犬はクランベリーを食べても大丈夫! 尿路結石や膀胱炎予防に効果的、ただし注意点も

日本ではクランベリーをそのまま食べる機会は少ないかもしれません。しかし、ジャムやジュース、お菓子などによく使われているため、口にしたことがある方は多いはず。甘酸っぱさが特徴的なクランベリーは、犬にとって嬉しい成分がたっぷり含まれています。今回は、クランベリーが犬に与える影響や、食べさせるときの注意点などをご紹介します。

犬にも嬉しい効果が期待できます

クランベリー

クランベリーの与え方

クランベリーは犬が食べても大丈夫な果物です。愛犬に生のクランベリーを与える際は、ヘタや種を取り除き、愛犬の様子を見ながら少量ずつ与えるようにしてください。

おやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」で簡単に計算することができます。

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膀胱炎やストルバイト結石の予防におすすめ

クランベリーに含まれるキナ酸は、膀胱炎やストルバイト結石の予防効果が期待できます。膀胱炎やストルバイト結石は、どちらも再発しやすい病気ですので、お悩みの飼い主さんは、愛犬にクランベリーエキスが含まれているサプリメントを与えることを検討してみてはいかがでしょうか。


飼い主さんの声

犬とクランベリー
Photo by 6haruharuさん Thanks!

飼い主さんの声

わが家ではドライのクランベリーを毎食小さなスプーンで1杯与えてます。粒にすると1粒程度かと思います(1日2粒になります)。うちの仔はストルバイトになったことがあるので予防のために……。クランベリーのナチュラルなものがなかなか手に入らないので、旬の季節には国産のもののみ、やはり2粒くらい与えてます。(6haruharuさん)


犬にクランベリーを与える際の注意点

クランベリー

シュウ酸カルシウム結石の犬には与えない

クランベリーは、尿のアルカリ性を酸性化する働きがあります。そのため、シュウ酸カルシウム結石の犬には、クランベリーは与えないようにしてください。

ストルバイト結石は、アルカリ性に傾いた尿が原因で発症します。しかし、シュウ酸カルシウム結石は、尿の酸性化が原因で発症するためです。

人間用の加工食品は与えない

日本では生のクランベリーを購入する機会は少なく、私たちがクランベリーを口にするときは、ジュースやクッキーなどに加工されたものがほとんどだと思います。しかし、人間用に加工された食品は、砂糖や塩、添加物などが含まれている場合があります。そのため、犬には与えないようにしましょう。

クランベリージュースやクッキー、ジャムなどは、決して与えないでください。

クランベリーの栄養素

クランベリー

ビタミンC

ビタミンCは、体を若々しく保ち、ガンを抑制する働きがあります。人間と違い、犬は体内でビタミンCを作ることができますが、年齢や体質によっては不足してしまうこともあります。

ポリフェノール

クランベリーに含まれるポリフェノールの一種「アントシアニン」は、視覚機能を改善するといわれています。しかし、科学的にはまだデータが不十分で、視覚機能の改善は立証されたわけではありません。

ペクチン

整腸作用があり、下痢や便秘を改善する働きがあります。また、コレステロールの排出を促進するため、悪玉コレステロールの減少が期待できます。

キナ酸

体内で「馬尿酸」という物質に変化し、アルカリ性の尿を酸性に傾けます。それにより、細菌の増殖を防ぐ効果があります。

まとめ

犬とクランベリー
Photo by 6haruharuさん Thanks!

与える際は、ヘタや種を取り除き、与え過ぎないようにする
膀胱炎やストルバイト結石の改善に効果的
シュウ酸カルシウム結石の犬には与えない

膀胱炎やストルバイト結石の再発に悩んでいる飼い主さんは、獣医師に相談することはもちろんのこと、クランベリーやサプリを試してみるのも良いかもしれません。愛犬の食生活に、上手に取り入れていきたいですね。