猫におすすめの湯たんぽ5選!レンジで使えるものや注意点、ペットボトル湯たんぽの作り方を紹介
寒さが苦手な猫にとって湯たんぽはぬくぬくと温かくうれしいものです。また、電気代も節約できるエコなアイテムとして猫だけでなく飼い主さんにも人気があります。レンジで簡単にあたためられるものから北欧デザインのおしゃれなもの、多頭飼いにおすすめの湯たんぽなど紹介します。また、子猫への使い方や低温やけどなどの注意点についても解説します。
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猫に湯たんぽがおすすめな理由
猫が湯たんぽやこたつ、ヒーターなどを好むのは寒がりな動物だからです。
猫の祖先であるリビアヤマネコは中東からエジプトにかけての砂漠地帯に住んでいました。そのため、猫は暑さには適応できる体ですが寒さには弱いのです。
湯たんぽが他の防寒グッズと違う点は、電気を使わなくていいということ。
省エネですし、火災の心配も少なくなります。夜やお留守番など、暖房器具を使うのが心配な時も心強いですね。湯たんぽは正しい使い方をすれば安全でエコな防寒対策になるのです。
熱くなりすぎないよう、入れるお湯の温度や、厚手のカバーにするなど工夫をすれば、体温調節機能が未発達な子猫や、あまり動くことができないシニア猫でも安心して使えます。
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猫が快適に過ごせる温度は何度?
猫種にもよりますが、猫が快適に過ごせる気温はだいたい20〜28℃といわれています。砂漠出身の猫ですので、温度だけでなく湿度にも気を付けてあげましょう。生まれた環境や年齢などにより異なりますが、温度が下がりすぎると体調を崩しやすくなり、感染症や低体温症などの危険性もでてきます。室内の温度が下がり過ぎないよう、適切に管理をしてあげる必要があります。
猫に湯たんぽを使うメリット
猫自身が体温調整できる
猫の寒さ対策として、ヒーターやエアコンなどで部屋全体を暖める方も多いと思いますが、そこにプラスで猫が自分で体温調整できるように暖かい場所と涼しい場所を作ってあげることが理想です。湯たんぽは猫が自らくっついたり離れたりすることができる寒さ対策におすすめなアイテムです。
ただし真冬には湯たんぽだけでは猫の寒さ対策としては足りないので、エアコンやヒーターなどと併用してあげることをおすすめします。
湯たんぽは猫に安心感をもたらす
湯たんぽは、温かいというだけでなく猫に安心感をもたらすものでもあります。筆者は保護活動をしており、ほぼ1年中子猫を保護しますが、ほとんどは捨てられた子たちなので温めてくれる親はいません。保温のために湯たんぽを猫のそばに置いてあげるのですが、親のいない子猫にとって母猫の温かさに似ているため、湯たんぽは心細さを軽減してくれるようです。
湯たんぽの温度を母猫の体温に近い38〜40℃にしてあげることで、母猫に寄り添ってもらっているような安心感を与えてあげることができます。
子猫は真夏以外は湯たんぽがあると良い
特に、3カ月未満の子猫で母猫がいない場合は、真夏以外は湯たんぽがあった方が良いでしょう。子猫は室温25℃が最適とされ、それ以下であると体が弱ったり感染症にかかったりする危険が高くなるといわれています。気温27~28℃以上の場合を除いて、子猫がいる場所に湯たんぽを置いてあげることをおすすめします。
猫に湯たんぽを使用する際の注意点
湯たんぽは熱いお湯を使用するので猫がやけどをしないように注意することが大切です。
湯たんぽの使用方法を守る
市販の湯たんぽを使う際は温度や入れる量など、その湯たんぽの使用上の注意を必ず守ってください。熱い方が冷めにくいと思って熱湯を使用すると大切な愛猫に危険が及びますから、必ず湯たんぽの使用上の注意を守りましょう。
低温やけどに注意する
熱いと感じないほどの低温に長時間接することで発症する低温やけどは猫でも起こりうるのです。低温であるために熱さや痛みなどを感じにくく、長時間にわたって熱に接してしまうことで皮膚の表面だけでなく筋肉組織などの深部までやけどを負ってしまうので、症状は深刻になる場合が多く、注意が必要です。
猫は人間と違って被毛を持っていますが、その分皮膚が薄く直接触れてしまうと傷つきやすいのです。
身動きができないような子猫や老猫に湯たんぽを使うときは、定期的に接する面を変えてあげるなどの対処も必要です。
猫へのおすすめ湯たんぽを紹介
1. Lapuan Kankurit Eskimo 湯たんぽ
ウール100%のカバーは洗うことができるので衛生面でも安心です。湯たんぽ本体は、国際特許を取得している気密性の高いボトルキャップにより柔らかいボトルでも水漏れの心配がありません。
ブランド | Lapuan Kankurit |
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本体サイズ | W20×H33cm |
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2. セラミック・ジャパン yutanpÖ
フタの出っ張りをなくし、布団の中にあっても違和感のない形。これまでの湯たんぽにはなかった、簡潔でミニマルなデザインの「yutanpo」。
