのは「ジョイントマット」「カッター」「鍋のふた」のみ。
素材から工具まですべて100均でそろえることが可能なので、ローコストで手作りできるのがいいところ。さらに、作り方も簡単なので、DIY初心者にもおすすめな作り方ですよ。
ドーム型ハウス
ワイヤーネットを使用すれば、ドーム型の猫用ハウスが作れます。ドームの形に整えるのは難しそうに思えますが意外と簡単。
ドームの部分はワイヤーネットを曲げて作り、結束バンドで土台部分のワイヤーネットにつなげれば骨組みの完成です。
あとは、キルト芯や好みの布を骨組みにつけるだけ。なお、ワイヤーネットは100均でも販売されているので、素材も入手しやすいです。
かぎ針編みで作る丸形毛糸ハウス
編み物が得意な人は、毛糸だけで丸型の猫用ハウスが作れます。
かぎ針編み用の道具と毛糸があれば作れるので、材料をそろえるのは簡単です。ただ、作るのに少し時間がかかるのと細かい作業になるので、根気よく続けられる人に向いているでしょう。
ダンボールハウス
ダンボールを使用すればさまざまな形状の猫ハウスを作れます。材料費がほぼかからないのもうれしいポイント。
接着剤やのりで簡単に装飾もできるので、見た目重視なハウスも作りやすいですよ。
また、ダンボールは断熱性にも優れる素材なので、冬向けのあったかハウスを作りたいときにも向いています。
ひんやりハウス
夏向けのひんやりハウスを作る場合は、接触冷感素材を使用します。
ペット用のアルミプレートが底に敷けるように土台を作り、動画のように保冷剤を設置できるようにすればひんやり感が長続きするでしょう。
なお、動画ではベッドの部分のみを作っているので、ワイヤーネットや通気性のいい布などを使用して屋根部分を作ることをおすすめします。
木製ハウス
DIYをしたことがある人や興味がある人であれば、木製の猫ハウスを手作りしてみるのはいかがでしょうか。
ホームセンターで木材を購入すれば、工具や作業場を利用できる場合があるので、工具を持っていなくてもDIYができますよ。
また、木材の購入時にサイズが分かっていればカットしてもらえるホームセンターもあるので、手間を省いて作ることも可能です。
簡単かつ低コストの猫ハウス
「ダンボール」「Tシャツ」「タオル」の3点があれば、簡単さと作る時間を重視した猫ハウスの制作が可能です。
箱型になっているダンボールにTシャツをかぶせ、内部にタオルを敷くだけなのでほんの数分で作れます。Tシャツの種類次第で、意外とおしゃれな外観のハウスも作れますよ。
屋外向け猫ハウス
もし、屋外にも猫ハウスを設置したい場合は、発泡スチロールの猫ハウスもいいでしょう。
発泡スチロールの一部分に猫が通れる大きさの入り口を開け、内部にタオルを敷けば完成です。断熱性があるので、冬用のハウスとしても活躍するでしょう。
意外と簡単に作れる猫用ハウス
猫用ハウスを手作りする場合、素材が入手しやすかったり製作工程が簡単だったりするので、DIY初心者にもおすすめです。
簡単に始められるので、愛猫用にオリジナル猫ハウスを作ってみてはいかがでしょうか。