犬に待てを教える方法をトレーナーが動画で解説!いつから教えるべきか、教える意味も紹介

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犬の待ては、犬の安全を守るためにもとても重要なトレーニング(しつけ)で、ぜひ犬を迎えたら覚えて欲しいコマンドの一つです。今回は、愛犬に「待て」を教える必要性や教え方、英語のコマンド、待て中によだれや後ずさりする気持ちについてなど、ドッグトレーナーの西岡が解説します。動画でもわかりやすく説明しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

犬に待てを教える意味

待てをするジャックラッセルテリア

犬の「待て」は、愛犬との共存において、とても重要なコマンドです。「待て」は「おやつやごはんをあげるとき」「家の中にいるとき」など、限定した条件下でしかできない子も多くいます。

お散歩の出始めの玄関先、周りに人や犬がいっぱいいる時、猫を見かけた時など、どんな状況下でも「待て」ができることが理想的です。

しっかりと愛犬が「待て」をできれば、日常生活上で起こりうるトラブルも回避でき、愛犬の安全を守ることにつながります。

犬に待てを教えるタイミング

待てをする犬

子犬の場合

基本的には、子犬の段階が理想ですが、パピートレーニング(幼犬・子犬の訓練)では、社会化の訓練や、大人しく身体を触らせる訓練のほうが大切です。

その上で「いつスタートすべきか」というと、子犬を迎えてから家の環境に慣れ、リラックスできるようになってから(目安としては1〜2週間)であれば、いつ始めても構いません。

ただし、子犬はおやつをあげるとお腹を壊しやすいため、小粒のフードで代用することをおすすめします。

成犬の場合

成犬を迎え入れた場合は、家の環境に慣れるまで子犬よりも時間がかかる傾向があります。

個体差はありますが、犬を迎えてから2週間〜1カ月後からトレーニングを始めると良いでしょう。

犬の待ての教え方

\動画を見てチャレンジ!/



おやつがなくてもできる状態を目指しますが、まず初めはおやつを使ってトレーニングを行います。

Step1. おすわりの姿勢をつくる

待ての姿勢に決まりはありませんが、基本姿勢としておすわりとセットで教えるのが良いでしょう。

Step2.おやつを見せ、声かけとジェスチャー

待ての教え方

おやつを見せて「待て」とコマンドを出します。コマンドは毎回同じフレーズであることが大切です。はっきりとわかりやすく指示を出しましょう。

声かけと同時にジェスチャーも見せましょう。

Step3.最初は1〜2秒でOK

待ての教え方

初めは一瞬でも「待て」ができればよしとします。「待て」の状態から姿勢が崩れる前に、すかさずおやつをあげます。

Step4.少しずつ時間を伸ばす

3秒、5秒、8秒、10秒と、少しずつ「待て」の時間を伸ばしていきます。この時も、動き出す前におやつをあげることが大切です。

Step5.離れて距離をとってみる

待ての教え方

時間が長くなってきたら、今度は1歩ずつ距離を取り、離れてみます。

前だけでなく、前後左右に動いてみましょう。おやつをあげるときは、必ず元の位置に戻ってからおやつをあげるようにします。

\One Point!/
動いても叱ったりせず、焦らず根気を持って少しずつトレーニングしましょう。昨日できたことが今日できないこともあります。

愛犬自身が「楽しんで」学習できるように、しっかりと褒めながら進めていきましょう。

犬に待てを教える際によくある質問

ラブラドールレトリーバーの子供

Q. 犬の待てはコマンドが英語でも良い?

コマンドは英語でも構いません。むしろ犬にとっては、英語のほうがシンプルでわかりやすいともいわれています。

英語のコマンドは「stay(ステイ)」です。ただし、日本語にしたり英語にしたりと時によって変えることなく、毎回同じコマンドを使うようにしてください。

Q. よだれや後ずさり、震えることがあるのはなぜ?

「待て」の対象に対する興味や興奮が原因です。

特に震えは、興味のある対象を目の前にしている時によくあることで、犬が「待て」をしていても精神が我慢できていない状態であり、まだ未熟だということです。震えず安定してできるようになるまで、トレーニングを行うと良いでしょう。

Q. 犬の待てのトレーニング時間の目安は?

犬種や年齢、個体によって異なりますが、犬が集中できる時間は5〜15分ほどです。

長時間トレーニングを行うことは、逆効果のため、時間に気をつけて行いましょう。

待ては愛犬の安全を守ります

見上げる子犬

犬の「待て」は、愛犬の安全を守ることにも繋がる
トレーニング開始は、愛犬を家に迎えてから1〜2週間後が目安
トレーニング中に使用するおやつは、与え過ぎない工夫をする
コマンドは、毎回同じフレーズであることが大切

ポイントは、愛犬が飽きてしまうまで待たせず、できたときにいっぱい褒めてあげることです。

おやつをあげながら楽しくおこなうことで「待ってたらとっても楽しくて嬉しいことがある!」と学習させてあげましょう。