
ユリは美しい見た目から観賞用や贈答用として人気の高い花ですが、犬にとっては非常に危険な植物です。万が一口にしてしまうと、嘔吐・下痢・食欲不振・元気消失などの中毒症状があらわれ、重症化すれば腎不全など命にかかわるリスクもあります。 今回は、犬がユリを食べたときの症状や致死量、ユリ中毒が疑われるときの対処法について、獣医師監修のもと解説します。節分やお祝いの花束に含まれる可能性のあるユリの花粉を舐めた、庭に咲いたユリを誤って口にしてしまったなど、日常の中で起こりうる事故を未然に防ぐためにも、正しい知識を身につけておきましょう。
犬がユリを口にした場合の危険性
犬がユリを口にした場合、主に「嘔吐」や「食欲不振」「沈うつ」「腎不全」が生じ、他に「発作」「多飲多尿」などが生じます。
通常は2〜6時間で症状が出現し、腎不全は3日以内に起こす可能性があります。猫に比べれば犬の緊急性は低いとされていますが、犬にとっても危険な植物であるには変わりはありません。
ユリの匂いや花粉でも中毒になる?
犬の場合、ユリの匂いを嗅いだだけで中毒になるリスクは低いとされています。しかし、花粉をなめたり体についた花粉を舐め取ったりすることで、体内に有害物質が入る可能性があります。
また、花瓶の水にも毒素が溶け出していることがあるため注意が必要です。室内にユリを飾る際は、犬が近づかない場所に置く、花粉が落ちないように花をこまめに手入れするなどの対策を取りましょう。
ユリを食べた時の対処法
病院に行く前に
的確な診断のためには、飼い主が正しく説明する必要があります。可能な限り、ユリの種類の特定と摂取経路を明らかにしておきましょう。
その上で、動物病院へ連絡し、食べ残したものを持って行きましょう。また、致死摂取量は体重や状態によって変わるため、少しでも食べた場合は念のため動物病院に電話することを推奨しています。
動物病院での主な治療法
解毒剤となる特効薬はありません。一般的に、すぐに催吐処置をするか、胃洗浄し、毒素を吸着することを目的とした活性炭を投与しなければいけません。
そして、腎不全により命の危険性もあるため、積極的に静脈内輸液をし、腎機能のモニター(血液検査)を3日間くらいは行う必要があります。その他、症状に応じた対症療法となります。
飼い主さんが無理に吐かせようとすると重症化する恐れがありますので、必ず獣医師の指示に従ってください。腎不全の症状が出てしまうと死亡率が高くなります。もっとも大事なことは、早期に対処することです。
まとめ
ユリは観賞用としても販売されていますが、公園などにも自生している植物です。身近な植物ですが、散歩中に愛犬が決して口にすることのないよう、注意しましょう。
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