
白菜は犬が食べても大丈夫な野菜ですが、芯が硬いため茹でて与えるのがおすすめです。カリウムを多く含むため腎臓が弱い子は注意が必要です。今回は与えていい量や与え方の注意点について解説します。
犬は白菜を食べても大丈夫!

また、白菜やキャベツ、大根などのアブラナ科の野菜には「イソチオシアネート」という辛味成分が含まれ、食欲増進効果やがんの予防効果が期待されています。
白菜に含まれる栄養素
| エネルギー | 13kcal |
|---|---|
| 水分 | 95.4g |
| カリウム | 160mg |
| カルシウム | 43mg |
| βカロテン | 130μg |
| ビタミンK | 87μg |
| 葉酸 | 42μg |
| 食物繊維 | 1.4g |
| カリウム | 過剰な塩分を排出してナトリウムとのバランスを保ち、血圧を安定させる効果があります。結石を作りにくくする作用もあります。腎臓が弱っている場合は過剰になり心臓にダメージを与えてしまいます。摂取量に注意が必要です。 |
|---|---|
| カルシウム | カルシウムは骨や歯の材料になるだけでなく、神経の情報伝達にも重要な役割を持ちます。カルシウムは不足したときだけでなく、過剰摂取でも整形外科疾患のリスクを高めます。 |
| βカロテン | 犬はβカロテンを体内でビタミンAに合成することができます。ビタミンAは健康な被毛を保ち、視力維持にも役立ちます。不足することで免疫力の低下や骨の形成不全につながります。 |
| ビタミンK | ビタミンKは血液凝固や骨の形成に欠かせません。犬や猫は腸内細菌によって体内で合成されるため、食事から補給する必要性は低いとされています。 |
| 葉酸 | 体の細胞の生まれ変わりや成長をサポートするという大切な役割を持ち、「造血のビタミン」と呼ばれます。不足すると貧血や免疫力の低下につながります。 |
| 食物繊維 | 腸内細菌のエサとなって腸内環境を改善したり、食後の血糖上昇をゆるやかにして糖尿病を予防したりします。水溶性は満腹感の持続や下痢の改善、不溶性は便秘の改善などの効果が期待できます。 |
犬への白菜の与え方

細かくカットして与える
犬は白菜の芯も食べることができます。芯も含め、生のままだと硬く消化が良くなかったり詰まらせたりする可能性があります。茹でて柔らかくして細かく刻んでから与えましょう。切る際は繊維に沿って斜めに切る「そぎ切り」にすると火が通りやすくなります。加熱して与える
白菜は生で食べてもすぐに問題になることはありませんが、消化不良になる可能性もあります。加熱調理することで消化が良くなり、「グルコシノレート/ゴイトロゲン」のリスクを下げることもできます。一方で、茹ですぎるとビタミンも出てしまいますので、茹で時間は1分を目安にしてください。適量を与える
白菜を総合栄養食にトッピングしたり、おやつとして与えたりする場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。犬に白菜の加工品は与えても大丈夫?

犬に白菜を与える際の注意点
- グルコシノレート/ゴイトロゲン
- アレルギー
グルコシノレート/ゴイトロゲンの摂取に注意
グルコシノレートや体内で分解してできるゴイトロゲンは、甲状腺を腫れさせる物質で甲状腺機能低下症や甲状腺腫瘍、甲状腺癌を引き起こす可能性があります。加熱調理で不活性化しますし、毎日大量に食べない限り大きな問題になることはありません。アレルギーに注意
白菜はアレルギー報告の多い食材ではありませんが、可能性はゼロではありません。食後に体を痒がったり、嘔吐・下痢が見られる場合は動物病院に行くようにしてください。なお、アレルギー検査で陽性が出た食材は食べられないと考える飼い主さんが少なくありませんが、実際にアレルギー症状が出ていなければ与えても問題ありません。誤解から愛犬の食の選択肢を狭めてしまわないように、以下の記事も参考にしてください。
まとめ

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※お腹が弱いワンちゃんには、しっかり解凍してから与えるようにしてください。
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この記事の監修者
ニック・ケイブ(Nick Cave)獣医師
米国獣医栄養学専門医・PETOKOTO FOODS監修
マッセー大学獣医学部小動物内科にて一般診療に従事した後、2000年に獣医学修士号を取得(研究テーマ:犬と猫の食物アレルギーにおける栄養管理)。
2004年にはカリフォルニア大学デービス校で栄養学と免疫学の博士号を取得し、小動物臨床栄養の研修を修了。同年、米国獣医師栄養学会より米国獣医栄養学専門医に認定。
世界的な犬猫の栄養ガイドラインであるAAFCOを策定する WSAVA の設立メンバーであり、2005年より小動物医学および栄養学の准教授としてマッセー大学に復帰。
家族とともに犬2匹・猫・ヤモリと暮らしながら、犬猫の栄養学の専門家として研究・教育に携わっている。