
犬は枝豆を食べても大丈夫!皮や塩分・アレルギーに要注意
枝豆は犬にとっても健康に良い食材です。枝豆は「たんぱく質」「鉄分」「カルシウム」「ビタミン」など栄養豊富で、低カロリーな食材のため、ダイエット時のおやつとして適しています。消化しづらさもあるので、あくまでおやつとして適量を与えてあげるのが良いでしょう。今回は、枝豆の成分や与える際の注意点などを紹介します。
枝豆の適切な与え方
Photo by g_moko0619さん Thanks!
犬に枝豆を与える際は、茹でてから皮やさやを取り除き、豆のみを与えましょう。茹でる際、先にさやから豆を取ってしまうとビタミンなどの栄養素が抜けてしまうため、さやごと茹でることをおすすめします。
総合栄養食へのトッピングやおやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」(無料)で簡単に計算することができます。
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枝豆に含まれる主な成分

たんぱく質
枝豆は、未成熟の大豆を食用にしたもので、大豆同様、たんぱく質が豊富です。被毛も内臓もすべてたんぱく質で構成されているので、代謝と免疫力を保つためにとても大切な成分です。鉄分
鉄分は貧血を予防するために必要な栄養です。カルシウム
カルシウムは骨や歯を丈夫にするだけではなく、神経や筋肉の活動を円滑に進むようにサポートしてくれます。ビタミンC
犬はビタミンCを体内で生成することができるため、健康な犬であればレモンでわざわざビタミンCを補給する必要はありません。一方、老犬などビタミンCが不足しがちな犬もいます。ビタミンCが不足すると、毛並みや皮膚の艶が失われるほか、関節や軟骨などにもトラブルが出てくる可能性もあります。
犬に枝豆を与える際の注意点

皮やさやは取り除く
枝豆の皮やさやには中毒成分は含まれていませんが、農薬成分が残っている可能性があるため、与えない方が良いでしょう。完全オーガニック栽培の枝豆であれば与えても大丈夫ですが、皮は固く消化に悪いため、豆だけ与えるほうが良いでしょう。調味料を加えるのはNG
私たちが枝豆を食べる際は塩茹でしますが、犬にとっては塩分過多のため、腎臓に負担がかかります。塩に限らず、調味料の添加は避けましょう。アレルギーに注意
アレルギーを持っている子もいるので最初は少量を食べさせることからスタートさせてあげましょう。アレルギー症状の中には下痢なども含まれていますが、必ずしもアレルギーが原因ではない場合もあります。
- 下痢
- 嘔吐
- 皮膚の痒み
- 元気がなくなる
- 目の充血
枝豆に限らず、犬にとって初めての食べ物を与える際は、摂取後しばらく様子を見られる時にしましょう。
もし、枝豆を食べて体調を崩した場合は、早めに動物病院に連絡をしてください。その際に、「いつ・どの程度」食べたかをきちんと説明するようにしましょう。
まとめ

茹でた豆を与えましょう
皮やさやは必ず取り除く
調味料は加えてはいけません
ダイエット時のおやつに最適
人間にとって美味しい食べ物でも、犬にとっては危険な食べ物も多くあります。きちんと食材を理解した上で、健康なペットライフを過ごしてくださいね!
参考文献
- ロジャー・W.ゲフェラー、ショーン・メッソニア(2005)『犬と猫の中毒ハンドブック』学窓社
- American Kennel Club 『Can Dogs Have Green Beans?』

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