犬に鹿肉を与えても大丈夫! 与え方・アレルギーの注意点などを紹介

犬に鹿肉を与えても大丈夫! 与え方・アレルギーの注意点などを紹介

ヘルシーなイメージの強い鶏肉や馬肉よりも低カロリー・高タンパクなお肉として注目されている鹿肉。犬の飼い主さんの中には愛犬に食べさせてみようと思った方も少なくないはず。鹿肉にはビタミンB群、アセチルカルニチンなどの嬉しい栄養が豊富に含まれており、犬が食べても大丈夫な食材です。今回は、犬に鹿肉を与える際の注意点や鹿肉おやつなどを紹介します。

犬に鹿肉をあげる際の注意点

パグ

栄養満点で犬にも嬉しい成分が多く含まれている鹿肉ですが、与え方などを一歩間違えてしまうと危険が伴うことも。注意点を確認しておきましょう。

なお、総合栄養食にトッピングしたり、おやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」で簡単に計算することができます。

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生肉には危険が伴います

鹿肉に限らず、生肉には酵素が多く含まれているため犬に与えると、老犬でも毛艶がよくなる効果が期待できます。また、生肉は嗜好性が高く、ご飯に対する食いつきがよくなることもあります。

しかし、生肉はO157(腸管出血性大腸菌)やサルモネラ属菌などの食中毒だけでなく、E型肝炎に感染する可能性もあります。

日本では2003年の4月に兵庫県で野生の鹿肉を生で食べた人がE型肝炎に感染する事例が報告されています。万が一の事態に備えるためにも、犬に鹿肉を与える際は十分に火を通したものをあげることを推奨します。

<E型肝炎>

E型肝炎とは、E型肝炎ウイルスによる一過性の急性肝炎です。症状は食欲不振や嘔吐、発熱などが挙げられますが、E型肝炎の致死率は高く、十分に気をつける必要があります。



鹿肉アレルギーの可能性

食物アレルギーには、生まれつきの体質による先天性アレルギーと、長い期間同じ食材を食べることで発症する後天性アレルギーがあります。

鹿肉は牛肉や豚肉に比べると、「低アレルゲンの食品」といわれていますが、鹿肉アレルギーを持っている子もいるので最初は少量を食べさせることからスタートさせてあげましょう。アレルギーには以下の症状などが見られます。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 皮膚の痒み
  • 元気がない
  • 目の充血

上記のような症状があれば、すぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。


腎臓に疾患を持っている場合は与えないで

鹿肉はたんぱく質が豊富な食材です。犬がダイエットをしていたり、皮膚の健康を促したりする場合は、たんぱく質を摂取することは効果的といえます。

しかし、腎不全や慢性腎臓病など腎臓に疾患を抱えている場合にたんぱく質が豊富な食材を摂取してしまうと、病気の症状が悪化してしまう恐れがあります。


与える頻度に注意

鹿肉は嗜好性が高いので、鹿肉ばかりあげてしまうと普段のドッグフードを食べなくなる恐れがあります。

犬は元々肉食動物だったため、「鹿肉のみを食べていても犬は健康に過ごせる」という意見もありますが、犬が体内の臓器などに疾患を持っている際などは療養食や総合栄養食が推奨されています。


鹿肉に含まれる栄養素

鹿肉

たんぱく質(アミノ酸)

たんぱく質は、消化されることで、アミノ酸に分解され、小腸から体内に吸収されます。そのため、肉食動物に近い雑食性動物の犬にとって、たんぱく質はエネルギー源とされています。

脂質

鹿肉には、脂質の中でも不飽和脂肪酸の割合が多いのが特徴です。これは主に魚に多く含まれている成分で、血液をサラサラにする効果があります。

ビタミンB群

ビタミンB群とは、エネルギーを作リ出す役割をする「ビタミンB1」や皮膚や粘膜を健康に保つ「ビタミンB2」、筋肉や血液の作成を補助する「ビタミンB6」などの総称です。

ナトリウムとカリウム

ナトリウムとカリウムは相互に作用しながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして恒常性を維持することに役立ちます。

ただし、ナトリウムは過剰摂取すると高血圧やガンの可能性が高まります。また、カリウムは過剰摂取してしまうと腎臓の機能に異常を来たす恐れがあります。

リン

リンは歯や骨を丈夫に保ったり、神経や筋肉を正常に保ったりする効果があります。

アセチルカルニチン

アセチルカルニチンは、脳の機能を向上させる働きを持っています。鹿肉には、牛肉の約2倍のアセチルカルニチンが含まれています。


鹿肉を使ったおやつ

鹿肉を使ったおやつは、普段食べているドッグフードに混ぜやすいミンチタイプから、歯ごたえを楽しむことができるジャーキータイプまで種類が豊富です。

鹿肉パラパラミンチ

鹿肉ジャーキー

まとめ

笑顔の犬

腎臓病の犬には与えないで
嗜好性の高い食材です
与える際は十分に熱を通したものを

基本的に鹿肉だけですと、栄養に偏りが出てしまうので、ドッグフードのトッピングやおやつとして適量をあげることをオススメします。

人間にとって美味しい食材でも、犬にとっては危険な食べ物もたくさんあります。それらをきちんと理解した上で、楽しいペットとの食ライフを過ごしてくださいね!



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