【犬の食育 Vol.2】ドッグフードってどんな種類があるの? フレッシュフードってなに?

【犬の食育 Vol.2】ドッグフードってどんな種類があるの? フレッシュフードってなに?

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こんにちは!ペトコト代表の大久保です。私たちは、愛犬のためのオーダーメイドフレッシュフード「PETOKOTO FOODS」を展開しています。連載「犬の食育」ではホンモノの食事を愛犬に与えていただくため、これから食に関する悩みや疑問にお答えしていきます。今回は、私たちの考える「フレッシュフード」についてお話ししようと思います。

私たちは犬の食育を考えるにあたり、ニュージーランド・マッセー大学のニック先生にアドバイスを頂いています。ニック先生は小動物栄養学の栄養学博士であるとともに、獣医栄養学専門医でもあります。PETOKOTO FOODSのレシピはそんなニック先生に作成していただきました。

ニック・ケイブ(Nick Cave) 獣医師・ニュージーランド・マッセー大学博士
ニック ケイブ先生
ニュージーランドのマッセー大学獣医学部卒業。小動物内科にて一般診療を数年従事した後、獣医学修士を取得。 2004年、カリフォルニア大学デービス校にて栄養学と免疫学の博士号を取得し、小動物学臨床栄養の研修を完了。アメリカ獣医栄養学大学の医学専門家になる。世界小動物獣医師会(WSAVA)のグローバル栄養委員会創立メンバーであり、2005年から小動物医学栄養の助教授としてマッセー大学に戻り、学生や獣医師、大学院生に講師としても教えている。ニュージーランドにて、家族、2匹の犬、猫、そしてヤモリと暮らしている。

ドッグフードの種類について

一般社団法人 ペットフード協会が発表しているペットフードの種類には4種類あります。一つの基準となるのがフードに含まれる水分量です。


このように、水分量の違いが大きなポイントです。水分量が多くなるほどかさが増し、与える量が多くなります。一方で、水分量が少ないということは別に水を摂取する必要があります。

そのためシニアのワンちゃんや、水をあまり飲まないワンちゃんにとっては、水分量の多いフードを摂取することで効率的に水分を摂取することができます。また、暑い時期の熱中症も防ぐことができます。

では、フレッシュフードはどういったものなのでしょうか?

フレッシュフードについて

実は「フレッシュフード」という正式な言葉自体はありません。今まで手作りごはんを与える飼い主の方も非常に多かったですが、毎日栄養を完璧に摂取することは難しく、作る手間もありました。

手作りごはんに近い形で、栄養素も完璧に配合され、手間いらずな理想的なフード。ペトコトでは、製品水分75%程度で、原材料はヒューマングレード。また調理後すぐに冷凍保存し、直接お客さまにお届けするフードを新たに「フレッシュフード」と定義しました。

PETOKOTO FOODS 3つの特徴

  • 日本が誇る新鮮な食材を使用したレシピ
  • オーダーメイド
  • 製造から発送までヒューマングレード


特徴1. 日本が誇る新鮮な食材を使用したレシピ

PETOKOTO FOODSは、従来のドライ加工が施されたドライフードや、レトルト加工が施されたウエットフードとは異なり、新鮮なお肉や野菜を調理し、保存料を加えず冷凍してお届けします。解凍後に温めて与えていただくことで、栄養価の損失を抑え、香りや彩りも楽しむことができる美味しいドッグフードです。

従来のドライ加工されたドッグフードは、保存期間を延ばし常温保存を可能にするために、水分量を10%以下まで落とす加熱発泡処理がされています。これにより食材がそもそも持っていた栄養価やビタミンが失われてしまっています。一方でPETOKOTO FOODSは必要最低限の加熱処理しか行わないため、食材の栄養価を損なうことなく摂取することができます。


PETOKOTO FOODSは小型犬でも消化吸収がしやすいようにできるだけ食材を細かくし、食材そのものが含む水分を保持しているので、ワンちゃんにとっても非常に食べやすいごはんです。ドッグフード特有の匂いが気になることはなく、野菜の持つ本来の彩りや香りを残しているため食いつきも非常に良いです。

栄養価が高く完璧にバランスの取れたドッグフードを提案するため、PETOKOTO FOODSのレシピはニュージーランド・マッセイ大学の獣医師・動物栄養学博士であるニック・ケイブ(Nick Cave)先生にお願いしました。

今回、全米飼料検査官協会(AAFCO)の栄養基準を満たした総合栄養食として、「ビーフレシピ」「ポークレシピ」「チキンレシピ」「フィッシュレシピ」の4種類をご用意しました(レシピの詳細は後述)。


対象年齢は、子犬から成犬、シニア犬までオールステージに対応しています。手作りごはんでは完璧な栄養配合が難しく手間もかかりますが、PETOKOTO FOODSなら手作りと遜色ないごはんを毎日簡単に与えてあげることができます。

私たちと同じく、ワンちゃんも毎日同じごはんを食べると飽きてしまいますが、食事に飽きないように私たちは4種類をランダムに与えていただくことを提案します。もちろんアレルギーがある場合は、1種類、2種類、3種類と必要なレシピだけを選んでいただくことも可能です。

今後も、お客さまの声を頂きながら、ニック先生とともに食生活を豊かにするレシピを拡充していく予定です。

特徴2. オーダーメイド


フードによってグラム当たりのカロリー量は異なるため、愛犬にどれくらいごはんを与えれば良いか分からなくて、つい与えすぎてしまったり、少なくしてしまったりします。

与えすぎは肥満などの生活習慣病になり、日本国内の動物病院を訪れるワンちゃんの50%以上は肥満傾向または肥満といわれています。肥満になると脂肪が増えることで、関節炎や呼吸器系の病気、心臓病の悪化、ガン、熱中症、高血圧など人間と同じく病気のリスクが高まります。

そこで、私たちはニック先生と作成した独自の計算式を通して、愛犬の体重や体型などに合った最適な1日のカロリー量を提案します。完璧なごはんを、完璧な量だけあげていただくことが健康につながると信じて、カロリー量に合った配送頻度でお届けします。

そのため、ごはんがなくなるたびに面倒な注文作業をしたり、注文し忘れて困る心配もありません。(災害などの遅延リスクを鑑みて、余裕を持ってお届けします)。


特徴3. 製造から発送までヒューマングレード


PEOTKOTO FOODSは製造後すぐに瞬間冷凍で密封殺菌され、検品後、一つ一つワンちゃんの名前を貼って愛犬家の皆さまとワンちゃんのもとに新鮮な状態でお届けします。

ワンちゃんに与える際は冷蔵保存で解凍し、40℃のお湯で温めていただくことで、香りも豊かにワンちゃんが最も喜ぶ状態でごはんを楽しんでいただくことができます。解凍は40℃のお湯で30分温めていただくことでも可能です。

こんな愛犬家の方たちにオススメ!

  • 手作りごはんをあげているけど手間
  • 本当に必要な栄養素が与えられているのか分からない
  • 愛犬がごはんをなかなか食べてくれない
  • アレルギーがあってなかなか良いフードに出逢えない
  • 愛犬に最適な食事管理で肥満からの病気のリスクを減らしたい


【動画解説】ドッグフードの選び方

YouTubeのPETOKOTOチャンネルでは、獣医師の佐藤先生がドッグフードの選び方について解説した動画を公開しています。あわせてご覧ください。