ロシア出身の猫はロシアンブルーだけじゃない! サイベリアンなど人気の猫を紹介

ロシア出身の猫はロシアンブルーだけじゃない! サイベリアンなど人気の猫を紹介

ロシア出身の猫といえば真っ先にロシアンブルーを思い浮かべる人は多いと思います。実はロシア出身の猫はロシアンブルだけでなくたくさんいるんです。とても寒そうなイメージのロシアですが、中には毛がほとんど生えていない猫もいます! 今回はサイベリアン、ドンスコイなどペトこと編集部厳選のロシア出身猫を5種類紹介します。

ロシア出身の猫を紹介

ロシア出身の猫はたくさんいますが、今回は主要な猫の血統書登録団体であるTICAに純血種として登録されている「ロシアンブルー」「サイベリアン」「ドンスコイ」「クリリアンボブテイル」「ピーターボールド」を紹介します!

ロシアンブルー

ロシアンブルー

ロシアンブルーは毎年、日本の人気猫種ランキングに上位でランクインしている人気の猫種です。ロシアンブルーの起源はロシアのアルハンゲリスク港にいたブルーの猫とされています。第二次世界大戦後は絶滅の危機にさらされましたが、英国や米国においてシャム猫や他の灰色の猫との交配により品種を保つことができました。ロシアンブルーの特徴は「コブラヘッド」と呼ばれる、くさび形の頭です。口元はロシアンブルー特有の膨らみがあります。その姿は笑っているようにも見えるため、「ロシアン・スマイル」とも呼ばれています。

ロシアンブルーの写真と動画

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Photo by burutopa.kyokoさん Thanks!

ロシアンブルー
Photo by kaorirsukayaさん Thanks!

ロシアンブルー
Photo by kerstinuphuesさん Thanks!


お風呂に入っているロシアンブルーの動画です。かわいらしい声にも注目です!


サイベリアン

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サイベリアンは西暦1000年頃からロシアに存在していた猫種だといわれています。ロシア政府はサイベリアンが他の国に輸出されないように長い間、規制を掛けていましたが冷戦の終結後にその規制は無くなり、今では世界中で愛されています。日本では馴染みの浅い猫種の一つでしたが、2013年にプーチン大統領が愛猫家の佐竹秋田県知事にサイベリアンのミールくんを贈ったことでサイベリアンはたちまち日本でも有名になりました。シベリアの厳しい寒さに耐えるために備えたふわふわな毛が特徴です。猫の中でも大変珍しく、ダブルコートよりもふわふわのトリプルコートの子もいます。

サイベリアンの写真と動画

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Photo by doluuuukさん Thanks!

サイベリアン

サイベリアン
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サイベリアン
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サイベリアンのミールくんの動画です。秋田県知事が羨ましいですね!

ドンスコイ(ドン・スフィンクス)

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Photo by don_katrinさん Thanks!

ドンスコイはカナダ出身のスフィンクス猫と見た目が似ていることから、「ドン・スフィンクス」とも呼ばれています。

1987年、ロシアのロストフ・オン・ドンという町にエレナという女性教師がいました。ある日、エレナは子どもたちが子猫が入ったカバンをサッカーボールの代わりにして遊んでいるところを発見しました。エレナは遊びを止めさせ、いじめられていた子猫を保護すると「バーバラ」と名付けて育てることにしました。

バーバラは一般的な猫とは少し異なり、成長するにつれて毛が抜けていくという特徴を持っていました。後にバーバラが子どもを産むと、子猫もバーバラと同様の特徴を持っていました。エレナの知人たちは、「バーバラの特徴は病気によるものではないか?」と考え、殺処分しようとしました。しかし近くに住んでいた猫のブリーダーのイリーナの助けもあり、バーバラの血を引く猫たちは「ドンスコイ」として確立され、TICAに猫種登録されました。ドンスコイの生まれた時の毛の特徴は大きく分けて4パターンありますが、いずれも大人になると無毛になってしまいます。

ドンスコイの写真と動画


ドンスコイ
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ドンスコイ
Photo by don_katrinさん Thanks!

ドンスコイ
Photo by don_katrinさん Thanks!

ドンスコイ
Photo by don_katrinさん Thanks!


お茶目なドンスコイの動画です。この動画を見れば愛くるしい姿の虜になること間違いなしです。


クリリアンボブテイル(クリルアイランドボブテイル)

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Photo by seigakusanさん Thanks!

