犬はエビを食べても大丈夫!生食はNGでアレルギーなど注意点を解説

エビは犬が食べられる食材ですが、生で与えるのはNGです。過熱すれば問題はありませんが、アレルギーのリスクなど注意点もあります。今回は頭やしっぽ、殻は食べてもいいのかなど、エビの適切な与え方を解説します。

エビは犬が食べても大丈夫

えび

エビは高タンパク低脂肪な食材で、犬も食べられます。生のエビには「チアミン(ビタミンB1)欠乏症」を引き起こすチアミナーゼが含まれるため、必ず加熱してから与えなくてはいけません。

多く含まれるビタミンEやエビを赤くしている色素「アスタキサンチン」は強い抗酸化作用を持ち、アンチエイジングの効果が期待できます。そのほか亜鉛やカルシウムも豊富に含まれます。

エビの適切な与え方

見上げる犬

必ず加熱する

与える際は必ず加熱し、食べやすい大きさに切ったものを与えましょう。

少々の量にする

エビを含む魚介類は犬にとって消化しづらい食べ物のため、少量程度にしましょう。大量に与えると消化不良の原因となり、下痢や嘔吐を引き起こす恐れがあります。

総合栄養食にトッピングしたり、おやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」で簡単に計算することができます。

フード診断を受けてみる

エビの殻や尻尾はNG

殻や尻尾は消化しづらいため、胃腸に負担をかけます。犬にエビを与える時に殻や尻尾は取り除き、実の部分だけ与えるようにしましょう。

人間用のえびせんもNG

犬用に加工されたえびせんであれば与えても大丈夫ですが、人間用のえびせんは犬にとって味が濃すぎたり塩分が高すぎたりするので、与えないようにしましょう。

エビに含まれる主な栄養成分

エビ

ビタミンE

抗酸化作用があります。過剰な活性酵素を除去することで老化や免疫力の低下を防ぐ働きがあります。

ビタミンB12

ビタミンB12には神経機能・睡眠リズムの正常化、そして鉄分と共に貧血を予防する働きがあります

タウリン

犬は体内でタウリンを作ることができます。動脈硬化や貧血、視力の低下などを予防する効果が期待されます。

エビを与える際の注意点

コーギーの子犬

アレルギー

食物アレルギーには、生まれつきの体質による先天性アレルギーと、長い期間同じ食材を食べることで発症する後天性アレルギーがあります。アレルギーの場合、以下の症状になる可能性が挙げられます。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 発熱
  • 元気がない
  • 皮膚のかゆみ

上記のような症状があれば、すぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。


生で与えるのはNG

エビを含む多くの魚介類にはビタミンB1を分解してしまう酵素が含まれています。加熱することによって酵素を破壊することができますが、もし生のまま食べてしまった場合は「ビタミンB1欠乏症」になってしまう恐れがあります。

食べさせる機会があったら火を通したものを与えるようにしましょう。

※「魚介類(チアミナーゼ)」(ペット栄養学会誌)

<ビタミンB1欠乏症とは>

ビタミンB1欠乏症とは、犬の体内でビタミンB1(チアミン)が欠乏してしまうことにより、食欲不振や嘔吐、歩行困難などの症状が出てしまう状態です。

人間にとっての脚気を指します。ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変換する時に必要な栄養素の一つです。

ビタミンB1欠乏症が重症化すると脳や神経に障害が発生し、歩行困難や、瞳孔散大となり、最悪の場合は昏睡状態になることもあります。

エビを使った犬の手作りご飯レシピ

オクラとエビのふんわり天津飯

ペトことではにんじんを使ったペット食育上級指導士®︎監修レシピを紹介しています!

オクラとエビのふんわり天津飯

▶材料
  • オクラ
  • むきエビ
  • にんじん
  • 炊いたご飯
  • 片栗粉
  • ごま油
▶作り方
  1. にんじんを適当な大きさに切って茹でる。
  2. オクラを薄く切り、えびも適当な大きさに切る。
  3. 鍋に水を入れて沸騰したら2のえびを入れる。えびの色が変わったら、2のオクラも加える。大さじ2分の1の水で溶いた片栗粉を加えて、とろみをつける。
  4. フライパンにゴマ油を熱し、溶いた卵を一気に流し入れて、まわりが固まったら火を止めて、お皿に盛ったごはんの上に乗せる。
  5. 3のあんをかけて、1のにんじんを飾ったらできあがり。

レシピや詳細は関連記事をご覧ください。


まとめ

シーズーの子犬

加熱して小さく切ってから与えるのがオススメ
生で与えるのはNG
殻や尻尾は与えてはいけません
与え過ぎは下痢・嘔吐の原因になります

エビのように加熱をすれば問題のない食べ物もあれば、絶対に食べさせてはいけない食べ物もあります。

その食材は自分の愛犬が食べられるものかを事前にしっかりと調べ、愛犬とのペットライフを楽しんでください。


参考文献