【獣医師執筆】猫はローズマリーを食べても大丈夫!栄養成分や与える際の注意点を解説
ローズマリーは猫が食べても大丈夫な植物です。室内で育てることもできため、ローズマリーを猫が食べてしまって慌てた経験がある人もいるのではないでしょうか。今回は、ローズマリーに含まれる成分や猫に与える影響を紹介します。
前提として、猫は総合栄養食のキャットフードを食べていれば、それ以外は与える必要がありません。 すっきりとした爽やかな香りが印象的なローズマリーは、地中海沿岸が原産のシソ科の植物です。料理として楽しむだけでなく、アロマオイルなどで香りを楽しむ人も多くいるほか、ローズマリーを使った手作り化粧水を愛用する人もいるようです。そんなローズマリーにはどんな成分が含まれているのでしょうか。
ローズマリーを猫に与えるときは、少量をいつものごはんにトッピングしてあげましょう。生のものを消化しやすいように細かく刻んであげるのもいいですが、ドライタイプのものをふりかけてあげるのが簡単です。また体に良い成分があるといっても、与え過ぎないように注意しましょう。
すっきりしたローズマリーの香りは、集中力や記憶力アップにも効果があるといわれていて、その効果を期待しローズマリーを使ったアロマテラピーを生活に取り入れている人もいます。しかし、猫を飼っている場合はおすすめできません。植物の成分を濃縮した精油(エッセンシャルオイル)は、使い方を間違うととても危険です。猫の体に少しついてしまった精油を舐めたことや、家でアロマを炊いたことが原因で猫の体調が悪くなってしまうこともあるのです。
ローズマリーの精油に限らず、アロマテラピーは猫を飼う家では避けたほうが良いでしょう。
高い抗酸化作用を持つローズマリーを猫に積極的に食べさせたいと思う人もいるでしょう。とはいえ、与え過ぎは禁物です。与える場合は、いつものごはんに少量をトッピングする程度にとどめておきましょう。また、猫が香りを嫌がって食べない場合は無理に与えないようにしてください。
ペトコトフーズのInstagramアカウント(@petokotofoods)では、獣医師やペット栄養管理士が出演する「食のお悩み相談会」を定期開催しています。愛猫 のごはんについて気になることがある方は、ぜひご参加ください。
猫が食べて大丈夫なローズマリーの栄養成分
ロスマリン酸
ローズマリーには、ロスマリン酸といわれる抗酸化作用成分が含まれています。これは、ポリフェノールの一種で、アレルギー症状を抑える作用があるといわれています。またロスマリン酸をはじめローズマリーに含まれる数種類のポリフェノール成分は、抗酸化力が非常に強いため、天然の酸化防止剤としてキャットフードに使用されることがあります。ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用があります。細胞膜トラブルの原因となる活性酸素、過酸化物に対抗し守ってくれます。細胞膜が壊れてしまうと皮膚病やガン、消化器疾患などさまざまな病気になってしまう可能性があります。猫へのローズマリーの与え方
猫にはローズマリーの精油に注意
すっきりしたローズマリーの香りは、集中力や記憶力アップにも効果があるといわれていて、その効果を期待しローズマリーを使ったアロマテラピーを生活に取り入れている人もいます。しかし、猫を飼っている場合はおすすめできません。植物の成分を濃縮した精油(エッセンシャルオイル)は、使い方を間違うととても危険です。猫の体に少しついてしまった精油を舐めたことや、家でアロマを炊いたことが原因で猫の体調が悪くなってしまうこともあるのです。
ローズマリーの精油に限らず、アロマテラピーは猫を飼う家では避けたほうが良いでしょう。
猫にローズマリーを与えるのは最低限に
高い抗酸化作用を持つローズマリーを猫に積極的に食べさせたいと思う人もいるでしょう。とはいえ、与え過ぎは禁物です。与える場合は、いつものごはんに少量をトッピングする程度にとどめておきましょう。また、猫が香りを嫌がって食べない場合は無理に与えないようにしてください。
参考文献
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