クリリアンボブテイルはサハリン(樺太)を含むクリル列島(千島列島)原産の猫です。詳しい起源はまだ分かっていませんが、少なくともクリル列島には200年以上前から生息していたという記録が残っています。クリリアンボブテイルの最大の特徴は尻尾にあり、ポンポンのように短く、すこしねじれています。同じ尻尾を持つクリリアンボブテイルを2匹見付けることは極めて難しいとされているほど、それぞれが個性的な尻尾を持っています。

クリリアンボブテイルボブテイルの写真と動画


クリリアンボブテイル
Photo by mici_di_lulu_cats さん Thanks!

クリリアンボブテイル
Photo by mici_di_lulu_cats さん Thanks!

クリリアンボブテイル
Photo by mici_di_lulu_catsさん Thanks!

クリリアンボブテイル
Photo by mici_di_lulu_catsさん Thanks!


お風呂に突然現れた、大きな魚を獲ろうとするクリリアンボブテイルの動画です。

ピーターボールド

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Photo by vv__svetlana さん Thanks!

ピーターボールドはドンスコイオリエンタルショートヘアと掛け合わせられて作出された猫種です。ピーターボールドの被毛は、
  • 全身毛がない。もしくは顔や足先などの末端部分のみ少しだけ毛が生えている。
  • 桃のような色の毛が生えている。もしくはスエードのような皮膚をしている。
  • ウェーブや艶はないがとてもふわふわの毛を持っている。
  • ウェーブや艶がある上にとてもふわふわした毛を持っている。
  • ピーターボールドの特徴はほとんどなく、普通の猫と同じような毛を持っている。
という五つのパターンに分かれています。ピーターボールドの遺伝子についての研究は長年行われています。しかしいまだに明らかになっていことも多く、ピーターボールドは謎に包まれた猫です。

ピーターボルドの写真と動画


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Photo by srvachevaさん Thanks!

ピーターボールド
Photo by jkschwarzerengelさん Thanks!

ピーターボールド
Photo by jkschwarzerengelさん Thanks!


ピーターボルドの子猫の動画です。一生懸命に走っている姿に癒やされます。

猫の迎え方

猫を家に迎える方法はさまざまです。それぞれに長所と短所があるのでじっくりと検討してみてくださいね。

保護猫の里親になる

長所

日本では1年間に5万匹以上の犬や猫が殺処分されています(※2017年現在)。一人でも多くの人が保護猫を家に迎えることを選択肢に入れることで、助かる命が増えます。家の近くの愛護センターや保護団体から家に保護猫を迎えるということも考えてみてください。


保護犬と違って、保護猫のほとんどは雑種(ミックス)です。雑種は純血種とは異なり、遺伝子が多様なので病気にかかりにくくて丈夫な子が多いです。保護猫と飼いたい人のマッチングサイト「OMUSUBI」(お結び)にも気になる子がいるかもしれませんので、ぜひ覗いてみてください。

短所

保護猫と一言で表すことが出来ても、「人間と関わることなく1匹で生き抜いてきた子」「飼い主に突然捨てられた子」「多頭飼育崩壊からレスキューされた子」とバックグラウンドはさまざまです。ほとんどの子は人から愛情を注がれてきた経験が少ないため、家に迎えても心を開いてくれるまでに時間がかかるかもしれません。

ブリーダーから迎える

長所

血統など気にするのであれば信頼できるブリーダーから迎えるという方法もあります。実際にブリーダーの元へ見学に行くことで、育った環境を実際に知ることができます。また、育てる上でのアドバイスを聞くこともできます。

短所

残念の話ですが猫に対して愛情がなく、ただ利益目的でブリーダーをしている人もいます。利益が目的のブリーダーは、高値で売買可能な猫を誕生させるため、危険な繁殖手法や販売手法を取っていることがあります。それは遺伝病を持って生まれてくる可能性が非常に高くなるため本来禁止されている近親交配の繰り返しや生後45日以下の子猫の販売です。猫の体と心の健康に配慮しない悪徳ブリーダーから引き取ってしまうと、その繁殖手法を支援することにつながってしまいます。

ペットショップから迎える

長所

ペットショップにはさまざまな猫種がいます。そのため猫の種類についてあまり詳しくかったとしても、お気に入りの猫ちゃんを見つけることができるかもしれません。

短所

ブリーダーから迎える場合と同じように、悪徳なペットショップの場合もあります。ペットショップにいる動物に罪はありませんが、そういったペットショップから購入することは悪徳な業者の活動を斡旋してしまうかもしれません。

まとめ

5種類のロシア出身の猫はいかがでしたでしょうか。寒いイメージの強いロシアにも、ドンスコイやピーターボールドのように毛があまり生えていない猫がいることに驚いた人もいると思います。「世界には他にどんな猫がいるのだろう?」「自分の家で飼っている猫のルーツを知りたい!」と思った方は、ぜひ猫種辞典をご覧ください!
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