チヌークの飼い方|アメリカで生まれた犬ぞりに適した犬種

チヌークの飼い方|アメリカで生まれた犬ぞりに適した犬種

チヌークはアメリカ生まれで犬ぞりに適した犬種として誕生しました。今回は、イヌイットの言葉で「冬に吹く暖かい風」という意味を持つチヌークの性格や特徴、シベリアンハスキーとの違いについて紹介します。

チヌークの基礎知識

チヌーク photo credit: @watch_us_byrneさん Thank you!

英語表記 Chinook
原産国 アメリカ
サイズ 大型
体高 オス:60〜66cm
メス:55〜61cm
体重 オス:25〜41kg
メス:23〜30kg
寿命 約12〜15年

チヌークは、アメリカのニューハンプシャー州ウォナランセットという町で生まれた犬種です。英語では「Chinook」と表記します。

チヌークの歴史

1800年代、ウォナランセット出身の極地探検家アーサー・トレッドウェル・ワルデン(Arthur Treadwell Walden)は、アラスカで犬ぞりのドライバーをしていました。ニューハンプシャー州ウォナランセットに帰ったワルデンは、いぬぞりを引く新しい犬種を作りたいと考え、マスティフタイプの犬種とグリーンランド産のハスキー系の犬種などを組み合わせて新たな犬種「チヌーク」を生み出したのです。

チヌークは、アラスカでワルデンが持っていた犬ぞりチームのリーダー犬の名前で、イヌイットの言葉で「冬に吹く暖かい風」を意味します。

新しい犬種として1900年代初頭に生み出されたチヌークでしたが、残念ながらその数はどんどん減ってしましました。ついには28匹になり、1965年にはギネスレコードによって「世界で最も珍しい犬種」の一つとして登録されてしまいます。

その後、ブリーダーたちの尽力によって2013年には813匹まで増えましたが、今も珍しい犬種の一つとして数えられています。なお、ジャパンケネルクラブ(JKC)には登録されていません。

チヌークの特徴

チヌークの体高はオスが60〜66cm、メスが55〜61cmほどで、体重はオスがおよそ25〜41kg、メスが23〜30kgになります。寿命は12〜15年ほどといわれています。

チヌークとシベリアンハスキーの違い

チヌークに特に似ている犬種というのは存在しませんが、同じ犬ぞりを引く犬種として日本でもよく知られるシベリアンハスキーと比較してみましょう。

チヌーク

シベリアンハスキーは、日本で一般的に見かける犬種としてはかなり大きいサイズですが、それでも体高が51~60cm、体重が16~27kgほどと、個体差はあれチヌークに比べると一回り小さい印象です。

チヌークの性格

チヌークは、賢く、我慢強く、飼い主に対してとても献身的な性格で知られています。小さな子供に対して優しく接してあげることのできる犬種です。

チヌーク photo credit: @watch_us_byrneさん Thank you!

チヌークの被毛

チヌークの被毛はダブルコートで、内側は産毛のような柔らかな毛、外側はストレートな剛毛に覆われています。


チヌークの毛色

チヌークの毛色は基本的には黄褐色一色です。その中でも濃い毛色、薄い毛色を持つチヌークがいます。外見でいうと、ほかの犬種では立ち耳あるいは垂れ耳のどちらかのみが認められるケースが多いですが、チヌークの場合は立ち耳、垂れ耳両方が認められているという特徴があります。

チヌーク photo credit: @hamiltonthechinookさん Thank you!

チヌークの飼い方

チヌークは、飼い主がとても大好きな犬種です。留守がちな家庭にはオススメできません。


チヌークのしつけ方

チヌークは、とても賢く新しいことを覚えるのが大好きです。チヌークのしつけにはそれほど時間や労力がかからないでしょう。ただし、フレンドリーな性格が災いして、訪れる人すべてに飛びかかって歓迎してしまうこともあるかもしれません。かなり大きな犬なので、そういった点はしつけが必要です。


チヌークのケア

チヌークの子犬 photo credit: @watch_us_byrneさん Thank you!

チヌークの被毛は、お手入れが簡単です。週に1度程度の入念なブラッシングで、毛についた汚れや抜けた毛などを落としてあげましょう。季節の変わり目(換毛期)には毛が抜けますので、その際はコームなどでのお手入れが必要です。


チヌークのかかりやすい病気

チヌークは、とても丈夫な犬です。しかし、獣医師による定期的な検診のほかに、歯磨きや耳のケアは必要不可欠です。



動画で見るチヌーク

それでは、レアな犬とされるチヌークの貴重な動画を見てみましょう。

おしゃべりチヌーク、階段を降りる

大型犬チヌークにも、もちろん子犬のころがあります。こちらのチヌークは、階段がどうしても降りられなくて苦労しているようですが……⁉


チヌークの犬ぞり

続いては、チヌークの本領発揮! 犬ぞりを引く姿をご覧ください。


迎え方と初期費用

生まれ故郷のアメリカですら見ることの少ない珍しい犬種チヌークをお迎えするには、海外のブリーダーを見つけるしかないかもしれません。

ペットショップから迎える

ペットショップから犬をお迎えする際には、どういった犬を扱っているのか、どのようなサービスがあるのかをある程度調べておいたほうがいいかもしれません。いうまでもありませんが犬も私たちと同じ、感情を持つ生き物です。あとで後悔してしまうような「衝動買い」は避けましょう。

ブリーダーから迎える

ブリーダーから犬をお迎えする際には、事前に評判などを調べておくとよいでしょう。残念ですが、子犬や母犬・父犬の健康状態を調べないといった悪質なブリーダーもいます。

保護犬を家族に迎える

犬を家族に迎える際には、まず近所のシェルターや保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI(お結び)」などを覗いてみてください。今も新しい家族を待っている犬たちがたくさん保護されています。

愛犬の名前に「チヌーク」、いかがですか?

日本ではなかなか見られない珍しい犬種チヌークをご紹介しました。寒い冬に吹く暖かい風「チヌーク」のように家族に笑顔をもたらしてくれるという意味をこめて、新しく家族になる犬の名前にするのも良いかもしれませんね。

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保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」

保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI(お結び)」では、審査を通過した信頼できる複数の保護団体が保護犬の里親さんを募集しています。生後数カ月からシニア犬まで、幅広い犬種が里親を待っています。興味のある人はぜひ利用してみてくださいね。

参照

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