チートーってどんな猫?性格や寿命、体重、病気などの特徴、里親からの迎え方などを紹介!

チートーってどんな猫?性格や寿命、体重、病気などの特徴、里親からの迎え方などを紹介!

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野生の動物をどうしても飼ってみたい! という思いから生まれたチーターのような猫種「チートー」を紹介します。トイガーと似たコンセプトで生まれた猫種です。新しい猫種なのでどうしても情報が少ないですが、気をつけたほうが良い病気や被毛のケア、ベンガルやオシキャットとの違いについて紹介します。

チートーの基礎知識

チートー" photo credit: @lifeofbobcatさん Thank you!

英語表記 Cheetoh
原産国 アメリカ
サイズ 大型
体高 約30.5〜35.5cm
体重 約6.8〜10.4kg
寿命 約12〜14年

チートーはアメリカのアリゾナ州にある猫舎「Wind Haven Exotics」(ウインド・ヘイブン・エキゾティックス)で、キャロル・ドライモン(Carol Drymon)というブリーダーにより2001年に生み出された猫種です。オシキャットとベンガル猫を掛け合わせて生まれました。

チートーの性格

チートーは、遊ぶのが大好きで、賢く、フレンドリーな性格の持ち主です。

野性味のあるヤマネコのような見た目ですが、性格はおとなしく、家族と一緒にいる時間を好みます。常に注目を集めていたい猫なので、お子さんやほかのペットのいる大きな家族におすすめの猫種です。

チートーの特徴

チートーは、美しいヤマネコの見た目とイエネコの飼いやすさを備えた猫です。チーターによく似た模様が特徴で、タイガーから名前をとったトイガーと同様、チートーも、チーター(cheetah)のミニチュア版ということで「チートー(cheetoh)」と名付けられました。

チートーは、10kgを超えることもある大きな猫種です。オスのほうがメスよりも大きく、現存する猫種の中でも特に大きな猫として知られています。

後脚の方が前脚よりも長く、常に獲物を狙っているようなユニークな歩き方が特徴です。耳と目が大きく、顔の形は正三角形に見えます。

チートーとベンガル猫、オシキャットとの違い

チートーを生み出す際に掛け合わされたベンガル猫、オシキャットとの違いを見てみましょう。

チートーとベンガル猫との違い

ベンガル猫"/
ベンガル猫は、ロゼットと呼ばれるヒョウ柄のような模様が特徴の猫です。ベンガル猫の平均体重は2〜5.5kgで、チートーよりかなり小さいという違いがあります。

チートーとオシキャットとの違い

オシキャット
By Tom Bjornstad, Norway (User:ToB) - Tom Bjornstad, Norway (User:ToB), Copyrighted free use, Link
オシキャットもヒョウ柄の被毛を持つ猫です。オシキャットの平均体重は3〜7kgとベンガル猫に比べると大きいですが、10kgを超えることのあるチートーにはおよびません。

チートーの毛色

チートーは、短毛種です。被毛には、スノースポット、ブルーマーブル、ブラウンマーブル、スノーマーブル、シナモンスポット、シルバースポット、ブラウンスポットという種類があります。

すべてのチートーにはロゼットやスポットと呼ばれる模様があり、単色のチートーは存在しません。

スノースポット×ブルーアイ

チートー ブルーアイ photo credit: @littlemisssunshinecatさん Thank you!

チートーの育て方

チートーは非常に賢く、「まるで犬を飼っているようだ」と形容する飼い主もいるほどしつけやすい猫種です。犬に教えるようなトリック(芸)を教えてみるのもお勧めです。

チートーのケア(シャンプー/ブラッシング)

チートー アイキャッチ photo credit: @littlemisssunshinecatさん Thank you!

