犬はかくれんぼが大好き!? 理由や飼い主がタオルで隠れる遊びを紹介

犬はかくれんぼが大好き!? 理由や飼い主がタオルで隠れる遊びを紹介

子どもの頃に誰もがするであろう遊び「かくれんぼ」。実は犬もかくれんぼが大好きなんです。海外では飼い主がタオルで隠れる動画が話題になりました。消えた飼い主を嗅覚を使って探すのは犬にとって刺激的な遊びです。今回は犬がかくれんぼを好きな心理や遊び方について紹介します。

犬とする「かくれんぼ」とは?

隠れる犬

「かくれんぼ」とは、最初に「鬼」(「親」と呼ぶこともあります)と「子」を決め、鬼が壁や柱などに顔を向けて目を閉じ、決められた数を数えます。その間に子は隠れる場所を見つけ隠れます。数え終わったら鬼は隠れた子を探し、子を見つけたら鬼の勝ち、子を見つけられなければ鬼の負けとなるのが一般的なルールです。

犬とかくれんぼする場合は、そのルールとは少し異なるのですが、隠れているところを見つけるという特徴から、犬と遊ぶ場合も「かくれんぼ」と呼ばれます。犬とかくれんぼをする場合も、「飼い主が鬼で犬が子のパターン」と、「犬が鬼で飼い主が子のパターン」の両方があります。

犬が鬼、飼い主が子のパターン

まずは犬に「待て」と指示を出しましょう。犬が待っている部屋を離れて、飼い主は隠れる場所を探します。

隠れたら「おいで」や愛犬の名前を呼んで探してもらいます。飼い主を見つけることができたら、犬の勝ちです。ご褒美にいっぱい褒めてあげたり、おやつを与えてあげたりしましょう。


かくれんぼの難易度を上げる

慣れてきたら少しづつ難易度を上げてみましょう。最初は近い部屋に飼い主が隠れるところからはじめ、徐々に遠い部屋に隠れて移動する距離を増やすと難易度が上がります。

見つける「子」の数を増やすのも楽しい遊び方の一つです。家族みんなでかくれんぼをしてみるのもおすすめです。


海外で話題のかくれんぼ「What The Fluff Challenge」

タオルを使って愛犬と楽しむかくれんぼ動画が「What The Fluff Challenge」(※Fluffは「ふわふわしたもの」という意味でペットのことを指し、「ふわふわの挑戦」という意味)という名で海外を中心にYouTubeやInstagramに投稿され、話題になりました。


遊び方は、愛犬に部屋のドアの前で待てをさせます。飼い主はドアを挟んで愛犬の正面に立ってください。この際、飼い主は廊下など左右どちらかに移動できるスペースのある側に立ちます。

飼い主が大きなバスタオルや毛布などを広げ、そのタオルを前にして愛犬に自分が見えないようにします。タオルを上げ下げして愛犬に自分の姿を見せたり隠したりします。何度か繰り返し、隠れたときに飼い主はすっと横に移動します(そのまま別の部屋に移動してもかまいません)。

タオルが床に落ちると、そこにいたはずの飼い主がいなくなり、愛犬は動揺する……はずです。動揺してウロウロする子もいれば、すぐ探しに行く子もいて、動揺もせず探しに行きもしない子もいます。そんな犬のリアクションが面白い、可愛いと話題になりました。

飼い主が鬼、犬が子のパターン

飼い主が鬼で犬が子になるパターンは、犬が自然に隠れて飼い主が探すことになるといったケースです。隠れるのが好きな犬もいるようですが、理由があって隠れる場合もあります。

では、犬が隠れるときはどのような気持ちで、またどのような理由があって隠れているのでしょうか? 次は犬が隠れる心理を紹介します。

犬が隠れる心理

隠れる犬

1. 飼い主の気を引きたい

飼い主に構って欲しいときに、隠れることで気を引こうとする犬もいます。飼い主さんも忙しいとは思いますが、こういった場合はしっかり愛犬と向き合う時間を増やしてあげる必要があるかもしれません。

2. 恐怖心から隠れる

嫌いなものがある、嫌いな音がするといった恐怖心から隠れてしまう場合もあります。特に犬は音に敏感なため、花火やといった大きな音、また車のクラクションや場合によってはテレビの音などといった生活音に過敏に反応することもあります。この場合は、犬が嫌がる原因をすぐに見つけて取り除いてあげましょう。


3. 好奇心から隠れてしまう

好奇心から箱や隙間に入るのが好きな犬もいるようです。このような場合は危険がない範囲で、好きに遊ばせてあげることも大切です。

4. 体調が悪い

体調が悪い場合、暗くて狭いところが落ち着くといった理由から隠れてしまったり、飼い主に心配をかけたくないと姿を隠したりする場合もあります。

この場合に限ったことではありませんが、隠れていた場合は優しく声をかけて様子を見ましょう。また、体調が悪い場合もあるということを把握し、体調面の変化がないかも確認してあげるようにしてください。

犬は嗅覚が鋭いのにかくれんぼが下手?

飼い主を探す犬

犬はとても嗅覚が鋭い動物。犬は五感の中で最も嗅覚が優れているといわれており、警察犬や災害救助犬など、さまざまな場面で嗅覚を利用して活躍する犬もいるくらいです。

そのため「家の中だから隠れていてもすぐに見つけられるはず!」と思う方も多いと思いますが、意外にもそううまくはいかないようです。大好きな飼い主のこととなると、いなくなったことで不安になってなかなか鋭い嗅覚もうまく使えないのかもしれませんね。

犬とかくれんぼをするメリット

かくれんぼする犬

犬とかくれんぼをすることは、ただの遊びといった理由以外にも多くのメリットがあるのです。

飼い犬との絆や信頼が深まる

かくれんぼをはじめ、飼い主と犬が一緒の目的を持って時間を過ごすことは非常に重要な作業です。遊びを通して同じ時間を共有することで、飼い主と犬の信頼関係はさらに深いものとなります。

また、かくれんぼは複数人でも楽しめる遊びですので、家族全員と愛犬との絆を深めるものにもなってくれるでしょう。

犬のしつけになる

かくれんぼの中には、待てや、呼び戻しといった非常に重要な動作が含まれています。

なかなか向かい合ってこれらのトレーニングを行ってもうまく覚えることのできないワンちゃんも、かくれんぼという遊びを通してなら自然と身についてくるかもしれません。

老犬は体にも脳にも良い刺激になる

かくれんぼは非常に頭を使う遊びです。待てや呼び戻しといった動作から、嗅覚を使って人を探すという動作も含まれます。

特に老犬は、人間と同じで脳や体を使わないとどんどん機能が低下してしまいます。遊びの中で頭を使い、体を動かすという時間が非常に重要になってくるのです。

まとめ

隠れてるつもりの犬
犬のかくれんぼは「犬が鬼」「犬が子」の両パターンある
犬が隠れる理由は、かまって欲しい・恐怖心・体調が悪い場合がある
犬とのかくれんぼはしつけにもつながる
かくれんぼは脳や体を使うため老犬にとって良い刺激になる
普段から愛犬が何を怖がり、何を嫌うのかをよく観察しておくことが大切です。また、元気な様子を含め体調もこまめに見てあげることで早く異変に気づけます。かくれんぼというツールを使って、愛犬との絆をより深めていけますように。


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