
ケアーンテリアは、テリア系の中でも古いとされている犬種です。毛色はクリームだけでなくブリンドルなどの少し珍しい毛色も存在します。今回はケアーンテリアの性格や毛色、寿命といった基礎知識から、ケアや注意すべき病気などを紹介します。
目次
ケアーンテリアの基礎知識

| 英語表記 | Cairn Terrier |
|---|---|
| 原産国 | 中国 |
| サイズ | 小型犬 |
| 体高 | 28〜31cm |
| 体重 | 6〜7.5kg |
| 寿命 | 13~15歳 |
他のテリア系犬種と違い、名前に地名が使われていないのも特徴的です。
ケアーンテリアの大きさと寿命
ケアーンテリアの体高は28〜31cm、ケアーンテリアの体重はおよそ6〜7.5kgです。ケアーンテリアの寿命は13〜15年ほどといわれています。ケアーンテリアの歴史
ケアーンテリアは、大きな顔とピンと立った耳、短い足が特徴です。膝の上に乗るほど小型で、走り回っても平気な丈夫な身体を持ち、家族と常に一緒にいるのを好むことから、あるイギリスのブリーダークラブに「best little pal in the world(世界一の小さな相棒)」と評されたこともあります。
1939年にTerry(テリー)という名前のケアーンテリアが『オズの魔法使い』のToto(トト)役をしたことから、アメリカで一気に有名になりました。
ケアーンテリアの被毛について
ケアーンテリアはダブルコートの犬種です。ふわふわで柔らかなアンダーコートを固いオーバーコートが保護する構造になっており、全体的に剛毛です。
この強い毛が冷たい外気や雨などから身体を守ってくれるため、ケアーンテリアは比較的丈夫な犬種だとされています。
ケアーンテリアの毛色
「クリーム」「レッド」「グレー」「ブラック」「ブリンドル」などの毛色が存在します。クリーム
ブリンドル
ケアーンテリアの性格
他のテリア系犬種と同じように、ケアーンテリアは独立心が強く、家族に対して強い忠誠心を示します。岩場を掘って動物を追いやっていた歴史から、他の動物に怯えない勇敢な面もあります。常に何かに興味津々で、警戒心も強く、活発に行動するタイプの犬種です。
ケアーンテリアのしつけ方

「お手」や「おすわり」などの芸を教えるとすぐに覚えてくれる反面、ケアーンテリアは、飼い主を試すような行動をします。
そのため、しつけ教室に通わせることが推奨されています。もともと社交性のある犬種のため、子犬の頃から他の犬と遊ばせることも大事です。
ケアーンテリアのお手入れケア
ケアーンテリアは抜け毛の多い犬種ではありませんが、週に1回ほどのブラッシングが大切です。被毛の手入れのためだけでなく、小さな頃から定期的にブラッシングの時間を作ることによって、信頼関係の構築につながります。
爪の手入れも欠かさないようにしてください。
ケアーンテリアの体型・体重管理
健康な毎日を過ごすためには、適切な体型・体重を保つことが欠かせません。定期的に体重を量ることは重要ですが、適正体重は成長とともに変化します。同時に「ボディ・コンディション・スコア」(BCS)という評価指標を利用することで適正な体型・体重を維持することができます。
参照:『飼い主のためのペットフード・ガイドライン』(環境省)
ケアーンテリアのかかりやすい病気
ケアーンテリアは比較的身体の丈夫な犬種として知られています。しかし、足の短い犬種ですので肥満には特別気をつけてあげなくてはいけません。アメリカのケアーンテリア犬種クラブでは、定期的に目、心臓、膝蓋骨を検査することを推奨しています。
ケアーンテリアに似ている犬種と違い
テリア系犬種ということで「ヨークシャーテリア」や「スコティッシュテリア」にも似ていますが、一番似ているのは「スカイ・テリア」でしょう。実際、1887年頃にスコットランドで名付けられるまで、ケアーンテリアは「毛が短いほうのスカイ・テリア」と呼ばれていたそうです。
スカイ・テリアは目が見えないほどの毛の長さが特徴の、同じくテリア系犬種なのですが、ケアーンテリアと大きく異なる点は体重です。
体高はどちらも同じくらいですが、スカイ・テリアの体重はおよそ15〜20kgと、ケアーンテリアの2倍以上になります。
ケアーンテリアの迎え方
一度家族に迎えたら、子犬から老犬になっても大切に、命に責任を持ちましょう。白髪も生えれば、病気にもかかるかもしれません。お金がかかるのは家族に迎える時だけではないことを踏まえ、もう一度考えた上で迎えることを検討してください。
保護犬から迎える
保護され、里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。PETOKOTO代表・大久保の愛犬コルクも、もともと足が内股という理由でペットショップの競り市で捨てられていた元保護犬でした。
ペトコトの姉妹サイトである保護犬・保護猫マッチングサイト「ペトコトお結び(OMUSUBI)」も、ぜひ覗いてみてください。
ブリーダーから迎える
好きな毛色や、血統など気にするのであれば信頼できるブリーダーから迎えるという方法もあります。実際に見学に行き、どんな環境で飼育されているのかを確認することも必要ですが、飼う上でのアドバイスも直接聞くことができます。
ペットショップから迎える
ケアーンテリアはペットショップで見かけることがまれです。ペットショップから迎える際は、まずいるかどうかを調べてから足を運ぶことをお勧めします。ケアーンテリアと楽しい暮らしを!
身体が丈夫で、運動が大好きなケアーンテリア。愛犬と一緒に、お散歩やドッグランなど、アクティブな生活をはじめてみるのもいいかもしれません。
参考文献
愛犬のごはんは素材の旨味と栄養が詰まったフレッシュフードがおすすめ
ペトコトフーズの冷凍フレッシュフードは、素材本来の旨味や香りが楽しめるように、低温スチーム加熱で丁寧に調理し、急速冷凍で鮮度をそのまま閉じ込めた、保存料・添加物不使用の総合栄養食です。
グルテン・グレインフリーかつ、新鮮な国産肉や野菜を10種類以上使用。愛犬の健康を考えて開発された「フレッシュフード」で、毎日の主食やトッピングにも活用できます。
ポイント
偏食・少食だった愛犬が食べてくれたと好評
涙やけや毛艶の改善を感じたという声も多数
水分量約70%で水分補給・便秘・尿石症対策にもおすすめ
暑い季節は半解凍で与えると、体を冷やしながら水分補給できるため熱中症対策にもおすすめですよ。
※お腹が弱いワンちゃんには、しっかり解凍してから与えるようにしてください。
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