犬のトイレのしつけ方をドッグトレーナーが解説!できない・失敗する理由も紹介

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犬を家族に迎えたとき、最初に直面するのがトイレのしつけではないでしょうか。子犬だけでなく、成犬でもトイレをしつけ直しすることは可能なため、根気よく愛犬と向き合っていきましょう。今回は、犬にトイレを教える方法やできない理由などについて、ドッグトレーナーの西岡が解説します。

犬のトイレのしつけの重要性

マナーベルトを咥えた犬

犬にとっても飼い主さんにとっても、快適に過ごすために重要になるのがトイレのしつけです。

ドッグカフェや旅行など、行動範囲が広がり、愛犬の健康管理もしやすくなります

きちんとトイレのしつけをすることで、オシッコやうんちの回数・量・色・臭い・血が混ざっていないか・便の硬さなど、ちょっとした変化に気付きやすくなります。

犬がトイレを失敗する理由

物陰に隠れる犬

トイレの場所を覚えられていない

子犬の頃はまだトイレの場所を知りません。きちんとトイレの場所を教えてあげることが必要です。

トイレの場所を間違えて覚えている

犬は人のように視覚や位置でトイレの場所を認識しているわけではありません。他の犬や自分の排泄物の「匂い」で認識していることもありますが、足の裏でトイレの感覚や場所を認識しているともいわれています。

そのため、オシッコの匂いが残っている場所や、カーペットや洗濯物などのふわふわした場所でもトイレだと勘違いする場合があります。

トイレが綺麗ではない

犬は綺麗好きな動物のため、トイレが綺麗ではないと、違うところで排泄することがあります。

怒られたことがある

トイレシーツからはみ出したり、食糞したりしたことで、過去に怒られたことがある場合「ここでトイレをしてはいけないんだ」と認識し、違うところでする場合があります。

ただ怒られただけでは、犬は「何がいけなかったのか」「どこでトイレをすればいいのか」がわかりません。「家の中でトイレをしてはいけない」と思い、外でしかしなくなる恐れもあります。

構ってもらえると思っている

初めはたまたまだったものが、粗相したときに飼い主に注目されたことがきっかけで、構ってほしくてわざと失敗していることもあります。

その場合は、声をかけたり目を合わせたりせず冷静に片付けましょう。

犬のトイレのしつけの基本

コマンドを受ける犬

犬のトイレのしつけの前に

大切なことは以下の3つです。

  • 失敗させない
  • 失敗しても怒らない
  • 上手にできたときはたくさん褒める

これら3点を意識して、トイレのしつけに臨みましょう。

犬のトイレのしつけ方

Step1. 失敗させない環境をつくる

犬は綺麗好きな動物です。寝るところとトイレは分け、できるだけ遠い位置に設置するのがおすすめです。

初めは寝る場所以外にトイレシートを敷き詰め、失敗を経験させないようにします。

Step2. トイレをしやすいときはトイレへ

子犬はトイレを長い時間我慢できません。朝起きた後や食後、たくさんの水を飲んだ後、運動した後はトイレをしやすくなるタイミングです。

トイレを失敗させないようにこまめにサークルなどトイレシーツを引き詰めた場所に連れていき、排泄ができたら、たくさん褒めてあげましょう。

Step3. トイレの面積を徐々に小さくする

トイレシートで排泄ができるようになったら、トイレはサークルの外に置いてあげても大丈夫です。

最初のうちはトイレシートを何枚も敷き、トイレを広くして、だんだんと小さくしていきましょう。

Step4. コマンドを教える

トイレをするときの合図を決めることで、合図があればどこでもできるようにする方法もあります。

「ワン・ツー」や「トイレ」などコマンド(合図にしたい言葉)を決め、犬が排泄しているときにそのコマンドを言うようにします。だんだんと、「トイレ=合図」と理解して覚えてくれるようになります。

犬のトイレのしつけ期間

ソファの上でくつろぐ犬

子犬の場合

まだ何も知らない子犬にトイレを覚えさせることは、成犬や老犬と比べて簡単です。

覚えるスピードなど個体差はありますが、1カ月~数カ月程度 でできるようになります。

成犬の場合

成犬は子犬よりも時間がかかります。それは既に「トイレはここ」という学習があるためです。「今日からこっちでしなさい」といわれても犬にはなぜ場所が変わるのかわかりません。

成犬であっても、2歳、3歳といった若い子は比較的早く、6歳、7歳の子は更に長い時間がかかります。子犬のように数カ月という期間ではなく、年単位の長い時間をかけてゆっくり教えていく必要があります。

それまでの習慣を変えるのは人であっても難しいことで根気が必要です。焦らずゆっくり愛犬のペースに合わせて、気長に教えていきましょう。

老犬の場合

老犬の場合は、成犬よりも更に長い期間の練習が必要です。

特に外でしか排泄してくれない犬は、足腰が弱ってからだと犬にとっても飼い主さんにとっても負担になります。元気なうちにしつけを始めることが大切です。

場合によってはトイレのしつけがストレスになることもあります。無理にしつけ直しをさせるよりも、愛犬がストレスなくトイレができるやり方で、飼い主さんがサポートしてあげることも大切です。

犬のトイレのしつけグッズ

犬のトイレのしつけ対策としてたくさんのグッズがあります。トイレのしつけで悩んだら、グッズを頼ってみてもいいかもしれません。

スプレー

トイレシーツにスプレーするだけで犬をトイレの場所まで誘導し、そこがトイレの場所と認識させる2つの成分を配合した、トイレ・トレーニング剤。

人間には感じられない程度の匂いのため、部屋が臭くなる心配はありません。


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人工芝のトイレ

屋外の草あるところでしかしない犬のために、人工芝のトイレというものもあります。


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おむつ

マーキングが多い犬や高齢犬、しつけができるまでの間など、オムツに頼る方法もあります。


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犬のトイレは褒めてしつけましょう

笑顔の犬

トイレのしつけができていると、愛犬との行動範囲が広がり、健康管理もしやすくなります
トイレのしつけは「失敗させない」「失敗しても怒らない」「成功したときはたくさん褒める」ことが重要です
犬のトイレしつけグッズもあります

犬のトイレのしつけで重要なことは褒めることです。

トイレのしつけに関わらず、上手くいかないときは、専門のトレーナーに相談することをおすすめします。