犬は麦茶を飲んでも大丈夫? 栄養素や注意点など解説

夏場の水分補給のために、冷蔵庫に常備しておくことが多い麦茶は、私たちの身近にある飲み物の一つです。暑さで乾いた喉を潤すのにはぴったりですが、犬は麦茶を飲んでも大丈夫なのでしょうか。結論から言うと麦茶は、カフェインを含む紅茶や緑茶と違って犬が飲んでも大丈夫なお茶です。でも、一部の犬には控えておいたほうがよいことも……。今回は、犬に麦茶を与えるときの注意点を紹介します。

麦茶は夏の水分補給に最適

麦茶

麦茶は大麦の種子を煎じたもので、日本では麦茶の前身である麦湯が平安時代から飲まれていたそうです。紅茶や緑茶のように犬にとって危険なカフェインが含まれていないので、麦茶は犬が飲んでも大丈夫です。

特に暑い夏は水分補給が大切ですが、水をなかなか飲んでくれない犬もいます。そういった子でも、麦茶は香ばしい香りに惹かれて飲んでくれることがあります。

また、香ばしい香りのもとである「アルキルピラジン」という成分には、血行促進、ストレス解消といった働きがあるといわれています。麦茶が好きな子には、水分補給として飲ませてあげると良いでしょう。

麦茶の他に、タンポポ茶やそば茶、豆茶、コーン茶、ルイボスティーといったお茶もカフェインを含まないので、飲ませて大丈夫です。


尿路結石の心配がある犬には与えないで

横たわって舌を出す犬

尿路結石の既往歴がある犬には与えてはいけません。麦茶には、カリウムなどのミネラル類が含まれていて、過剰摂取すると尿結石や尿血症などの病気につながる可能性があります。健康な犬に少量を与えるならば問題はないですが、以前これらの病気にかかったことがあったり、体質的に結石ができやすかったりする犬に、麦茶を飲ませることはやめておきましょう。

また、市販の麦茶の中には熱中症対策としてミネラルが添加されているものがあります。犬にあげる場合、過剰摂取につながる可能性があるので、添加されているものは避けましょう。


麦茶パックの誤食に注意!

ベッドからこちらを見つめるパグ

麦茶は、自宅で水出ししたり煮出したりと、手軽に作ることができます。そのときに使う麦茶パックは、香ばしい香りで癒やされますよね。

犬もそんな麦茶パックに興味津々。目を離した隙に、パクリと麦茶パックを食べてしまったということもあるようです。麦茶パックを丸ごとのみ込んだ場合、異物が胃に残る可能性があるほか、腸に詰まると腸閉塞を引き起こすこともあります。

異物を誤飲した場合、食してからの時間経過によって対処が変わってきますが、気付いた時点で動物病院へ連絡し指示を仰いでください。

ネットなどで塩を飲ませて吐き出させるといった情報がありますが、素人が行うのはとても危険です。自己判断で行わないようにしましょう。


まとめ

麦茶

麦茶は夏の水分補給に最適
尿路結石に心配がある犬には与えない
麦茶パックの誤食に注意
私たちの夏に欠かせない麦茶は、犬が飲んでも大丈夫ですが、飲ませすぎると下痢を引き起こしてしまうこともあります。また、アレルギーの可能性が全くないとはいえません。そのため、最初はお水に香りづけとして足してあげるなど、少量からあげるようにしましょう。そして、麦茶を飲ませてから、愛犬に気になる症状が見られた場合には、獣医師に相談してください。

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