犬は栗を食べても大丈夫!アレルギーや肥満に注意

犬は栗を食べても大丈夫!アレルギーや肥満に注意

栗は9〜10月にかけて食べ頃になります。秋になると栗ご飯を食べる家庭も多いかもしれません。栗は犬と一緒に楽しめる食材です。今回は、栗に含まれている栄養素や与える際の注意点について紹介します。

犬は栗を食べても大丈夫

栗

栗は炭水化物やビタミンB1、ビタミンC、鉄、食物繊維などを多く含み栄養価が高く、犬が食べても大丈夫な食材です。渋皮には抗酸化作用のあるタンニンが含まれ、腸の活動を落ち着かせるため下痢気味の子にもオススメです。

栗の種類は、私たちがよく食べているニホングリ、天津甘栗でお馴染みのチュウゴクグリ、モンブラン等のお菓子で使われるヨーロッパグリ、日本人はあまり食べる機会のないアメリカ栗と大きく4つに分けることができます。今回は一番私たちがよく食べているニホングリに含まれている栄養素について紹介します。

ビタミンB1(チアミン)

ビタミンB1は、糖質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜を健康に維持する助ける働きをします。犬の場合、ビタミンB1が不足すると心臓肥大や四肢失調につながります。

ビタミンC

少し意外ですが、栗にはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCはアスコルビン酸とも呼ばれ、生体内の異物解毒や免疫機能を促進します。

一般的には、加熱するとビタミンCはなくなってしまいますが、栗の場合デンプンがビタミンCを守るため、ビタミンCの減少率が低いとされています。

ビタミンE

ビタミンEには抗酸化作用があり、エイジングケアが期待できます。ビタミンEは油と一緒に摂ることで吸収力が高まります。

タンニン

タンニンは栗の渋皮に含まれている成分で、ポリフェノールの一種です。タンニンを摂取すると、コレステロールの酸化を防ぐことによって動脈硬化のリスクを下げることが期待できます。

カリウム

カリウムはナトリウムとバランスを取りながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして体内の恒常性を保つ働きがあります。むくみや高血圧の予防に効果的です。

犬に栗を食べさせる際の注意点

座る犬

総合栄養食へのトッピングやおやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」で簡単に計算することができます。

フード診断を受けてみる

下痢

栗には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維はお通じの流れを良くする働きがあります。ただし、犬が下痢をしていたり、消化能力が弱っている場合はあげないようにしましょう。


アレルギー

栗に対してアレルギーを持っている子もいます。栗のアレルギーは稀といわれていますが、最初は少量を食べさせることからスタートしてあげましょう。

目が充血する、体を痒がるなどといった症状が見られた場合、アレルギーを発症している可能性があるので、動物病院で診察してもらいましょう。


栗の与え方

見つめる黒い犬

生の栗は硬く消化づらいので、柔らかくなるまで加熱してからあげましょう。鬼皮(殻)や渋皮は取り除くようにしてください。鬼皮はとても硬く、消化器官に詰まったり傷をつけたりする恐れがあります。

市販の加熱済みの甘栗は、原材料が栗だけであれば犬に食べさせても問題ありません。モンブランや栗ようかん、マロングラッセなどの加工品には砂糖などが多く使用されているので、与えないようにしましょう。

まとめ

犬

皮膚や粘膜の健康維持、免疫機能の促進などの効果がある
アレルギーや下痢に注意
犬は基本的に総合栄養食を食べていれば健康的に過ごせます。人間が普段食べている食材でも、犬が食べてはいけないものも多数存在するので、栗に限らず「この食べ物を犬は食べていいのかな?」と疑問に思った場合は、すぐに調べるようにしましょう。

なお、本稿は以下を参照して執筆しております。


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