猫はマヨネーズを食べても大丈夫?薬をあげる際に用いることも

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猫にマヨネーズを与えてはいけません。油分が多くて高カロリーという側面もあり、猫にマヨネーズをあげることは推奨されていませんが、猫にマヨネーズを使って薬をあげる方法があります。今回はマヨネーズの栄養素やカロリーオフとの違い、猫用のマヨネーズなどについて紹介します!

猫にマヨネーズはあげないで

猫

ごはんとして猫にマヨネーズを食べさせてはいけません。マヨネーズには人向けに味付けされた食用油、酢、卵などが含まれているからです。アレルギーがない限り、中毒症状を起こすことはありませんが、マヨネーズはとても高カロリーな食べ物です。肥満の原因になりますので積極的にあげないようにしてください。


カロリーオフのマヨネーズならあげても大丈夫?

マヨネーズ

「カロリーオフのマヨネーズ」と「全卵を使用したマヨネーズ」「卵黄のみ使用したマヨネーズ」それぞれ100gあたりに含まれている、エネルギー量や脂質量などを比較してみましょう。

マヨネーズとカロリーオフマヨネーズの成分の違い

マヨネーズ【全卵】 マヨネーズ【卵黄】 カロリーオフ
エネルギー(kcal) 703 670 282
水分(g) 16.2 20.2 60.9
たんぱく質(g) 1.5 2.8 2.9
脂質(g) 75.3 72.3 28.3
炭水化物(g) 4.5 1.7 3.3
灰物(g) 2.0 2.5 3.9

カロリーオフマヨネーズに含まれているエネルギー量や脂質量は、一般的なマヨネーズに含まれる量の半部以下です。これだけを見ると、カロリーオフマヨネーズは健康的な食品だと思えてきてしまいますが、そうとはいえません。実はカロリーオフマヨネーズには添加物がたくさん含まれているのです。

そもそもカロリーオフマヨネーズなんて存在しない!?

実は、「マヨネーズ」と表示して販売するためには、農林水産省によっていくつかの項目を定められており、それに当てはまらない場合はマヨネーズではなくて「サラダクリーミードレッシング」と分類されています。「サラダクリーミードレッシング」では「マヨネーズ」より、多種類の添加物を使用することができるのが特徴です。

マヨネーズの条件

  • 水分30%以下、油分65%以上であること
  • 食材は食用植物油脂、醸造酢及びかんきつ類の果汁、卵黄及び卵白、たん白加水分解物、食塩砂糖類、はちみつ、香辛料のみを使用すること
  • 食品添加物は、香辛料抽出物と調味料(※)のみ使用すること

サラダクリーミードレッシングの条件

  • 水分85%以下、油分10%以上50%以下であること
  • 食材は、食用植物油脂、醸造酢及びかんきつ類の果汁、卵黄及び卵白、たん白加水分解物、食塩、砂糖類、はちみつ、でん粉、香辛料のみを使用すること
  • 食品添加物は、調味料(※)、酸味料、乳化剤、着色料、糊料、香辛料抽出物、加工でん粉のみを使用すること

※ここでいう調味料とは、5'-イノシン酸二ナトリウム、5'-グアニル酸二ナトリウム、L-グルタミン酸ナトリウム、コハク酸二ナトリウム及び5'-リボヌクレオチド二ナトリウムのことを指します。

実は猫はマヨネーズが好き?

マヨネーズ

肉食動物である猫は牛脂や豚脂などの動物性脂肪を好む傾向があります。そのため、油分を多く含むマヨネーズも猫にとって嗜好性の高い食品の一つです。

病気をしている猫が薬を口に入れたがらない場合、マヨネーズで薬を包んで飲み込まさせる方法もありますが、糖尿病などの新たな病気にかかってしまう可能性もあります。投薬にマヨネーズを使用する際は、あらかじめにかかりつけ医に相談しましょう。


猫がマヨネーズを食べた時の対処法

猫

猫がマヨネーズを舐めたり、マヨネーズの付いた食べ物を少量食べたりしたからといって、すぐに体調を壊すとは限りません。しかし摂取後はしばらく注意が必要です。

マヨネーズには卵が含まれているため、卵アレルギーを発症してしまう恐れがあるのです。アレルギー症状は湿疹とかゆみが主ですが、下痢や嘔吐、喘息、口周りの腫れなどを引き起こすこともあります。気になる症状が見られる場合は獣医師に相談してください。


猫には猫の食べ物を

猫

マヨネーズは猫にとって極度に毒性の高い食べ物ではありませんが、健康的な食品ではありません。そのため、積極的に与えることは控えてください。人間と猫の体の大きさは全く違います。そのため、飼い主さんが「少しだけなら大丈夫......」と思っていた量でも、猫にとっては悪影響な場合もあります。

基本的に猫は良質なキャットフードを食べていれば、健康に過ごすことができます。ただ、食事は飼い主と愛猫の絆を強くする大切な時間でもあります。同じものを食べたいと思ったり、欲しそうにしている愛猫に少しわけてあげたいと思ったりすることもあるでしょう。

そんなときは必ず与えても大丈夫なのかを調べ、適切な与え方や量(あくまでおやつとして)を守り、様子を見ながら与えるようにしてください。