猫は豆乳を飲んでも大丈夫? 無調整なら問題なし。注意点や成分なども解説

猫は豆乳を飲んでも大丈夫? 無調整なら問題なし。注意点や成分なども解説

美容や健康に良いといわれ、女性を中心に人気がある豆乳は猫が飲んでも大丈夫な飲み物です。中にはヨーグルトの変わりに、豆乳で作られたヨーグルトを与えている人もいるでしょう。しかし、与えるときには気を付けないといけないこともあります。そこで、猫に豆乳を与えるときの注意点のほか、豆乳に含まれるマグネシウムなどの成分を詳しく紹介します。

猫に豆乳を与えても大丈夫、でも注意点も

豆乳

豆乳は猫が飲んでも大丈夫な飲み物のひとつです。では、豆乳を猫に与えるときに気を付けることは何でしょうか。

まず、猫に豆乳を与えるときは必ず無調整豆乳を選ぶようにしてください。最近は、ブームが追い風となりさまざまな味の豆乳が登場していますが、これらには砂糖などの調味料が使われているため、猫に与えるのには向いていません。また、無調整のものであっても与えるときは少量からスタートして、徐々に様子を見るようにしましょう。

ストルバイト結石の発症リスク

豆乳を過剰に摂取してしまうと、ストルバイト結石の原因となってしまうマグネシウムが含まれています。日常的にマグネシウム等のミネラルが多い食品などを多く食べていると、腎臓、尿管、膀胱、尿道の中で結石ができてしまう恐れがあります。

アレルギーに注意

中には、豆乳の原料である大豆に反応してアレルギー症状をみせる猫もいます。アレルギー症状は湿疹とかゆみが主ですが、嘔吐下痢、喘息、口周りの腫れなどを引き起こすこともあります。

ひどい場合だとアナフィラキシーショックになり、かゆみやむくみ、じんましん、血圧低下、不整脈、ショック状態、虚脱、呼吸困難、失禁、脱糞、意識障害、痙攣を引き起こす恐れもあり、処置が遅れてしまうと死に至ることもあります。豆乳を初めて愛猫に与えたあとは、注意して様子をみるようにしましょう。

豆乳の成分

大豆

そもそも豆乳の原材料は大豆です。大豆を豆腐に加工するときに、豆腐の一歩前、固まる前の乳液上の状態のものが、豆乳になります。そのため、豆乳に含まれる成分も大豆に似ているのです。早速、詳しくみていきましょう。

豆乳の成分(100gあたり)
エネルギー(kcal) 46
水分(g) 90.8
タンパク質(g) 3.6
炭水化物(g) 3.1
カリウム(mg) 190
マグネシウム(mg) 25

タンパク質

豆乳には、タンパク質が含まれています。タンパク質は、人間だけでなく猫にとっても、丈夫な体作りのために必要な栄養です。しかしタンパク質は体内では生成されませんので、食品などから摂取する必要があります。


カリウム

カリウムはミネラルの一つで、細胞内の浸透圧を維持したり、細胞の活性を維持したりする役割があり、体内の不要なナトリウムを排出してくれます。

マグネシウム

マグネシウムは体内にある300以上の酵素を助ける働きを持つミネラルです。子猫は100gあたり0.08%以上、成猫は1食あたり0.04%以上のマグネシウムを摂取することが理想的とされ、一般的なキャットフード(マグネシウム含有量0.08%)100gで80mgのマグネシウムを摂取していることになります。


イソフラボン

イソフラボンはエストロゲンに非常によく似た性質をもっています。人間の場合、女性ホルモンであるエストロゲンは美容成分だけでなく、骨からカルシウムが溶け出すのを抑える作用があります。そのため、カルシウムの不足によって骨がもろくなってしまう、骨粗鬆症の予防のためにも大豆を食べることは効果的です。

サポニン

サポニンは抗酸化作用が優れた成分です。過剰な活性酵素を除去することで老化や免疫力の低下を防ぐ働きがあります。 胃の弱い猫にとっては下痢や腸の炎症の元になってしまいます。

豆乳の加工品は食べても大丈夫?

大豆

ヘルシー志向が高まる昨今、脂肪分が多い牛乳の代わりに豆乳を使った加工品が多く登場しています。せっかくなら愛猫と一緒に楽しみたいという人もいると思いますが、猫は豆乳の加工品を食べても大丈夫なのでしょうか?

豆乳クッキーは食べても大丈夫?

猫用に作られた市販の豆乳クッキーであれば、猫が食べても問題はありません。しかし、人が食べるために作られた豆乳クッキーは、砂糖やバターなどを使用していることもあります。糖尿病などにつながることもあるので、人用の豆乳クッキーは猫に与えないようしてください。


豆乳ヨーグルトは食べても大丈夫?

豆乳ヨーグルトは、乳成分の代わりに豆乳で作られたヨーグルト。イソフラボンをはじめとした大豆の成分とともに、乳酸菌までもが摂取できると、女性を中心に注目を集めているヨーグルトです。この豆乳ヨーグルトは、猫に与えても大丈夫。ただし、砂糖が入っていないプレーンタイプのものをあげるようにしてください。


豆乳ホイップは食べても大丈夫?

乳製品を使わない豆乳ホイップは、アレルギーがある子どもがいるママに人気です。生クリームの代わりに使えば、乳製品にアレルギーがある人でもショートケーキが食べられるようになるなど、画期的な食材なのです。

豆乳ホイップも、猫が食べても良い食材ですが、こちらも豆乳ヨーグルト同様、愛猫と楽しむときは砂糖を入れずにホイップするようにしてください。豆乳ホイップを使った猫用ケーキも市販されているので、気になる人はチェックしてみましょう。


猫に豆乳をあげるときは適量を

ねこ

栄養豊富な豆乳は、与え方に気を付ければ猫が飲んでも大丈夫な食材です。牛乳の代替品としても使えるので、愛猫の記念日に豆乳を使ったスペシャルごはんを作ってあげるなどすれば、喜んでくれそうですね。

与え方に注意しながら、ぜひ愛猫と豆乳を楽しんでください。


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