短毛種で抜け毛の少ないチートーは、猫アレルギーの症状が比較的出にくい猫種といわれています。ケアも非常に簡単で、週に一度程度のブラッシングで十分です。とはいえ飼い主とのふれあいを好む猫ですので、ブラッシングの時間も大切にしてあげたいですね。

チートーのかかりやすい病気

チートーには、特にかかりやすいといわれている病気はありません。愛情深さで知られる猫種ですので、長い間お留守番させるなどのストレスとなるようなことは避けましょう。

猫伝染性腹膜炎(FIP)や猫コロナウイルス(FCoV)などの病気や、猫の平均体重や睡眠時間などの一般的な猫に関する知識はつけておくといいでしょう。

チートーはよく鳴く猫といわれているので、鳴き声からわかる猫の気持ちもチェックしてみるとよいかもしれません。


チートーの食事

PETOKOTO FOODSforCATS

猫の食べ物は「エサ」と呼ばれていた時代から、家族の「ごはん」と呼ぶ時代へ変わりました。私たちと同じように、猫も栄養バランスの良いごはんを食べることで健康を維持することができます。ごはん選びをする際は、以下の2点を気を付けていただくといいでしょう。

1. 総合栄養食を適量与える

猫が必要とする栄養は人間と同じではありません。そこで生まれたのが「総合栄養食」と呼ばれるごはんです。おやつなど「一般食」や「副食」と呼ばれるごはんだけ食べていると体を壊してしまいますので、「総合栄養食」のごはんを選ぶようにしましょう。

総合栄養食を食べていても与える量が少なければ痩せてしまいますし、多ければ太ってしまいます。パッケージに書かれた食事量は目安ですので、ボディ・コンディション・スコアで「3」の「理想体型」を維持できる量を与えるようにしてください。

猫のボディ・コンディション・スコア

2. 添加物の少ない新鮮なごはんを選ぶ

猫のごはんと聞いて「カリカリ」と呼ばれる茶色い豆粒を想像される方も多いと思いますが、正しくは「ドライフード」と呼ばれる加工食品です。保存しやすく食いつきも良いことから猫のごはんとして一般的になりましたが、高温加熱によって食材本来の栄養が失われ、添加物も多く含まれることから見直しが進んでいます。

そこで生まれたのが素材本来の旨味や香りが楽しめ、余計な添加物も入っていない「フレッシュフード」と呼ばれる新鮮なごはんです。PETOKOTO FOODSもその一つで、子猫からシニア猫(老猫)まで毎日のごはんにすることができます。もちろん総合栄養食です。

PETOKOTO FOODSforCATS
PETOKOTO FOODSの公式HPを見る


チートーの迎え方

珍しい猫種のチートーを日本で家族に迎えるのは少し難しいかもしれませんが、猫を家族に迎える際には、シェルターなどで見つける方法、ブリーダーやキャッテリーから迎える方法、ペットショップで購入する方法があります。

保護猫から迎える

保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」

PETOKOTOの姉妹サイトである保護犬・保護猫のマッチングサイト「OMUSUBI」(お結び)にも募集している子がいるかもしれませんので、ぜひ覗いてみてくださいね!まずは保護猫から迎える選択肢をご検討ください。

募集情報を見る

ブリーダー・キャッテリーで迎える

ブリーダーやキャッテリーからお迎えすると、同じ猫舎で生まれ育った猫や兄弟猫とつながりやすいという利点があります。

また、猫種に特化したブリーダーの場合、猫種特有の病気やケアの方法などにも詳しいのでよく話を伺っておくとよいでしょう。

ペットショップで迎える

大型のペットショップなどでは、すべての子猫にすでにマイクロチップを埋め込んであったり、おもちゃやエサなどをセットにしたキャンペーンをやっていたりすることがあります。訪れる前にホームページをチェックしてみるとよいですね。

チートーを迎える前に理解を!

チートーは、エネルギーに満ちた愛情深い猫です。野生的な姿に魅了される人も多いと思います。一緒に暮らすには、にぎやかなご家庭がおすすめです。