犬が夜寝ないのはなぜ?落ち着きがない、吠えるのには理由があります

犬が夜に寝てくれないと一人で悩んでいませんか? 落ち着きがない、吠えてしまうといったことには必ず理由があります。しかしその理由も、子犬なのか老犬なのかで異なりますし、寝る場所の環境や運動量によっても変わってきます。今回は、犬が夜寝ない理由と対策について解説します。

犬が夜寝ない理由と対策

犬が夜に寝ないというのは、飼い主さんにとってつらいことですね。しかし、犬が夜寝ないというのにも必ず理由があります。理由がわかれば対処方法もわかってきますので、愛犬の様子と比べながら読んでみてください。

環境に慣れていない・悪い

ソファーに座る犬

これは子犬など迎えたばっかりの子や旅行先、引っ越しした後で見られることがあります。慣れない環境で独りで寝ることに不安を感じるのは、犬だけではないと思います。しばらくは、ケージのそばで一緒に寝てあげるか、飼い主さんの寝室で一緒に寝かせてあげるといいでしょう。

また、考えられる理由に、ケージの場所が適切でないことがあります。玄関や人が出入りする通路やドア付近、テレビの近くなどのそばにケージがある場合は適切ではありません。ケージは「犬が安心できる場所」であるべきなので、配置にも気を配ってあげましょう。

体力が余っている

成犬で多いのが体力が余っている場合です。サイトや本などいろいろな場所に散歩の時間は書かれていますが、それは目安であり正確に決っているものではありません。

とはいえ、犬が疲れ果てるまで毎日運動させるのはかなり大変です。飼い主さん方が先に疲れてしまいますからね。そういう場合は散歩の時間を見直すだけでなく、散歩の内容を工夫してみましょう。信号待ちのときは、おすわりや待てをさせるなど頭を使わせたり、わざとゆっくり歩いたり早く歩いたり、同じ時間でも散歩の仕方を工夫するだけで疲れ方は変わってきます。

また、家で遊ぶときも頭を使った遊びをしたり、夕飯はコングなどの知育玩具にフードを詰めてあげたりすると夜寝やすくなると思います。


分離不安

分離不安とは、飼い主と離れることで不安になり過剰な吠えや自傷行動、粗相やいたずらをしてしまうことです。愛犬かわいさに、過保護になってしまうのも分離不安などの問題行動へ発展させてしまう可能性がありますので注意が必要です。

分離不安についての詳細は関連記事をご覧ください。


学習によるもの

犬の学習スピードは私たちが思っているよりも早いです。特に、教えようとしてないこと、私たちの無意識な癖や日常の動作を観察して関連付けるのがとても上手です。

いつまでも寝ないからと、夜遊んであげたり、おやつをあげたりしていませんか? 飼い主さんからしたら、「どうにかしてあげたい」としていたことも犬にとっては、「夜は寝ない方がいいことがある!」と余計に寝ない子にしてしまっていることもあります。

犬の学習、要求行動の詳細は関連記事をご覧ください。


認知症(痴呆症)

老犬になり、寝ないというのが目立ってきたのなら認知症の可能性も考えられます。これまでは、体内時計がしっかりとし、朝目覚め夜眠るということが当たり前にできていても、老犬になると難しくなります。

寝ている時間が伸び、変な時間に起きてしまうということも珍しくありません。気になる点があれば、早めに獣医師に相談することをおすすめします。


犬が夜寝ないで夜鳴きや吠える場合は早めの対策を

寝る子犬

ただ寝ないだけであれば、環境を整え、場合によっては無視をすることも必要になってきます。しかし、吠えの行動がある場合は話が変わってきます。吠えは飼い主さんだけでなく、ご近所の人にも迷惑をかけてしまうため、早めの対策が必要です。

困ったときは一人で悩まずは家族や飼い主仲間に相談してみてください。もちろん獣医師やトレーナーに相談することも大切です。