犬のシャンプーの頻度や方法、値段は? おすすめシャンプーも【プロが解説】

犬のシャンプーは、体を清潔にするために大切なケアです。でも、犬のシャンプーの頻度や方法、どのシャンプーを使ったら良いのかなど、分からないことも多いと思います。今回は、犬のシャンプーについてフリートリマーの大森が解説します。

犬のシャンプーについて

いつから始める?

シャンプーの泡にまみれている犬

パピー(子犬)でも大丈夫ですが、ワクチンが1回終わってからにした方が良いでしょう。トリミングサロンでシャンプーをする場合もワクチンが終わってから可能になるお店が多いです。

頻度は?

シャンプーされて気持ちよさそうにしている犬

だいたい月に1回はシャンプーをしてあげましょう。人間と同じで、犬も体を洗わずにいると、体臭や皮脂、汚れなどが目立ってきます。そのため、清潔に保つためには定期的にシャンプーをしてあげる必要があります。また、皮膚炎やフケなどにもつながりますので、健康のためにも大切です。犬も清潔で嬉しいですし、飼い主の方も快適に愛犬と過ごすことができます。ただし、逆にシャンプーをしすぎると、肌荒れになってしまう可能性もあるので注意しましょう。

肌荒れしてしまった犬

値段は?

地域によって値段は違いますが、小型犬だと2000円、大型犬だと6000円が相場と言われています。

シャンプータオルで代用できる?

本来はシャンプーをしてあげるのが一番良いのですが、ワクチンプログラムを終了していない子犬や、老犬でシャンプーが負担になってしまうワンちゃんは、シャンプータオルを使って被毛のお手入れをしてあげると良いと思います。

犬のシャンプーの方法

Step1. まずはシャンプー前にブラッシング

まずはシャンプーをする前に、ブラッシングをして毛のもつれや汚れを落としましょう。これは、皮膚にシャンプーが浸透しやすいようにするためです。

Step2. 犬の体をシャワーで濡らす

次にシャワーで全体を濡らしていきます。

シャワーの最適な温度は?

犬のシャワーの温度は37度前後が適切です。人が「ぬるいかな?」と思うぐらいの温度設定にしてあげてください。また、季節や犬種によっても温度調節してあげるようにしましょう。

シャワーの方法

シャワーヘッドを犬の体に当てながら濡らしていきます。濡らしていく順番は、お尻〜尻尾〜背中〜体〜胸〜四肢〜顔が一般的です(※目安です)。いきなり心臓の近くや顔からシャワーヘッドをあて濡らしていくと体がびっくりしてしまいますので、心臓から遠いお尻から徐々に濡らしていきましょう。

シャワーされて濡れている犬

シャワーの音を嫌がる犬にワンポイント!

シャワーヘッドを体に当てないで濡らしていくと、ワンコがシャワーの音を嫌がったり、しっかりと皮膚や被毛にお湯が浸透しなかったりします。シャワーヘッドは体に当てながら濡らしてあげてください。

目やにがくっついている犬にワンポイント!

目やになどが固まって付いている場合、しっかりと濡らしてふやかしておくと目やにがシャンプーの時に取れやすいです。

顔周りを濡らすのを嫌がる犬にワンポイント!

顔周りを濡らすのを嫌がるワンコには、スポンジにお湯を含ませ絞りながら濡らしてあげましょう。

シャンプーされて気持ちよさそうにしている犬

Step3. シャンプーで洗う

続いて、ワンコに合ったシャンプー剤で洗っていきます。

最初に、シャンプー剤を泡立てていきます。泡立ててきめ細やかにする事により、泡が汚れを吸着して汚れが浮き上がりやすくなりますので、スポンジなどを使用してしっかりと泡立てて洗うことをオススメします。

シャンプーされながら飼い主を見ている犬

指を軽く立てて地肌をマッサージするように洗っていきます。ワンコの指の間、脇、足の内股、陰部や肛門周りなども汚れやすく、細かいところを重点的に洗いましょう。

指の間をシャンプーされている犬

顔を洗う時、出来るだけ鼻に入らないように顔を下向きにして洗います。耳は特に脂っぽい部分なので、しっかりと洗います。顔周りは細かい所なのでシャンプーが目に入らないように注意して洗います。固まった目やにをふやかしながら洗う場合、コーム(くし)を使用し、目頭から鼻先にむかってクシでとかしながら、目やにを取っていきます。

犬のシャンプー剤の選び方

  • 基本:全犬種用や長毛種用など特化型のシャンプー剤を選んであげてください
  • 乾燥肌のワンコ:保湿用のシャンプー剤を選んであげてください
  • 脂っこいワンコ:さっぱりするシャンプー剤を選んであげてください
  • アトピーや肌荒れのワンコ:薬用のシャンプー剤を選んであげてください
※シャンプーの詳しい種類に関しては、獣医師もしくはトリマーに相談しましょう。

人間のシャンプーでも良いの?

ワンコの肌は人間よりも薄く、肌が弱いです。人間のシャンプーは、刺激が強いため、使用しないでください。

Step4. シャンプーを洗い流す

濡らしていった順番とは逆に、顔から流していきます。流す順番としては、顔〜耳〜胸〜背中〜体〜四肢〜尻尾です(※目安です)。

体の高い位置から毛並みに沿って流していきます。濡らすときと同様に、顔周りを嫌がる場合はスポンジにお湯を含ませてシャンプーを流していきます。

シャンプー洗いのワンポイント!

顔に残ったシャンプーはしっかり流さないと、目にシャンプーが染みて赤くなったり目がしょぼしょぼと開かなくなったりしてしまう場合があります。全身を流してすすぎ終わった後、もう一度、目をすすぎ流しておきましょう。

Step5. タオルで水分を拭き取る

タオルで水分を拭き取る前に、ワンコをブルブルさせて水分を飛ばします。水分を吹き飛ばした後、タオルで全身の水分を拭いていきます。

ブルブルしない場合のワンポイント!

ブルブルしない場合は、耳に息を吹きかけてあげるとブルブルしてくれます。

短毛種のワンポイント!

短毛種(チワワダックスフンドフレンチブルドッグなど)の場合は、乾かしづらい指の間、鼻周りなどをしっかり拭いておくことにより、乾燥が早くなります。

また、シャンプー後、吸収タオルを使用することにより、体の水分を吸収した後、絞って体をまた拭けるので、効率的に乾かすことができます。長毛種の場合は、水分を拭き取りすぎてしまい、毛がくるくるになるので、あまりオススメではないです。

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長毛種のワンポイント!

長毛種(プードルマルチーズヨークシャテリアなど)の場合は、ワシャワシャ水分を拭き取ると毛が絡まったり、自然乾燥してしまうと毛の水分が拭き取られ過ぎてクルクルになり、キレイに乾かないことがあります。そこで、タオルで拭いた後に全体をタオルで覆います。次に乾かすところのタオルをどかして乾かしていきます。他はタオルで覆ったままです。

Step6. 毛を乾かす(ブロー)

水分を拭き取ったら毛を乾かしていきます。乾かす順番は、お腹〜背中〜体〜お尻〜胸〜四肢〜顔〜耳〜尻尾です(※犬種によっても異なります。目安として)。

まずは内臓を冷やさないようにお腹から乾かしていきます。特に老犬や子犬の場合はお腹から乾かすようにしてあげてください。また、ドライヤーを動かしたり手で乾かしたりすると根元からしっかり乾かせないため、スリッカーブラシを使用して一カ所ずつ乾かしてあげるといいでしょう。

犬の毛を乾かす時のワンポイント!

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