猫は麦茶を飲んでも大丈夫! その成分や与える際の注意点などを解説

猫は麦茶を飲んでも大丈夫! その成分や与える際の注意点などを解説

ゴクゴクと飲みやすいため、冷蔵庫に常備してあることも多い麦茶。私たちにとっては、夏の定番ドリンクの一つです。そんな身近な飲み物である麦茶を猫が誤って飲んでしまったら……。実は、麦茶は猫が飲んでも大丈夫な飲み物です。そこで、猫に麦茶を与えるときの注意点や、その成分をまとめました。

猫は麦茶を飲んでも大丈夫!

ねこ

麦茶は猫が飲んでも大丈夫ですが、与える際には注意しておきたいこともあります。

最近は、ペットボトル入りの麦茶も多く販売されていますが、それらのなかには熱中症対策として、ミネラルが添加されているものがあります。猫に与える場合は、そういった添加物がないものを選んであげましょう。

尿結石ができやすい猫には与えないで

愛猫に尿結石の既往歴がある場合は、麦茶を与えることはやめておきましょう。麦茶には、カリウムなどのミネラル類が含まれていて、過剰摂取を続けると尿結石や尿血症などの病気につながる可能性があります。

健康な猫に少量を与えるならば問題はないですが、以前これらの病気にかかったことがあったり、体質的に結石ができやすかったりする猫に、麦茶を飲ませることはやめておきましょう。


麦茶の成分

麦茶

麦茶は、大麦の種子を煎じたものです。日本では、麦茶の前身である麦湯が平安時代から飲まれていたそう。古い歴史がある麦茶には、一体どんな成分が含まれているのか、詳しくみていきましょう。

麦茶の成分(100gあたり)
エネルギー(kcal) 1
水分(g) 99.7
脂質(g) 0.1
炭水化物(mg) 0.3
ナトリウム(㎎) 1
カリウム(㎎) 6


カリウムとナトリウム

ナトリウムとカリウムは相互に作用しながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして恒常性を維持しています。ナトリウムは過剰摂取すると高血圧やガンの可能性が高まります。また、カリウムは過剰摂取してしまうと腎臓の機能に異常をきたす恐れがあります。

麦茶パックの誤食に注意!

麦茶パック

麦茶は、自宅で水出ししたり煮出したりと、手軽に作れることも魅力の一つです。麦茶を家で作るために、麦茶パックを常備しているというひともいるのではないでしょうか。でも、この麦茶パックを誤って猫が食べてしまうこともあるようです。

特に、麦茶パックを丸ごとのみ込んだ場合、異物が胃に残る可能性があるほか、腸に詰まると腸閉塞を引き起こすこともあります。異物を誤飲した場合、食してからの時間経過によって対処が変わってきますが、気が付いた時点で動物病院へ連絡し、指示を仰いでください。

また、塩を飲ませて吐きださせるといった情報が、ネットなどで紹介されていることもありますが、素人が行うのはとても危険なので、自己判断で行わないようにしましょう。


健康な猫は麦茶を飲んでも大丈夫!

ねこ

私たちの夏に欠かせない麦茶は、猫が飲んでも大丈夫です。夏場になかなか水を飲んでくれない猫でも、麦茶なら飲んでくれるということもあるので、水分補給にうまく取り入れてみてはいかがでしょう。

とはいえ、猫にとって、麦茶は必ずしも必要な食べ物ではありません。そのため、猫が麦茶を飲まないからといって、無理に飲ませることはやめておきましょう。

※本記事は猫に麦茶を積極的に飲ませることを推奨するものではありません。猫に健康的な食べ物は、栄養がバランス良く摂れるように配合された総合栄養食としてのキャットフードです。雑食動物の人と違って猫は肉食動物です。人の体に良いからといって猫にも良いとは限りません。逆に悪影響となったり、必要な栄養の吸収を阻害したりすることもあります。

ただ、食事は飼い主と愛猫の絆を強くする大切な時間でもあります。同じものを食べたいと思ったり、欲しそうにしている愛猫に少しわけてあげたいと思ったりすることもあるでしょう。そんなときは必ず与えても大丈夫なのかを調べ、適切な与え方や量(あくまでおやつとして)を守り、様子を見ながら与えるようにしてください。


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