猫にクッキーを与えるのはNG!猫用クッキーや猫モチーフまで栄養管理士が紹介
猫は人間用のクッキーを食べられませんが、猫用クッキーなら食べても大丈夫です。猫にクッキーを与えてはいけない理由や人間用の猫モチーフクッキーまで、ペット栄養管理士が紹介します
猫にヒト用のクッキーを与えるのはNG
猫にヒト用のクッキーを与えてはいけない理由として、以下2つの理由が挙げられます。
- 猫に過剰な成分が含まれている
- NG食材が含まれている可能性
1. 猫に過剰な成分が含まれている
クッキーは小麦粉に砂糖、塩、卵、牛乳、バターなどを加えて焼いたものです。ヒト用のクッキーは私たちが美味しく食べるのに適した配合になっていますか、猫には砂糖や塩などの成分が過剰な可能性があります。肥満や糖尿病、膵炎など病気の原因になりますので、猫にヒト用のクッキーを与えてはいけません。ちなみに、猫は甘いものを感じる味覚を持ちません。人間は「酸味」「苦味」「塩味」「甘味」「旨味」を感じられますが、猫は「酸味」「苦味」「塩味」の3種類だけです。甘いものを欲しがる猫も多くいるようですが、それは甘いからではなく、香りや舌触りに興味を持っているのかもしれません。
2. NG食材が含まれている可能性
クッキーにはチョコレートや紅茶(カフェイン)、レーズン、キシリトールなど猫が食べると中毒症状を起こすものが入っている可能性があります。猫が食べてはいけないものは、以下の関連記事にまとめてありますので、ご確認ください。猫用クッキーなら猫が食べても大丈夫
猫用クッキーなら猫のために成分が調整されていますので、猫に与えても大丈夫です。アレルギーや与え過ぎには注意してください。おやつとして与える場合、1日の最適カロリー量の10%以内が目安です。猫用プロバイオクッキー
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猫に人用のクッキーは食べさせないで
おやつに人気のクッキーですが、猫に与えるのはおすすめできません。もちろん、少量を誤って猫が食べたからといって、すぐに体に大きな症状が出ることは少ないといえます。しかし肥満や糖尿病など長期的なリスクを避けるためには、猫にクッキーは食べさせないでおきましょう。もし誤って猫がクッキーを食べてしまったら、しばらくは様子を見て、気になる症状が出た場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。
気になることがあれば専門家に聞いてみよう!
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