
ローデシアンリッジバックは背中に特徴のある大型犬です。ライオン狩りをしていたといわれる犬種で、とても自立心が強い犬であるといわれています。今回は、別名「ライオンドッグ」とも呼ばれるローデシアンリッジバックの性格や歴史といった基礎知識から、飼い方、注意したい病気まで紹介します。
目次
ローデシアンリッジバックの基礎知識
Photo by @ridgeback_zulu さん Thanks!
| 英語表記 | Rhodesian Ridgeback |
|---|---|
| 原産地 | アフリカ南部 |
| サイズ | 大型犬 |
| 体高 |
男の子:63~69cm 女の子:61~66cm |
| 体重 |
男の子:約36.5kg 女の子:約32kg |
| 寿命 | 約10〜12歳 |
ローデシアンリッジバックの大きな特徴は、背中に一直線に生えたridge(隆起線、山の背)のような逆毛です。
ローデシアンリッジバックの歴史
ローデシアンリッジバックは、ヨーロッパから輸入されたグレイハウンドやテリア系の犬種などを地元アフリカの犬種と掛け合わせて生まれました。地元の犬と掛け合わせたため、アフリカの害虫や病気などに強い犬種になりました。
猟師のパートナーとして、ライオンなどの大きな動物を追う狩猟犬として飼われていたことから、アフリカンライオンハウンド(African Lion Hound)として知られていた時期もあり、今もライオンドッグ(Lion Dog)と呼ばれることがあります。
ローデシアンリッジバックの大きさと寿命
ローデシアンリッジバックの理想体高は男の子が63~69cm、女の子が61~66cm。理想体重は男の子で36.5kg、女の子で32kgです。ローデシアンリッジバックの寿命は10〜12年ほどといわれています。
ローデシアンリッジバックの被毛
ローデシアンリッジバックは、短毛種です。ローデシアンリッジバックの毛色
ローデシアンリッジバックの毛色は、「ウィートン」と呼ばれる小麦色です。レッドウィートンと呼ばれるブラウンに近い濃い毛色から、ライトウィートンと呼ばれる薄い毛色までさまざまで、鼻の色も黒いものと茶色いものがいます。
レッドウィートン×ブラウンノーズ

レッドウィートン×ブラックノーズ

ローデシアンリッジバックの性格
ローデシアンリッジバックは、自立心が強い性格の犬種です。また、ライオン狩りをしていた頃の狩猟本能は、現在のローデシアンリッジバックにも受け継がれているといわれています。
ローデシアンリッジバックの育て方
Photo by @ridgeback_zuluさん Thanks!
ローデシアンリッジバックのしつけ方
ローデシアンリッジバックは、意欲的ですが、独立心が高く、時には支配的な態度を見せることがあります。子犬の頃からの辛抱強いしつけによって、心強い相棒になるでしょう。
また、狩猟本能の高いローデシアンリッジバックをノーリードで歩かせるのは危険です。少なくとも子犬の頃は、必ずフェンスなどで囲まれた場所で遊ばせるようにしてください。
ローデシアンリッジバックのケア
ローデシアンリッジバックは、抜け毛の少ない犬種です。ブラッシングは週に一度ほどでよいとされています。爪は歩くと自然に削れていきますが、ある程度まで伸びてしまったらカットしてあげてください。
ローデシアンリッジバックには爪切りではなく、電動爪やすりが推奨されています。
ローデシアンリッジバックの体型・体重管理
健康な毎日を過ごすためには、適切な体型・体重を保つことが欠かせません。定期的に体重を量ることは重要ですが、適正体重は成長とともに変化します。同時に「ボディ・コンディション・スコア」(BCS)という評価指標を利用することで適正な体型・体重を維持することができます。
参照:『飼い主のためのペットフード・ガイドライン』(環境省)
ローデシアンリッジバックのかかりやすい病気
ローデシアンリッジバックは健康な犬種といわれています。しかし大型犬のため、股関節形成不全などの関節の疾患が見られる場合があります。獣医師へ定期的に連れていくことが早期発見につながります。
ローデシアンリッジバックに似ている犬種
ローデシアンリッジバックは「タイリッジバックドッグ」「ショートヘアードハンガリアンビズラ」「ワイマラナー」という犬種に似ています。タイリッジバックドッグ

タイリッジバックドッグの体高は大きいもので61cmと、ローデシアンリッジバックより一回り小さめです。
ショートヘアードハンガリアンビズラ

見た目はほぼ同じですが、ショートヘアードハンガリアンビズラの背中にはリッジバック(隆起線のような逆毛)がありません。
ワイマラナー

ショートヘアードハンガリアンビズラと同じように、背中を見るとローデシアンリッジバックとの違いがわかります。
ローデシアンリッジバックの迎え方
一度家族に迎えたら、子犬から老犬になっても大切に、命に責任を持ちましょう。白髪も生えれば、病気にもかかるかもしれません。お金がかかるのは家族に迎える時だけではないことを踏まえ、もう一度考えた上で迎えることを検討してください。
保護犬から迎える

保護され、里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。PETOKOTO代表・大久保の愛犬コルクも、もともと足が内股という理由でペットショップの競り市で捨てられていた元保護犬でした。
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ブリーダーから迎える
好きな毛色や、血統など気にするのであれば、信頼できるブリーダーから迎えるという方法もあります。実際に見学に行き、どんな環境で飼育されているのかを確認することも必要ですが、飼う上でのアドバイスも直接聞くことができます。
ペットショップから迎える
日本ではなかなか見かけることのないローデシアンリッジバック。大手ペットショップでも扱いのあるお店は少ないと思われます。事前に、ペットショップに問い合わせてみるとよいでしょう。
ローデシアンリッジバックと楽しい暮らしを!
その昔ライオンを追っていたというローデシアンリッジバック。そんなローデシアンリッジバックとの生活は、毎日がアクティブで楽しくなりそうですね。
参考文献
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