【専門家監修】犬はきゅうりを食べられる? きゅうりの成分や与える際の注意点を解説

きゅうりは、犬が食べても大丈夫な食材の1つです。きゅうりは90%以上が水分でできており、ナトリウムや脂肪分が非常に少なく低カロリーです。そのため、ダイエット中の犬のご飯のかさ増しとして使ったり、熱中症対策の水分補給としておやつ代わりに与えたりすることができます。しかしいくつか注意すべきこともあります。今回は、きゅうりの成分や与える際の注意点についてご紹介します。

この記事を監修している専門家


日本獣医生命科学大学獣医保健看護学科 小田民美講師

日本獣医生命科学大学 獣医保健看護学科卒業。2014年3月に犬猫の消化管ホルモンの遺伝子解析および糖代謝調整についての研究で博士号(獣医保健看護学)を取得。同年4月より同大学獣医保健看護学臨床部門 助教。2017年より現職。代謝栄養学分野に所属し小動物臨床栄養学、動物看護学全般を担当。日本獣医生命科学大学付属動物医療センター動物看護師 兼務。動物看護師統一認定機構「認定動物看護師」。日本ペット栄養学会認定「ペット栄養管理士」。一般社団法人「日本動物看護職協会」理事。


犬にきゅうりを与える際の注意点

きゅうりを食べる犬

総合栄養食へのトッピングやおやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」で簡単に計算することができます。

フード診断を受けてみる

ウリ科アレルギーの可能性

アレルギーは、生まれつきの体質による先天性アレルギーと、長い期間同じ食材を食べることにより発症する可能性がある後天性アレルギーがあります。

きゅうりは、スイカやメロンなどと同じウリ科の食材です。これらを初めて与える際は、少量からスタートしましょう。以下の症状が見られた場合は、アレルギーの可能性があります。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 皮膚のかゆみ
  • 元気がない
  • 目の充血

きゅうりを食べた際に上記のような症状が現れた場合は、獣医師に相談しましょう。


下痢や嘔吐

きゅうりには水分が90%以上含まれており、体を冷やす野菜です。そのため、与え過ぎると胃腸に負担がかかり、下痢や嘔吐を引き起こしてしまう可能性があります。

また、お腹を冷やしてしまう原因にもなりますので、夏場であっても与え過ぎには注意しましょう。


喉に詰まらせる恐れがある

犬は食事の際、あまり咀嚼せずに飲み込むことが多いです。そのため、硬いきゅうりを大きいまま与えてしまうと、喉に詰まらせる可能性があります。きゅうりを与える際は、小さく切ってから与えるようにしましょう。

きゅうりの栄養成分

きゅうり

βカロテン

きゅうりの皮にはβカロテンが含まれています。皮膚や被毛の健康をサポートし、視力維持にも役立ちます。そして呼吸器系統の健康を守る働きもあります。

カリウム

カリウムは塩分を排出する働きがあり、血圧を維持してくれます。また、利尿作用が体内の水分量を調整してくれるため、代謝が良くなります。

ビタミンK

血液と骨の健康維持に欠かせない成分です。この成分が欠如すると、骨が弱くなったり、万が一出血した際に血が止まりにくくなったりします。

まとめ

犬
熱中症予防や水分補給におすすめ
与え過ぎによる下痢や嘔吐に注意
喉に詰まらせないよう小さく切ってから与える

カロリーが低く食べごたえのあるきゅうりは、犬のおやつにぴったりですが、与え過ぎには十分注意してくださいね。

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