大切なペットに贈るお供えとは? 選び方やシーンに合わせたものを紹介

大切なペットに贈るお供えとは? 選び方やシーンに合わせたものを紹介

日々私たち癒やしを与えてくれる犬や猫たち。しかし、出会いがあれば別れもあるのがペットと暮らす上での宿命です。別れを受け止められず悲しむペットロスが社会問題として話題になることもありますが、大切な家族の一員だからこそ、お別れの際はきちんと供養をしてお供えする飼い主が増えています。今回は、ペットのお供えについて、選び方や友人のペットが亡くなってしまった場合に贈れるものなどを紹介します。

ペットのお供えとは?

犬 お供え 花

お供えとは、神様や仏様などの信仰の対象や、故人の霊などに捧げるものです。宗教によってお供えするものは大きく異なるので、どのような宗教の考えに基づいて祀られているのかを知る必要があります。

犬や猫の場合は、飼い主が信仰する宗教で供養されるのが一般的です。知り合いのペットが亡くなった場合は相手の方の宗教に基づいたお供えを準備しましょう。

場所に合わせた望ましいお供え物

ペットの遺骨

ペットの葬儀場の場合

犬や猫のお葬式に、お供え物を持参することもできます。愛犬・愛猫が好きだった食べものやおやつなどを置いてあげるといいでしょう

ペット霊園にあるお墓の場合

管理人の有無や掃除の頻度などにより、望ましいお供え物は変わってきます。こまめに手入れができる場所なら、生花など生ものを置いていっても問題ありません。霊園に確認してみましょう。

自宅にあるペットの仏壇

仏教徒で亡くなった愛犬・愛猫の仏壇を自宅に置く人は、自由なタイミングで好きなお供え物を置くことができます。

ただし、仏壇へのお供え物は基本的には捨てず、家族で食べるのが好ましいとされています。食べものをお供えする場合は、後から食べられるものにしましょう。


お供えは毎日すべき?

窓辺にいる猫

自宅に仏壇を持っている場合は、毎日お供えをするのが伝統的に理想と考えられてきましたが、現代ではライフスタイルも変わってきており、できる範囲でいいとされています。

ただ、仏壇にお祀りするからには祥月(しょうつき)命日(※)などの節目には、お供え物をするといいかもしれません。

クリスチャンの場合には亡くなった方やペットを祀りませんので、毎日のお供えは必要ありません。

もしクリスチャンのご友人などの家を訪れる際に手ぶらで伺うのは気が引ける場合は、明るく優しい印象のお花を持っていくとお悔やみの気持ちも伝わりやすくなります。

※祥月命日:1年に1回の命日。単に「月命日」の場合は、亡くなった日のみを指す。

愛犬へのお供え物

お花畑

生花

切り花や花束などは、ペットの仏壇やお墓にお供えする物として一般的に選ばれています。菊や蘭などの供花である必要はなく、犬や猫に似合うような可愛らしいお花でも問題ありません。

ただし、多頭飼いなどでほかにも犬や猫がいる場合には、花の種類に注意してください。菊をはじめアサガオやチューリップ、ユリ科の植物など犬や猫が口にすると危険な植物もあります。

最近では造花でもしっかり仏様への捧げ物としての役割を果たしてくれるともいわれているので、心配な方は造花も選択肢に入れてみてください。


プリザーブドフラワー

近年流行りのプリザーブドフラワーも、枯れないお花として人気があります。造花ではないので、生花のような繊細さがあります。

お供えして時間が経ったあと枯れたまま放置されてしまうよりは、プリザードフラワーの方が好ましいですが、こちらも生花同様に花の種類には注意が必要です。


食べ物

仏壇やお墓へのお供え物は、供えたことで亡くなった犬や猫が食べたと考えます。それを後から家族で食べることは問題ありませんし、食事を共にすること自体を供養とする考え方もあります。

ドッグフードやキャットフードに限らず、家族で食べられるものをお供えしてかまいません。

お墓へお供えする場合は残してしまうとカラスに食べられたりお墓を汚してしまったりしますので、何をお供えしたかに関わらず必ず持ち帰るのがマナーです。

友人のペットへのお供え物

キャンドルと花

犬や猫の仏壇・お墓が無いことも考えられますが、その場合は「お供え物」としてではなく、「お悔やみ」として贈ることができます。

生花

人間なら時期によってはブルーやグリーンを基調としたアレンジメントにするのがマナーといわれることもありますが、犬や猫の場合、愛犬・愛猫を失った飼い主の気持ちを癒やすような優しい色合いのアレンジメントを意識すれば、そこまで厳格な決まりはありません。

人間へのお供え物としてはトゲがあることからタブーとされているバラなども、色合いなどの調和が取れていれば無理に排除する必要もありません。

ろうそくやキャンドル

ろうそくやキャンドルは、宗教を問わずに贈ることができます。炎が優しく揺れるものであれば、デザイン性のあるキャンドルの中から自由に選んでも大丈夫です。

お供えをもらったら、お返しは必要?

手紙

現実的な話にはなりますが、いただくお供えがよっぽど高価なものでない限りは、お返しは不要です。

お返しをすると、相手が逆に恐縮に思うことも考えられます。何かお返ししたいという場合には、かしこまりすぎない便箋などでお礼状などを送るといいかもしれません。

まとめ

おでこを合わせる人と犬

飼い主の宗派に合ったお供えを
場所やルールに合わせた供養を
お供えは、お花や食べ物などさまざま
愛犬・愛猫が好きだったものをお供えにしましょう

さまざまな形式やマナーがありますが、それらにとらわれるよりも家族から想ってもらえることのほうが、ペットたちも幸せなはずです。第一に愛犬や愛猫のことを想うこと。その次についてくるのが儀式と考えるようにしましょう。




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