猫と畳の部屋で暮らす!状況別の対策・対処法やおすすめの畳などを紹介

猫と畳の部屋で暮らす!状況別の対策・対処法やおすすめの畳などを紹介

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猫と一緒に畳の部屋で過ごすと畳がボロボロになってしまわないか心配になる人もいるでしょう。猫が畳を食べてしまう場合や畳で爪とぎをする場合もありますが、状況に合わせて対策をすれば猫とも畳の部屋で快適に過ごせます。本稿では畳の部屋で猫と快適に過ごせるよう状況別の対策や対処法、おすすめの畳などをまとめています。粗相や吐いた場合の対処法や、賃貸の場合の対策について紹介していますよ。

猫が畳を好きな理由

猫と畳

猫が畳を好む理由はいくつか考えられます。

快適に過ごせる

猫が畳を好む理由のひとつとして夏場は涼しく、冬場は暖かく過ごせることが考えられます。

畳は空気の層が多いため断熱性能が高く、熱を保持しやすい特徴があります。そのため、冬場は暖かい場所を好む猫にとって快適に過ごしやすいのです。

好きな匂いがする

自然的な畳の匂いも猫に好まれる傾向があります。畳は基本的に自然素材でできているので、自分自身のにおいを残しやすいのもポイントです。

触感・居心地が良い

畳特有の柔らかさやクッション性、座ったり寝転がったりしたときに居心地が良いという点も猫に好まれる特徴の一つでしょう。

猫と畳の部屋で暮らしやすくなる!状況別の対策・対処法

猫と畳

猫と畳の部屋で過ごす場合さまざまなトラブルが想定されるので、状況別に対策や対処法を紹介します。

猫が畳で爪をとぐ場合

猫が畳で爪をとがないようにするには、畳より爪がとぎやすい爪とぎを用意するといいでしょう。

爪とぎは猫ごとに好みの素材や形状が違うため、畳で爪をとぐ子は家にある爪とぎより畳の方が爪をとぎやすかったのかもしれません。

さまざまなタイプの爪とぎを試してみて、好みのタイプを見つけてあげると畳で爪をとがなくなるかもしれませんよ。

もし、早急に畳に対策を施したい場合は、畳にマットやカーペットを敷いて、隠してしまうという方法もあります。その場合は畳をすべて敷物で覆い、敷物がめくれないようにしましょう。


猫が畳で吐いた場合

猫は毛玉やフードを吐き戻すことがあります。もし、畳の上で吐いてしまった場合、きれいに掃除をしないと畳に跡が残ってしまう可能性も。

跡が残らないように掃除する方法は以下の通りです。

  1. 吐瀉物が広がらないように、周囲をティッシュや新聞紙で覆う
  2. クリーニング用アルコールスプレーや消毒用エタノールで汚れた部分を拭き取る
  3. 水で拭き取り乾燥させる

なお畳に残ったにおいを取り除くためには、重曹や粉炭を撒いておくと効果的です。

もしにおいが気になる場合は、消臭剤を使用してもいいでしょう。


猫が畳で粗相をした場合

猫の尿はアンモニア臭が強くいためにおいが残りがち。

もしにおいが残ってしまうと同じ場所で再度、粗相をする可能性があるのでしっかりと掃除をしなければいけません。

畳の上で粗相をしてしまった場合の掃除方法は以下の通りです。

  1. 乾いたペーパータオルや新聞紙で拭き取る
  2. 中性洗剤を噴霧し、数分間放置する
  3. 濡れたスポンジやタオルで拭き取る
  4. 乾燥したら重曹や粉炭を畳に振りかけ、数時間放置する
  5. 重曹や粉炭を掃除機で吸い取る

畳が乾いたら、アルコールスプレーや消毒用エタノールを使用して消毒しておくとなおいいでしょう。


猫が畳を食べる場合

畳はい草を使用して作られているため、猫が毛玉を吐き出すために畳を食べてしまう場合があります。そのため、い草の代わりになる猫草を部屋に置くと畳を食べなくなるかもしれません。

猫草を置いても畳を食べてしまう場合は、カーペットやマットで畳が見えないように隠してしまうことも検討しましょう。

なお、畳に使用されている材料や加工方法によっては、猫にとって有害な成分が含まれている場合があるので、畳を食べた後の愛猫の様子に違和感がある場合は動物病院へ連れて行くことをおすすめします。

賃貸と持ち家で畳の対策・対処法は変わる?

賃貸物件に住んでいて猫が畳を傷つけてしまった場合は、基本的に持ち家の場合の対策・対処法と変わりません。

賃貸物件に住んでいる場合、入居中の畳の張替えは基本的に入居者負担で交換可能なので、猫が畳をボロボロにしてしまっても新品に変えることもできます。

また、退去時はペット可物件も、ペット不可の物件でも畳の張替え費用は入居者負担になるのが一般的です。

ただ、猫が畳に粗相をしてしまい、そのにおいが壁紙についてしまった場合は壁紙の張替え費用が入居者負担になる場合もあるので注意してください。

なお物件により入居時の契約条件が異なりますので、しっかり確認をするようにしましょう。


猫がいる家庭におすすめの畳

畳にもさまざまなタイプがあるので、猫と暮らす人におすすめの畳を紹介します。

セキスイ畳 MIGUSA


い草の風合いや肌触りはそのままに、高い耐久性やデザイン性に優れた彩りを兼ね備えた畳です。

ポリプロピレンと無機材料をベースに作られているので、天然のい草で作られた畳より耐久性が高いのが特徴。水や汚れにも強いため、お手入れもしやすいですよ。

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わんにゃんスマイル畳


犬猫向けに作られた畳で、クッション性や滑りにくさに優れています。ひっかき傷に強いのも魅力的。

サラサラとした水分を吸収しない素材なので、清潔感も保ちやすいですよ。

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猫ちゃん用六角形畳


フローリングの部屋で置きやすい畳のペット用クッションです。

部屋はフローリングのまま、一部分だけ手軽に畳を設置したい場合におすすめ。両面共にい草で作られているので、裏表どちらでも使用できます。

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畳を保護するならジョイントマットやカーペットもおすすめ

畳

畳を隠してもいい場合は、ジョイントマットやカーペットを敷いてもいいでしょう。

畳の断熱性能やクッション性はそのままで畳を保護できるので、猫と一緒でも畳がボロボロにならずに過ごせます。

ただ、畳がすべて隠れていないと猫が畳を傷つけてしまう場合があるので注意してくださいね。