【獣医師監修】オホサスレスってどんな猫?性格・体重・寿命の特徴・迎え方
世界には、被毛に特徴のある猫、足の長さに特徴のある猫など、さまざまな猫種が存在します。今回ご紹介するのは目に特徴のあるオホサスレスという猫種です。
オホサスレスの基礎知識
英語表記 | Ojos Azules(スペイン語) |
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原産国 | アメリカ |
サイズ | 大型 |
体高 | 約20〜25.5cm |
体重 | 約4〜5.5kg |
寿命 | 約10〜12年 |
1984年、アメリカのニューメキシコ州で青い目を持つ「Cornflower」(コーンフラワー)という名前の三毛猫が青い目の子猫を生みました。
子猫たちの持つダークブルーの目に魅せられたブリーダーによって「新しい猫種にしよう」と生み出されたのがオホサスレスです。英語表記では「Ojos Azules」、原産地のニューメキシコ州で多く話されているスペイン語で「青い目」という意味の言葉です。
オホサスレスの性格
1984年に生まれ、少数のブリーダーによって繁殖されているため現在でもとてもレアな猫種とされるオホサスレスは、まだ公式には性格が発表されていません。オホサスレスの性格はフレンドリーで、アクティブ、社交的なです。
オホサスレスの特徴
オホサスレスは、ブルーアイを持つ大型サイズの猫です。毛色や毛の長さに制限はなく、ロングヘアーのオホサスレスもいれば、ショートヘアーのオホサスレスもいます。アメリカ生まれで一度も輸出をされていなかった猫種なのですが、オーストラリアでも同じような特徴を持つ猫種が確認されています。このことから、ブリーダーたちはオホサスレスを「突然変異で生まれる可能性がある猫種かもしれない」としています。
ラグドールとの違い
オホサスレスと同じくブルーアイを持つ猫種にラグドールという猫がいます。
ラグドールは、アメリカで生まれた猫種です。おとなしい性格が特徴で、平均体重はメスが4kg〜6kg、オスが5kg〜7kgと、オホサスレスとほぼ同じ大きさの大型猫です。
大きな違いは毛のパターンで、オホサスレスにはさまざまな毛のパターンがありますが、ラグドールにはポイントやミテッドと呼ばれる顔の中心に濃い毛色を持つパターン、逆に顔の中心に薄い毛を持つバイと呼ばれるパターンしかありません。
オホサスレスの毛色
オホサスレスには猫種の基準として設けられた毛色やパターンはありません。すべての毛色とパターンが認められています。オホサスレスの育て方
オホサスレスのケア(シャンプー/ブラッシング)
オホサスレスには、短毛種と長毛種がいます。一般的には猫にはお風呂は必要でないといわれていますが、汚れたときやノミ対策のためにも、お風呂の入れ方をチェックしておきましょう。オホサスレスのかかりやすい病気
今のところ、オホサスレスには特にかかりやすい病気はありません。猫伝染性腹膜炎(FIP)、猫コロナウイルス(FCoV)、猫クラミジア感染症といった猫特有の病気についての対策と予備知識が必要です。肥大型心筋症
猫の心筋症とは、心臓の筋肉に異常が起こることによって心臓が正常に機能しなくなってしまう病気です。詳しくは、以下の関連記事を御覧ください。泌尿器疾患
おしっこの病気が猫に一番多い病気です。多飲多尿でないか、尿の回数は少なくなっていないかなど、こまめにチェックしてあげてください。オホサスレスのキャットフード
1. 総合栄養食を適量与える
総合栄養食を食べていても与える量が少なければ痩せてしまいますし、多ければ太ってしまいます。パッケージに書かれた食事量は目安ですので、ボディ・コンディション・スコアで「3」の「理想体型」を維持できる量を与えるようにしてください。
※参照:「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」(環境省)
2. 添加物の少ない新鮮なごはんを選ぶ
実際に、市販のドライフードを製造する工程の1つである高温加熱処理が、タンパク質の品質劣化を招き、熱に弱いビタミンを破壊し、さらには発がん性物質を生成してしまうことが、研究により判明しています。
そこで生まれたのが素材本来の旨味や香りが楽しめ、余計な添加物も入っていない「フレッシュフード」と呼ばれる新鮮なごはんです。ペトコトフーズもその一つで、子猫からシニア猫(老猫)まで毎日のごはんにすることができます。もちろん総合栄養食で、主食としてもOKですし、トッピングとしてもご利用いただけます。
また、水分量が70%ほどあるので、尿の活性化で腎臓病予防としても機能します。実際に従来のドライタイプのキャットフードよりも、水分がより多く含まれたフレッシュフード等を食べている猫の方が尿路結石になるリスクが約50%下がることが研究により明らかになっています。新鮮で美味しく、健康なごはんを選ぶことが長生きできる秘訣です。
ペトコトフーズの公式HPを見る
オホサスレスの迎え方
オホサスレスは「世界で一番レアな猫種10選」や「世界で一番高価な猫種10選」などの常連ですが、日本ではまだまだ希少な猫種です。青い目を魅力に感じる方には、トンキニーズやシャム猫など、雑種でも綺麗なブルーアイを持つ猫がたくさんいます。
保護猫から迎える
保護され、里親を探している猫は雑種だけでなく、純血の猫も多くいます。PETOKOTO代表・大久保の愛犬コルクも、もともと足が内股という理由でペットショップの競り市で捨てられていた元保護犬でした。
ペトコトの姉妹サイトである保護犬・保護猫マッチングサイト「OMUSUBI(お結び)」も、ぜひ覗いてみてください。
OMUSUBIで保護犬猫を探す
ブリーダー・キャッテリーから迎える
猫をお迎えする方法として、信頼できるブリーダーやキャッテリーから迎えるという方法があります。インターネットでは口コミなども検索できるので、事前に納得がいくまで調べてから問い合わせすることをお勧めします。ペットショップで迎える
猫をペットショップからお迎えすると、首輪や爪とぎなどの必要なものが一緒に揃う、子猫すべてにマイクロチップが埋め込まれているなどといった利点があります。ペットショップによってはウェブサイトで猫種を事前にチェックすることもできて便利です。
オホサスレスを迎える前に理解を!
ディープブルーの目が特徴的な美しい猫、オホサスレス。絵になる猫と一緒の生活は、スタイリッシュで素敵なものになりそうです。迎える前にきちんと理解してから責任をもって迎えてくださいね!
獣医師相談のインスタライブ開催中!
ペトコトフーズのInstagramアカウント(@petokotofoods)では、獣医師やペット栄養管理士が出演する「食のお悩み相談会」を定期開催しています。愛猫 のごはんについて気になることがある方は、ぜひご参加ください。
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