愛犬が布団にもぐり込んで来るけれど苦しくないの? 犬の気持ちと理由について  

愛犬が布団にもぐり込んで来るけれど苦しくないの? 犬の気持ちと理由について  

犬と暮らしている飼い主さんの中には、愛犬と一緒に添い寝をしている人もいるでしょう。ワンちゃんによっては、布団の上で寝たり、布団の中にもぐり込んできたりする子もいます。すっぽりと布団をかぶって寝ている犬たちは、苦しくないのでしょうか? 今回は犬が布団にもぐり込んで来る理由について紹介します。

犬はなぜ布団にもぐりたがるの?

布団をかぶる犬

犬がおうちの中でどこに寝るのかはそれぞれのおうちのルールもあるでしょうし、ワンちゃんの好みもあるでしょう。必ずしも布団にもぐり込んでくる子ばかりではありませんが、お布団が大好きな犬は多いです。

野生で生きていたときは布団のようなものに寝る習慣はなかったでしょうに、なぜ犬はお布団にもぐりこんでくるのでしょうか。

狭い場所は安心できる

犬が布団にもぐり込んでくるのは、お布団の中が安心できる場所だからです。犬は野生で生きていたときは、もちろん布団やそのたぐいのものにもぐりこんで寝ていたわけではありません。

しかし、地面に穴を掘ってそこで子育てをしていたため「暗くて狭い場所が安全である」「そこにいると安心できる」ということがDNAに刷り込まれているのです。

布団の中は寝心地が良いうえに、自分の身をすっぽり覆い隠す暗くて狭い場所で、犬が安心できる条件がそろっているのです。

寝心地がいいから

犬はフワフワしたやわらかいものが好きで、それを心地が良いと感じています。暑いときは少しでも涼を感じるためにフローリングなどの固い場所に寝ることもありますが、ソファにいるのが好きな子は多いですし、床に毛布などを敷いてあげると高確率でその上に寝ます。

布団は人間にとっても心地良いものですが、犬にとっても寝心地が良いものなのです。

寒いから

犬の祖先はオオカミ、もしくはオオカミの亜種とされています。オオカミは主に寒い地方に住んでいたことから、犬の体は寒さにある程度耐えられるようになっています。

しかし、犬の多くは寒い場所より適温の温かい場所で過ごすことを好みます。寒さでぎゅっと縮こまって寝るよりも温かい場所でリラックスして寝るのが好きなのです。

寒さには強いといっても、案外、犬は寒がり。室内飼育が多い現代ではその傾向はより強いかもしれません。冬の、特に夜間はおうちの中も冷えることが多いですし、そのようなときには犬も暖かい飼い主さんの布団にもぐり込みたくなるのでしょう。

飼い主さんとずっと一緒にいたいから

飼い主と犬

犬にとって飼い主さんは、お世話をしてくれる保護者でありリーダーであり、友達で家族です。つまり犬にとっては飼い主さんが全てであると言っても過言ではありません。

ですから、犬は飼い主さんに強い愛情を注ぎますし、一緒に過ごすことを望みますので寝るときも飼い主さんと一緒に寝たいのです。

飼い主さんの匂いがするから

犬は飼い主さんの匂いが好きですし、飼い主さんの匂いは犬を安心させます。飼い主さんが他の犬や動物に触ったり、何か別の匂いを付けたりして帰宅するとしつこくチェックされますね。知らない匂いを飼い主さんがつけてきたので、不審に思っているのです。

自分が信頼している飼い主さんの匂いに包まれて眠ることは犬にとってはうれしいことなので、布団にもぐり込みたくなるのでしょう。

犬は布団の中で息苦しくない?

布団に寝る犬

すっぽりお布団にもぐってしまうと、窒息するのではと心配になるかと思いますが、布団は通気性があるのでたいていの場合は大丈夫です。

犬も息苦しければ、自分で出てきますし、頭だけ布団から出して寝る子もいます。心配なときは頭を布団から出してあげるようにすると良いでしょう。

筆者が最初に介護をして看取った犬は布団にもぐりこんでくる子でした。顔だけ上手に出して、飼い主と頭を並べて寝ていました。気がつくと枕も使用しているときがあり、まるで人間のように布団に寝ていたことを思い出します。

犬と一緒に寝るときの注意点

ベッドに寝る犬


犬をつぶさないように

犬が布団にもぐり込んできたときに、心配なのは犬をつぶしてしまうことです。中型犬以上であればつぶしてしまう心配はあまりないでしょうが、体重が数キロ程度しかない小型犬は熟睡した飼い主さんが寝返りを打った際に誤ってつぶしてしまう危険があります。

チワワなどの一緒に寝るとつぶしてしまう懸念がある大きさの子は、犬専用のベッドなどを用意してあげて飼い主さんの布団にはもぐり込ませない方が良いでしょう。



清潔に保つ

犬が布団にもぐりこんでくると、飼い主さんとかなり密着して眠ることになります。お互いのためにも、お布団もワンちゃんも清潔に保ちましょう。

犬は散歩などで外に出る機会が多いため、ノミやダニ予防もしておくと良いですね。特に換毛期は短毛種であってもブラッシングして、抜け毛を取り除いてあげましょう。

ルールを決める

犬が布団を自分の場所だと勘違いしないためにも「どいて」「おりて」などのコマンドを覚えさせ、リーダーである飼い主の指示に従えるようにしっかりしつけましょう。


まとめ

布団から外を見る犬
犬が布団にもぐり込むのは安心できる場所だと感じているから
特に小型犬は寝返りなどでつぶさないよう注意が必要
愛犬も布団も清潔を保ちましょう
関係性を保つためにも「おりて」のコマンドをしつけましょう
大切なのは、愛犬との信頼関係です。飼い主がリーダーとして、安全・快適に愛犬と眠りましょう。


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