【獣医師執筆】犬は桃を食べても大丈夫!栄養成分や与える際の注意点を解説

佐藤貴紀

獣医師/循環器科担当/認定医

【獣医師執筆】犬は桃を食べても大丈夫!栄養成分や与える際の注意点を解説

桃は、犬が食べても大丈夫な果物です。ただし糖分が含まれますので、食べ過ぎには注意が必要です。また、種には中毒成分が含まれますので、絶対に与えてはいけません。今回は、桃の栄養素や犬への与え方、注意点などをご紹介します。

目次
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TOP写真提供:dog_latte0710さん Thanks!

犬が食べて大丈夫な桃の栄養成分

桃
桃はカリウムやビタミンC、ナイアシン、アスパラギン酸が含まれ、犬が食べても大丈夫な食材です。中国では昔から邪気を払い、長寿をもらたす縁起物とされてきました。夏を代表する果物の一つです。

スイカ メロン マンゴー
エネルギー 38kcal 41kcal 45kcal 68kcal
糖質 8.4g 9.5g 9.5g 13.8g
カリウム 180mg 120mg 350mg 170mg
ビタミンC 8mg 10mg 25mg 20mg
ナイアシン 0.6mg 0.2mg 0.8mg 0.7mg
アスパラギン酸 260mg 35mg 100mg 57mg
※各100g当たり、参照:「食品成分データベース」(文部科学省)

桃に含まれる栄養素

栄養素
特徴
カリウム 過剰な塩分を排出してナトリウムとのバランスを保ち、血圧を安定させる効果があります。腎臓が弱っている場合は過剰になり心臓にダメージを与えてしまいます。摂取量に注意が必要です。
ビタミンC 強い抗酸化作用を持ち、がん予防やアンチエイジングの効果が期待されます。生体内の異物を解毒する作用や、免疫機能を向上させる作用もあります。犬は体内で合成することが可能です。
ナイアシン エネルギーを作り出したり脂質や糖質、タンパク質を代謝したりする補酵素として利用されます。不足すると「ペラグラ」と呼ばれる欠乏症を引き起こし、皮膚の炎症や下痢、認知症につながります。犬は体内でトリプトファンから合成できます。
アスパラギン酸 エネルギー源として利用されやすいアミノ酸の一つで、疲労物質である乳酸の分解を促進するため疲労回復効果もあります。カリウムやマグネシウムの吸収を高めてくれます。

犬への桃の与え方

桃
桃には水溶性食物繊維が豊富なため、腸内環境を整えてくれるほか、便秘解消にも効果が期待できます。またビタミン類も含まれているので、体の成長を補助してくれる働きがあります。

桃を犬に与える際は皮を剥き、種をきちんと取り除いてから与えましょう。桃の果実は柔らかいので消化は悪くありませんが、喉に詰まらせないよう、食べやすいサイズにカットしてあげてください。

犬に桃を与える際の注意点

犬と桃
Photo by yoppy.instaさん Thanks!

01【犬に桃を与える際の注意点】与え過ぎ

桃は水分補給にもぴったりな果物ですが、食べ過ぎると肥満や腎臓病になる可能性があります。

前提として、犬は総合栄養食のごはんを食べていれば、それ以外は与える必要はありません。

おやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。
PETOKOTO FOODS

ペトコトフーズが提供する「食事量計算機(無料)を使っていただくと、1日の最適カロリー量を知ることができます。

例えば1日の最適カロリー量が125kcalのワンちゃんに100gあたり400kcalのドッグフードを与えている場合、1日の最適な食事量は31gとなります。

なお、生後4ヶ月以上、1歳未満の子犬の場合は食事量計算機で表示された1〜1.5倍の量を、生後4ヶ月未満の場合には2倍の量を与えてくださいね。

02【犬に桃を与える際の注意点】アレルギー

食物アレルギーには、生まれつきの体質による先天性アレルギーと、長い期間同じ食材を食べることで発症する後天性アレルギーがあります。

初めて食べる食材を与える際は少量からスタートさせてあげましょう。アレルギーには以下の症状になる可能性が挙げられます。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 皮膚の痒み
  • 元気がない
  • 目の充血

上記のような症状があれば、すぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。一方で、アレルギーテストで陽性が出たから食べられないと思う飼い主さんも多いですが、それは間違いです。症状が出ていなければ食べさせても問題ありませんので、特定の食材を食べさせてアレルギー反応が出るか確認してみてください。

03【犬に桃を与える際の注意点】皮はNG

皮は、農薬残留の危険性があります。また、消化にも良くないため、桃の皮は与えないようにしましょう。

04【犬に桃を与える際の注意点】種の誤飲はNG

桃の種には、「アミグダリン」と呼ばれる物質が含まれています。アミグダリンは、動物の体内に入ると「β-グルコシダーゼ」という酵素によって分解され、「シアン化水素」という物質が発生します。シアン化水素は、非常に毒性が強く、有害な物質です。

シアン化水素は人も中毒症状を起こします。梅やびわ、桃の未成熟な果実にも含まれるため、食べてはいけません。シアン化中毒が発症すると、粘膜の充血、呼吸促迫、頻脈、嘔吐、痙攣などの症状が見られ、最悪の場合、死に至ります。

桃の種は大きくて硬いため、誤飲すると胃や腸に残り、嘔吐や下痢、腸閉塞などを起こす可能性もあります。そのため、種は絶対に食べさせないようにしましょう。

05【犬に桃を与える際の注意点】缶詰はNG

桃の缶詰はシロップ漬けにされていることが多く、大量の砂糖を含んでいます。砂糖は犬の健康によくないため、缶詰の桃は与えないでください。

また、桃のアイスや桃のヨーグルトも砂糖が入っていることが多いため、注意が必要です。

愛犬のごはんに桃を添えるアレンジレシピ

PETOKOTO FOODSに桃をトッピング
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まとめ

犬
与える際は小さく切ってからあげる
皮や種は与えない
与え過ぎによる肥満や腎臓疾患に注意
与える際の注意点を守り、甘くてジューシな桃を愛犬と一緒にぜひ楽しんでください!

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※おやつやトッピングとして与える場合、与える量は1日の最適カロリー量の10%以内になるようにしてください。1日の最適カロリー量はペトコトフーズの「食事量計算機(無料)で簡単にわかります。
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