猫は7階以上の高さから落ちても大丈夫? 猫の体の構造
猫が高いから落ちた! でも何事もなかったかのようにテクテク歩いていく……。そんな光景を見たことはありませんか? 猫が高いところから落ちても大丈夫な理由は、耳と目の中にありました。今回は猫の平衡感覚について紹介します。
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平衡感覚がすごい
耳の中には、平衡感覚を保つ「三半規管」と、リンパ液が溜まっている「前庭」と呼ばれる部位があります。猫が飛んだり、高いところから落ちると、前庭にある液体が刺激されて、脳に三半規管の平衡状態が伝えられます。そのため、一番安全な体勢で落ちることができるのです。水晶体で頭の位置を特定
また、目の中にある「水晶体」が刺激されることによって、自分の頭がどの位置にあるのか、脳に伝えられます。こうして、耳と目から提供された情報を脳が理解することで、頭の位置を理解し、体の向きを変えて足から地面に着地することができるとされています。逆に2階くらいの高さから落ちると、脳で理解する時間が足りずに、着地に失敗して怪我をしてしまうこともあるようです。大丈夫とはいっても、やっぱり高いところだと危ないので、飼い主の皆さんは注意深く見てあげてくださいね♪