
酸味と甘味のバランスが絶妙なキウイフルーツは、犬が食べられる果物です。ただし、アレルギーや腎臓に不安のある子、食べ過ぎには注意が必要です。今回はキウイの注意点や与え方について解説します。
目次
犬が食べても良いキウイってどんな果物?

当初は「チャイニーズ・グーズベリー」と呼ばれていましたが、アメリカに輸出されるようになった際、ニュージーランドの国鳥「キーウィ(kiwi)」の名にちなんで「キウイフルーツ」と命名されました。
国内では愛媛県や福岡県、和歌山県が主な産地で、10〜11月に収穫されて翌年の6月まで出荷されます。
犬がキウイを食べるメリット・効果

水分量が豊富なので水を飲むのが苦手な子や暑い季節の熱中症対策にもよいでしょう。なお、キウイは体を冷やす果物です。下痢気味の子は控えるようにしてください。
ビタミンC
アスコルビン酸とも呼ばれ、生体内の異物を解毒する作用や、免疫機能を向上させる作用があります。人の場合、最も要求量の多いビタミンです。犬の場合は生体内の合成が可能です。レモン8個分ものビタミンCが含まれています。ビタミンE
トコフェロールとも呼ばれ、抗酸化作用を持ち、アンチエイジングに効果が期待されます。カリウム
身体の中にある不要なナトリウムを排出する働きがあります。犬へキウイを与える注意点

犬へキウイを与える注意点01:皮はNG
キウイの皮には食物繊維や葉酸、ビタミンE、そして抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれます。ただし犬にとっては消化に悪く、与えることはオススメしません。また、皮は農薬残留のリスクがあります。消化にも良くないため、きちんと皮をむいてから与えるようにしましょう。誤飲してしまうと胃や腸に残り、嘔吐や下痢などを起こす可能性があります。
犬へキウイを与える注意点02:種はOK
キウイの種は犬が食べても大丈夫です。種には食物繊維や脳や目の機能をサポートするオメガ3脂肪酸が含まれます。基本的には消化されずに排泄されますが、便の流れを良くして消化をサポートしてくれます。※参照:「CAN I EAT THE SKIN OF KIWIFRUIT?」「Are Kiwi Seeds Good For You?」(Zespri)
犬へキウイを与える注意点03:アレルギー

キウイは桃やメロンなどと並んでアレルギーの原因になる果物です。
与えて数時間後に口や目のまわりを痒がる、食べたら嘔吐するという場合はキウイに対してアレルギーがある可能性があります。
- 下痢
- 嘔吐
- 皮膚をかゆがる
- 元気がない
- 目の充血
このような症状が見られる場合、すぐに動物病院へ相談してください。その際に、どの程度、いつ食べたかをきちんと説明するようにしましょう。
キウイに限らず、犬にとって初めての食べ物を与えるのは、摂取後しばらく様子を見られる時にしましょう。食べさせた後に一緒にいられない場合は、その後の様子を観察することができないので、与えるべきではありません。
犬へキウイを与える注意点04:肥満に注意
キウイは犬にとっても健康に良い食べ物ですが、毎日与える必要はありません。与え過ぎは過剰な糖分摂取になり、肥満になる可能性があります。特にダイエット中のワンちゃんは注意が必要です。
犬へキウイを与える注意点05:腎臓病
キウイに含まれるカリウムは、過剰な塩分を排出してナトリウムとのバランスを保ち、血圧を安定させる効果があります。一方で、腎臓が弱っている場合は過剰になり心臓にダメージを与えてしまいます。そのため、腎臓病のワンちゃんへは与えない方が良いでしょう。
まとめ

キウイはアレルギー食品のため摂取後は要観察
便秘解消・水分補給に効果あり
毎日与える必要はない
過剰摂取は肥満の原因に
キウイを使った犬用おやつがオススメ
お出かけやトレーニング時にもおすすめな愛犬用おやつ
ペトコトフーズのおやつは四国産若どりや鹿児島県産の紫いも、青森県産のりんごなど国産食材をふんだんに使用し、獣医師が監修した保存料無添加のおやつです。
- 全犬種・全年齢が対象!
- フリーズドライ製法なので常温保存可能!
- ジッパー付きのパッケージで散歩のお供にも!
水に浸すと食材本来の歯応えに戻るため子犬からシニア犬まで楽しんでいただけます。
※おやつやトッピングとして与える場合、与える量は1日の最適カロリー量の10%以内になるようにしてください。1日の最適カロリー量はペトコトフーズの「食事量計算機」(無料)で簡単にわかります。
公式サイトでおやつの詳細を見る
この記事の監修者
ニック・ケイブ(Nick Cave)獣医師
米国獣医栄養学専門医・PETOKOTO FOODS監修
マッセー大学獣医学部小動物内科にて一般診療に従事した後、2000年に獣医学修士号を取得(研究テーマ:犬と猫の食物アレルギーにおける栄養管理)。
2004年にはカリフォルニア大学デービス校で栄養学と免疫学の博士号を取得し、小動物臨床栄養の研修を修了。同年、米国獣医師栄養学会より米国獣医栄養学専門医に認定。
世界的な犬猫の栄養ガイドラインであるAAFCOを策定する WSAVA の設立メンバーであり、2005年より小動物医学および栄養学の准教授としてマッセー大学に復帰。
家族とともに犬2匹・猫・ヤモリと暮らしながら、犬猫の栄養学の専門家として研究・教育に携わっている。