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犬の飛びつきを直すためのしつけとは?飛びつく気持ちやしつけ方をトレーナーが解説

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犬は嬉しくて興奮しているときだけでなく、噛み付くつもりで飛びかかってくることもあります。犬の飛びつきは、理由が分かれば適切にしつけることができます。飛びつきを放置すると散歩中に他人に飛びつき、相手に怪我を負わせる恐れがあるため、早めに対策しましょう。今回は犬の飛びつきについて、ドッグトレーナーの小野が解説します。

犬の飛びつきとは

飛びつく犬

足元でじゃれつくように跳ねたり、人間の膝やお腹といった位置に勢いよく前足で飛びついてきたりする行動のことを「飛びつき」といいます。

犬にとって、飛びつくことはごく当たり前の行動で、この行動は子犬でも見られます。犬は生きるためのアピールとして「飛びつき」という行動をとります。

犬が飛びつく原因

飼い主に飛びつく犬

飛びつく原因は、その犬にとって飛びつくと「良いこと」が起こると思っているためです。

ただし、飼い主にとって「良いこと」と犬にとって「良いこと」は異なります。

どんなしつけ、トレーニングをするにしても、まずは犬の良いことと、飼い主さんの良いことがきちんとリンクしていることが重要です。

犬の行動から、その心理を読み取りましょう。

犬が飛びつく心理

飼い主に寄り添う犬

嬉しくて興奮している

犬が飛びつく心理として最も多いのは嬉しくて興奮しているためです。来客時や、散歩中に好きな人に会った場合など、特定の状況下で見られることが多いです。

また「抱っこしてほしい」「持っているものがほしい」など、なんらかの欲求があるときも飛びつくことがあります。

攻撃心がある

相手に噛み付くため、攻撃心から飛びつくこともあります。

この場合は、特に決まったシチュエーションがない場合が多いです。

飼い主さんは愛犬が「どんな性格」で「どんな時に飛びつくのか」ということを、常々意識して観察することが必要です。

犬の飛びつきのしつけポイント

待てをする犬

犬によって飛びつく理由はさまざまなため「これをやればOK」ということはありませんが、基本として「おすわり」「伏せ」「待て」「ハウス」ができていることが望ましいです。

愛犬が飛びついてきた際、どのコマンドでもいいので、指示を出せば飛びつきは防げるようにしつけをしておきましょう。

ポイント1:犬に人の都合はわからないことを理解する

どうしても人間目線で。場面(TPO)によって犬の行動を褒めたり褒めなかったりします。

犬にとってみればTPOによって変わる「良い」「悪い」を判断するのは難しいです。犬にわかりやすくするため、まずは場面場面で、良し悪しを変えることをやめるよう心がけましょう。

ポイント2:ルールを決める

飛びついて遊ぶのは本当に楽しいですが、1つルールを作りましょう。それは勝手に飛びつかないこと。

胸なり膝を叩いたら飛びついてOKといった合図を作り、人から誘うことを徹底してください。

この部分でつまずく飼い主さんは、飛びつかせる練習ではなく、他のトレーニングを行い、関係性を一度見直してみてください。

まとめ

見上げる子犬

犬は、人の想像範囲内で生きてるわけではありません。「なんでもあり」と思って接すれば「飛びつき」も「吠え」も「噛みつき」も「食糞」も、全部犬にとって「あり」な行為です。それが本来の犬の姿であり、自然な行動です。

ただし、人間社会で生きていく中でしてほしくない行動がありますよね。どのしつけにおいても、どこまでが「許容範囲」でどこからが「ダメ」なのかを明確にして、ルールを決めてあげることが大切です。