
ゴマ(胡麻・ごま)は犬にとって栄養が豊富で健康に良い食材です。肝臓の機能を高めるといわれているゴマリグナンや骨や歯を丈夫にするカルシウム、お通じを良くする食物繊維が豊富に含まれています。今回はゴマに含まれる栄養素や与える際の注意点についてご紹介します。
犬が食べても大丈夫なゴマの栄養素

ゴマはタンパク質や脂肪酸、ビタミンB1、ビタミンE、鉄やカルシウムなどミネラルを含み、犬が食べても大丈夫な食材です。ゴマに含まれる脂肪酸はリノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸で、コレステロールを下げる働きがあります。酸化しにくいのも特徴です。
黒ゴマと白ゴマの違い
ゴマは世界中に3000種類ほどありますが、主な成分は変わりません。白ゴマは黒ゴマより脂質が高く、ゴマ油で利用されます。黒ゴマは黒い種皮にポリフェノール「アントシアニン」と不溶性食物繊維「リグニン」を含みます。ゴマリグナン
「セサミン」や「セサモリン」などのゴマだけに含まれている成分の総称を「ゴマリグナン」と呼びます。ゴマリグナンは強い抗酸化作用を持ち、老化防止が期待できます。カルシウム
カルシウムは骨や歯を丈夫にするだけではなく、神経や筋肉の活動を円滑に進むようにサポートしてくれます。食物繊維
煎りゴマ100gあたり水溶性食物繊維が2.5g、不水溶性食物繊維が10.1gと、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は胃腸環境を整え便秘解消に役立ちますが、犬は繊維質の多い食材の消化を得意としていません。与え過ぎには注意しましょう。おやつとして与える場合は1日の最適カロリー量の10%以内にしてあげてください。

1日の最適カロリー量は「ペトコトフーズ」の「食事量計算機」(無料)で簡単に計算することができます。
犬にゴマを与える際の注意点
犬にゴマを与える際の注意点01:アレルギー
食物アレルギーには、生まれつきの体質による先天性アレルギーと、長い期間同じ食材を食べることで発症する後天性アレルギーがあります。アレルギーの場合、以下の症状になる可能性が挙げられます。- 下痢
- 嘔吐
- 発熱
- 元気がない
- 皮膚のかゆみ
上記のような症状があれば、すぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。
犬にゴマを与える際の注意点02:下痢
ゴマは食物繊維が豊富な食材です。食物繊維は消化しにくいために摂取しすぎると下痢を引き起こす原因になることがあります。特に、直近で下痢や嘔吐をしているなど、消化機能が弱っている場合は与えないようにしましょう。
犬にゴマの加工品は与えても大丈夫?
ゴマドレッシングやゴマ豆腐は添加物が入っている可能性が高いので、与えないようにしましょう。黒ゴマプリン
プリンには糖分が豊富に含まれています。少量舐めたくらいで問題はありませんが、肥満の原因になりますので、与えないようにしましょう。ゴマせんべい
人間用のゴマせんべいは塩分濃度が高く、犬が食べてはいけない成分が入っている可能性があります。犬には犬用のゴマせんべいをあげましょう。\おすすめグッズはこちら/
犬にゴマ油がフケ対策に効果的って本当?
ゴマ油に豊富に含まれているオメガ6は皮膚を健康に保つ作用をもっています。犬にフケが出る原因はさまざまですが、その一つに皮膚の状態が悪いことが考えられます。そのため、犬にゴマ油を与えることで皮膚を健康に保つことができるといわれています。ただし、皮膚疾患の可能性もあるため、状態が悪い場合は動物病院へ行くようにしましょう。
まとめ
参考文献
犬の栄養が満たされたおすすめのドッグフード
ペトコトフーズは、「エサからごはんへ」をコンセプトに掲げるフレッシュペットフードブランドです。
実際に、従来のドライタイプのドッグフードよりも水分量が多く、手作り品質のごはんを食べている犬のほうが寿命が約3年長くなることが、研究により明らかになっています。新鮮で美味しく、健康的なごはんを選ぶことが、愛犬の長生きの秘訣です。
1. 新鮮な国産食材をメインに使用
人間が食べるものと同じヒューマングレードの食材のみを使用し、国内の食品工場で製造しています。4Dミートや人工添加物は一切不使用。食材の配合割合や主な産地も公開し、安心できるごはんをお届けします。
2. 手作りのように抜群の食いつきのおいしさ
従来の高温加工を施したドライフードや、レトルト処理されたウェットフードではありません。新鮮な肉や野菜を低温スチーム調理することで、食材本来の香りや旨味、栄養をしっかりキープ。そのため、手作りのような抜群の食いつきを実現しています。
3. 全犬種・全年齢に対応した総合栄養食
社内の獣医師と栄養士が共同開発したレシピで、AAFCO基準を満たした総合栄養食です。サプリメントを除き保存料などは無添加。子犬からシニア犬まで、1日に必要な栄養をバランス良く補うことができます。
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この記事の監修者
ニック・ケイブ(Nick Cave)獣医師
米国獣医栄養学専門医・PETOKOTO FOODS監修
マッセー大学獣医学部小動物内科にて一般診療に従事した後、2000年に獣医学修士号を取得(研究テーマ:犬と猫の食物アレルギーにおける栄養管理)。
2004年にはカリフォルニア大学デービス校で栄養学と免疫学の博士号を取得し、小動物臨床栄養の研修を修了。同年、米国獣医師栄養学会より米国獣医栄養学専門医に認定。
世界的な犬猫の栄養ガイドラインであるAAFCOを策定する WSAVA の設立メンバーであり、2005年より小動物医学および栄養学の准教授としてマッセー大学に復帰。
家族とともに犬2匹・猫・ヤモリと暮らしながら、犬猫の栄養学の専門家として研究・教育に携わっている。