陶器の湯たんぽは、金属ほど熱伝導率が高くないので湿度のある柔らかな温かさが特徴です。お湯を入れたり捨てたりする際に手を滑らせないよう、底面には女性の小さな手でも持ちやすく親指が引っかかりやすいくぼみがあります。
ブランド | ceramic japan |
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サイズ | W22×D7×H22cm |
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3. YUYU Bottle リバティ スターリーナイト
環境に優しくしなやかで柔軟な天然ゴムを使用したボトルは、表面の凹凸がボトルとカバーの間に空気の層を形成し、あたたかさを保ってくれます。長さがあるので、多頭飼いをしている方へもおすすめです。
ブランド | YUYU Bottle |
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サイズ | W81×D4×H11cm |
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4. ユカホット レンジでチンするだけ湯たんぽ
繰り返し使えるエコタイプの蓄熱材を電子レンジでチンするだけ!持ち運びもラクラクな大きさと重量で、ちょっとしたお出掛け時にも使えます。
ブランド | 貝沼産業 |
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サイズ | W220×D290×H25mm |
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5. moz 充電式湯たんぽ
スウェーデン発の人気北欧ブランドであるmozのシンプルでおしゃれな充電式湯たんぽです。コードレスタイプなので、コードへの噛みつきによる感電の心配がありません。充電時間約20分で6〜8時間ほど使用できます。
ブランド | moz(モズ) |
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本体サイズ | 約W27×D19×H7cm |
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ペットボトルで手作り猫用湯たんぽ
ペットボトルを利用して簡単湯たんぽの作り方を紹介します。準備するもの
- ホットドリンク用のペットボトル(コールドドリンク用は耐熱ではないため使用しないでください)
- 厚手の靴下
作り方
- ホットドリンク用のペットボトルに、約50~55℃程度のお湯をいれる
- お湯を入れたペットボトルを厚手の靴下の中に入れて完成
ペットボトルを入れた靴下の入り口を、もう片方の靴下の底の部分に向かって押し込むようにすると、ペットボトルが靴下から脱げません。
靴下は100円均一ショップで売っているようなフワフワモコモコな厚手の物を使用すると安全です。
手作り湯たんぽの注意点
厚手の靴下がない場合、手持ちの靴下を二重三重にするなど工夫してください。ペットボトルを包んである靴下を触ったときに人肌よりちょっと温かい程度にするのがコツです。湯たんぽをくるむものは、フワフワした感触のものが猫には人気です。通常のタオルは輪になっているので爪が引っ掛かりやすいです。マイクロファイバー製のタオルだと爪が引っかかりにくいのでおすすめです。
ペットボトルの代わりに、パッキンのついた密閉できる丈夫なタッパーなどの容器を使って、湯たんぽを作ることもできます。
元気な猫はペットボトルをかじって穴を開けてしまうこともあるので、多少かじっても穴が開かない丈夫な容器を使いましょう。
ペットボトルやタッパーなどを使用する際は、お湯が漏れないかを事前に必ず確認してくださいね。
猫の湯たんぽは正しい使い方で安全に
湯たんぽは、ペットヒーターなどの電化製品に比べると何度もお湯を沸かして温めてあげるという手間がかかりますが、電気代はかからずやけどの心配も少ないです。
「漏れない容器を使用する」「湯たんぽの温度に気をつける」などの注意点はありますが、上手に利用すれば寒い季節に温かさを与えてくれるエコでコスパのよいアイテムです。
大切な愛猫に快適な環境をつくってあげてくださいね。
寒い時期におすすめな猫のごはん
猫は水を飲まない傾向がありますが、水分の摂取は大切です。特に気温が下がって涼しくなってくると水を飲まなくなるため「冷たい水ではなくぬるま湯にする」「水飲み場を数カ所設ける」などして愛猫が水を飲むように促しましょう。
いつもドライフードを食べているなら、ウェットフードに変えることで食事から水分摂取ができるようになります。
特に「愛猫に長生きしてほしい」と願う飼い主さんにはヒューマングレードの食材を使用し、余計な添加物も入っていない「フレッシュフード」がお薦めです。
総合栄養食の「ペトコトフーズ」なら、子猫もシニア猫(老猫)も毎日のごはんにすることができます。
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