
ドラゴンリーってどんな猫?性格や寿命、体重などの特徴、里親からの迎え方などを紹介!
新種といわれる猫の中には、実は発見されたのが最近であるだけで猫種としての歴史は古いという猫たちがいます。今回ご紹介するドラゴンリーも、そんな猫種のひとつです。
ドラゴンリーとは

Photo by Definitive1 - Dragon Li (Li Hua Mau / Li Hua Mao), Link
英語表記 | Dragon Li(ほかにChinese Li Hua、China Li Huaとも) |
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原産国 | 中国 |
サイズ | 中型 |
体高 | 約25.5〜35.5cm |
体重 | 約4〜5.5kg |
寿命 | 約9〜16年 |
ドラゴンリーは、中国生まれの猫種です。中国語では「貍花貓」と表記します。発見されたのは2000年代に入ってからですが、その歴史は古く、紀元前1300年頃から存在する中国で最も古い猫種のひとつではないかといわれています。
ドラゴンリーは、人間の手によって意図的に作られた品種ではなく、山猫から派生して生まれた猫種です。
ドラゴンリーの性格
ドラゴンリーは、愛情深く、機敏で、遊び心と知性のある猫種です。犬のように芸を覚えることでも知られており、子供やほかのペットのいる家庭にも向いています。ドラゴンリーの育て方
ドラゴンリーは、家族への愛情の深さで知られています。が、同時に素晴らしいハンターでもあります。ネズミなどの小動物を獲ってくることもあるかもしれません。ドラゴンリーのケア(シャンプー/ブラッシング)
ドラゴンリーはダブルコートを持つ猫種ですが、短毛種なので、週に一度ほどのブラッシングで毛玉をケアする程度で大丈夫です。ドラゴンリーのかかりやすい病気

ドラゴンリーには、特別かかりやすい病気があるとはいわれていません。猫の病気に関する知識や、体重の測り方、マダニなどの害虫から守る方法などを知っておくとよいでしょう。
ドラゴンリーの食事

猫の食べ物は「エサ」と呼ばれていた時代から、家族の「ごはん」と呼ぶ時代へ変わりました。私たちと同じように、猫も栄養バランスの良いごはんを食べることで健康を維持することができます。ごはん選びをする際は、以下の2点を気を付けていただくといいでしょう。
1. 総合栄養食を適量与える
猫が必要とする栄養は人間と同じではありません。そこで生まれたのが「総合栄養食」と呼ばれるごはんです。おやつなど「一般食」や「副食」と呼ばれるごはんだけ食べていると体を壊してしまいますので、「総合栄養食」のごはんを選ぶようにしましょう。総合栄養食を食べていても与える量が少なければ痩せてしまいますし、多ければ太ってしまいます。パッケージに書かれた食事量は目安ですので、ボディ・コンディション・スコアで「3」の「理想体型」を維持できる量を与えるようにしてください。

※参照:「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」(環境省)
2. 添加物の少ない新鮮なごはんを選ぶ
猫のごはんと聞いて「カリカリ」と呼ばれる茶色い豆粒を想像される方も多いと思いますが、正しくは「ドライフード」と呼ばれる加工食品です。保存しやすく食いつきも良いことから猫のごはんとして一般的になりましたが、高温加熱によって食材本来の栄養が失われ、添加物も多く含まれることから見直しが進んでいます。そこで生まれたのが素材本来の旨味や香りが楽しめ、余計な添加物も入っていない「フレッシュフード」と呼ばれる新鮮なごはんです。PETOKOTO FOODSもその一つで、子猫からシニア猫(老猫)まで毎日のごはんにすることができます。もちろん総合栄養食です。

PETOKOTO FOODSの公式HPを見る
ドラゴンリーの迎え方
中国以外で見ることは非常に珍しいという猫種、ドラゴンリー。日本で出会うのは少し難しいかもしれません。保護猫から迎える

PETOKOTOの姉妹サイトである保護犬・保護猫のマッチングサイト「OMUSUBI」(お結び)にも募集している子がいるかもしれませんので、ぜひ覗いてみてくださいね!まずは保護猫から迎える選択肢をご検討ください。
募集情報を見る
ブリーダー・キャッテリーから迎える
猫を飼う際にメジャーになってきているのが、ブリーダーやキャッテリーから購入するという方法です。猫種に特化したところが多いので、その猫種ならではの飼い方や健康に関する注意点など、いろいろなことを聞けるのが魅力です。
ペットショップで迎える
とくに猫を飼うのが初めてという場合にはペットショップが便利です。猫用のおもちゃやフード、首輪などが一度に揃うだけではなく、大手ペットショップではマイクロチップを子猫すべてに埋め込んでいるところもあります。サービス面や評判など、インターネットで調べてから来店することをお勧めします。
ドラゴンリーを迎える前に理解を!
山猫から生まれたとされる、中国生まれの猫ドラゴンリーをご紹介しました。一緒に遊んで芸を教えて、まるで犬との生活のような毎日になりそうですね。参考文献