犬ははちみつを食べても大丈夫? ボツリヌス菌やアレルギーなどの注意点を解説

犬ははちみつを食べても大丈夫? ボツリヌス菌やアレルギーなどの注意点を解説

甘くて香りが良いはちみつは、腸内環境が整っている成犬なら食べても大丈夫な食材です。抗酸化作用や殺菌作用があるはちみつは、犬にとって栄養補給にもなります。しかし、与える際にはいくつか注意すべきことも。今回は、はちみつの与え方や与える際の注意点などを解説します。

はちみつを与える際の注意点

はちみつ

ボツリヌス菌に注意

はちみつには、ボツリヌス菌という細菌が含まれていることがあります。ボツリヌス菌の「芽胞(がほう)」という菌の卵のようなものが腸の中に入ると、発芽・増殖します。そして毒素を出し、ボツリヌス症が引き起こされます。

パピー期や免疫力が低下しているときにボツリヌス菌を摂取すると、ボツリヌス症を起こしてしまう可能性があります。症状としては、便秘や元気消失など、最悪の場合は死に至ります。ですので、子犬や、お腹の調子が良くない犬には、はちみつを与えないようにしてください。

アレルギーの可能性

アレルギーは、生まれつきの体質による先天性アレルギーと、長い期間同じ食材を食べることにより発症する可能性がある後天性アレルギーがあります。

はちみつを初めて与える際は、少量からスタートしましょう。以下の症状が見られた場合は、アレルギーの可能性があります。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 皮膚のかゆみ
  • 元気がない
  • 目の充血

はちみつを食べた際に上記のような症状が現れた場合は、獣医師に相談しましょう。


肥満や歯周病に注意

はちみつには糖分が多く含まれているため、過剰な摂取は肥満につながります。また、歯周病の原因にもなりますので、与えた後は歯磨きをするようにしましょう。


はちみつの与え方

ハニー

はちみつを無糖ヨーグルトにかけたり、水に薄めたりしてあげると良いでしょう。量は、スプーン小さじ1杯程に留めておきましょう。与え過ぎは糖分の過剰摂取につながります。

おやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」で簡単に計算することができます。

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はちみつの栄養素

ハニー

はちみつは、ミツバチが花の蜜を巣に持ち帰り、口の酸化酵素の働きで糖質(グルコース&フルクトース)に変化してできたものです。

ビタミンやミネラルが豊富に含まれた天然甘味料

はちみつには、タンパク質、ビタミン、カルシウム、カリウム、鉄、ミネラルが含まれています。

カロリーは抑え目

はちみつは、砂糖の1.3倍の甘さがあります。そのため、砂糖よりもカロリーを抑えることができます。消化吸収も優れているため、疲れたときやエネルギー補給にも適しています。

マヌカハニーは犬にも効果的

マヌカハニー

昨今、健康食品の一つとして話題の「マヌカハニー」。マヌカハニーは、ニュージーランドに生息するマヌカ(学名:ギョリュウバイ)の花の蜜から作られたはちみつです。マヌカハニーには特別な殺菌成分が含まれ、大腸菌やピロリ菌の抑制・殺菌などに高い効果があることが分かっています。

犬において、マヌカハニーの効果が執筆された論文はまだ確認できていませんが、人間と同じく、一般的なはちみつよりも整腸作用や歯周病の予防につながることが期待できます。ただし、与える際ははちみつと同様、1日にスプーン小さじ1杯程度に留めておきましょう。

まとめ

犬

子犬や、体調を崩している犬には与えない
ボツリヌス症やアレルギーに注意
与え過ぎによる肥満や歯周病に注意

ビタミンやミネラルなど栄養豊富なはちみつですが、与える際には愛犬の様子をよく確認しながら、与え過ぎにはくれぐれも注意してください。

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