アジリティーを犬と楽しもう トレーニングの様子や競技会で使われる道具を紹介

アジリティーを犬と楽しもう トレーニングの様子や競技会で使われる道具を紹介

ドッグスポーツの中でも人気なアジリティー。「愛犬と一緒にやってみたいと思っているけどどんなものかわからない」「ハードルを飛ばしたりトンネルをくぐらせたり……。なんとなくしかイメージできない」という人もいると思います。今回は犬のスポーツアジリティーのルールや使われる道具、必要なトレーニングなどを簡単に解説します。

犬のアジリティーとは

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アジリティーとは障害を越えスピードを競う競技で、呼び名のアジリティー(Agility)には、「俊敏」「機敏」などの意味があります。ドッグスポーツの中でも人気のアジリティーはいわば犬の障害物競争です。コースの上にハードルやトンネル、シーソーなどが置かれ、スタート位置から決められた順に障害をクリアし、ゴールまでのタイムを競います。

犬に指示を出すハンドラーは、時間内にコースの順番を覚え犬にどういう指示を出すかを考えなければいけません。犬のスピードを殺さずに的確な指示が出せるか、また犬がその指示をきちんと聞けるかがなど、犬とハンドラーの信頼関係が求められる競技です。

アジリティーの歴史

アジリティーは障害馬術競技を参考にしたもので、1978年にイギリスのドッグショーでデモンストレーションとして行われたのが最初といわれています。ヨーロッパを中心に世界大会も行われており、日本ではジャパンケネルクラブが1994年から競技会を開催しています。

アジリティーで使われる道具

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アジリティーでは競技の難易度によって、使われる障害の種類も増えてきます。どんな種類があり、どんな使われ方をするのか紹介します。

基本的なアジリティー道具

障害として使われる道具は難易度によって異なりますが、ハードル、トンネル、タイヤ、スラロームは基本的なもので最も多く使われます。

ハードル

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最も基本的な障害で使われます。犬の体高により競技クラスが異なり、それに伴いハードルの高さが決められています。犬はハードルのバーを落とすことなく飛び越えることが求められます。バーを落としてしまうと減点されてしまいます。

チューブ・トンネル

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長い筒状の中を通る障害ですが、コースによりトンネルの角度は異なります。

タイヤ

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タイヤと呼ばれる輪っかの中心を飛び越える障害です。タイヤの下や脇をすり抜けてはいけません。

スラローム

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縦に等間隔に並べられたポールの間をジグザグに進む障害です。犬の左肩からスタートすることが決められていて、スタートを間違えた場合や途中でポールを抜かしてしまった場合は減点され、失敗した場所またはスラロームの最初に戻りやり直さなければいけません。

コンタクト・ゾーンあり障害

障害の中にはコンタクトゾーンと呼ばれるものがある障害(タッチ障害)があります。障害の始めと終わりに色の違う部分があり、安全のために必ず犬が踏むことが決められています。

シーソー

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犬が自身の体重を利用しシーソーを倒し降りる障害です。シーソーが倒れきる前に飛び降りることがないように、コンタクトゾーンがあります。

Aフレーム

アルファベットのAのような直角三角形のフレームを犬が上り下る障害です。高い位置から飛び降りることがないように、コンタクトゾーンがあります。

ドッグ・ウォーク

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高さがあり、幅の細い台の上を歩く障害です。スロープにコンタクトゾーンがあります。

その他の障害

見かけることが少ない障害には、飛ぶ距離が求められる「ロングジャンプ」、決められた時間その場所にいなければならない「テーブル」、動くパーツを落とさないように飛び越える「レンガ」、出口が布で覆われている「クローズド・トンネル」などがあります。

アジリティーを動画で紹介

アジリティーで使われる障害を実際に動画で見てみましょう!



  1. ハードルからスタート
  2. ロングシャンプ
  3. ハードル
  4. Aフレーム
  5. 2連続ハードル
  6. チューブトンネル
  7. スラローム
  8. 3連続ハードル
  9. チューブトンネル
  10. ハードル
  11. ドッグ・ウォーク
  12. ダブルハードル
  13. 2連続ハードル
  14. シーソー
  15. チューブトンネル
  16. クローズド・トンネル
  17. ハードル
  18. タイヤ

アジリティーのトレーニングとしつけ

アジリティーの練習はアジリティー道具がないとできないので、アジリティーのトレーニングを行っているしつけ教室や訓練所に通うことが一般的です。道具に慣れさせるなど初めはゆっくり丁寧に行いましょう。ここではアジリティーに必要となる簡単なトレーニングや教えておくと便利なコマンドなどを紹介します。

呼び戻し

競技ではリードやハーネスなどを付けて出場することができません。屋外の競技リンク(コート)では簡易ネットが張られていますが、脱走した犬を止めるためのものではありません。脱走させないことはもちろんですが、きちんと呼び戻しができることが必要です。クラス難易度が上がれば、コースも難しくなりハンドリングの際にも呼び戻しはとても重要になってきます。

マテ

競技のスタート時や、コンタクト障害など「マテ」が必要なタイミングがあります。アジリティーのスタートは最初の障害を瞬間からですので、ハンドラーがある程度離れても待っていられるようにしつけておくといいでしょう。


アイコンタクト

ルールを教える上でも必要なのがアイコンタクトです。コンタクトゾーンでのマテにも必要となってきます。


障害もコマンドとして教える

犬にルールを教えることと同時にコマンドを教えることも必要です。ハードルを飛び越える「ジャンプ」などのコマンドも大切ですが、次はどの障害なのかを伝えるために、Aフレームは「A(エー)」、ドッグ・ウォークは「ウォーク」など競技で使われる障害の名前もコマンドとして教えるといいでしょう。

旋回の向き

難易度が上がるとコースも複雑になり、目の前にある障害を越えるだけではなくなります。ハードルを飛び越えた後、目の前にあるトンネルには入らず飛んだハードルの180度の位置にある別のハードルを飛ばなければいけないこともあります。その時に便利なのが、旋回方向を教えることです。右回りか左回りかを教えることでタイムロスをなくすことにつながります。

ハンドリング

犬を誘導したり、指示を出したりする時に手を使うこともあります。右手を出せば右手に、左手を出せば左手に付いて来てくれるというのも、必要なハンドリングです。

アジリティーを楽しませることが大切

【ドイツTRIXIE】ドイツTRIXIE ドッグアクティビティアジリティリング

トレーニングや練習ではおやつやおもちゃを使うことができますが、大会本番は使うことができません。どうしたら犬のテンションがあるがるのか、どうしたら指示に従ってくれるのかなど「もの」に頼らないご褒美を見つけ出すことがとても大切です。

愛犬とアジリティーにチャレンジ

日々の中にアジリティーを取り入れることで、基本的なしつけ以外にもできることが増えていきます。できることが増えると犬も飼い主さんも、楽しいですしお互い分かり合える部分が増えてくるので、愛犬との生活が変わって見えると思いますよ♪

参考文献


第2稿:2019年4月27日 公開
初稿:2018年2月10日 公開
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