愛犬とドッグサーフィンを楽しもう!準備することや注意点、おすすめグッズを紹介
ドッグサーフィンは映画や世界大会があるほど人気なウォータースポーツです。本稿では、愛犬とのサーフィンの楽しみ方から、サーフィン犬ピノくんのお話、サーフィンをするうえでの準備や注意点、用意すべきグッズなどを紹介します。
目次
- 犬とのサーフィンはドッグスポーツとしても人気
- 犬とサーフィンをするとき必要なものと注意点
- 犬とのサーフィンで必要なしつけ
- サーフィン以外の、犬と楽しめるウォータースポーツ
- 愛犬とのお出かけにおすすめなごはん
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犬とのサーフィンはドッグスポーツとしても人気
犬とのサーフィン(ドッグサーフィン)とはその名の通り、犬とサーフボードに乗って波に乗るスポーツです。
映画『サーフィンドッグ』でも出ていますが、アメリカでは犬のサーフィン大会が開催されるなど、ドッグスポーツとしても密かな人気を集めています。
犬とサーフィンの楽しみ方
犬とのサーフィンの楽しみ方は大きく別けて二つ。人と犬とが一緒にサーフボードに乗る「タンデムサーフィン」と、犬だけがサーフボードに乗る「ドッグサーフィン」です。基本的には、タンデムサーフィンは飼い主さんとワンちゃんが一緒に乗りバランスを取らなければならないので、難易度は上がるものの、達成感や喜びは倍になり、お互いの絆を深めることにもつながっていきます。
また、ドッグサーフィン大会では犬だけがボードに乗り、その時間や、姿勢の美しさ、波の高さなどが審査基準になっているようです。
Photo by surfingdog.pinoさん Thanks!
写真提供してくださったsurfingdog.pinoさんに、ドッグサーフィンを始めた理由を聞いてみました!愛犬Pinoくんとサーフィンを楽しむだけでなく、日本ドッグサーフィン連盟で大会の企画と運営もされています。
surfingdog.pinoさんのコメント
愛犬のPinoと海まで自転車散歩をしていて、クールダウンのために海で泳いでいました。そんなところに知り合いのサーファーに「ボードに乗せない?」と言われたのがきっかけでドッグサーフィンを始めました。
関連リンク:日本ドッグサーフィン連盟
どんな犬でもサーフィンできる?
実際に愛犬と一緒にサーフィンを体験してみたいと思っても「うちの子は上手く乗れるかしら……」と不安に思う飼い主さんもいると思います。まずは、水に濡れても平気かどうか事前に確認しておきましょう。犬種の中では、ゴールデンレトリーバーやラブラドールレトリーバー、フラットコーテッドレトリーバーといった「レトリーバー種」や「プードル種」などは水中に落ちた獲物を取ってくる犬として活躍していたこともあり、水が得意な犬種といえます。
しかし、水が得意な犬種でも苦手な子もいますし、波や波の音に怖がってしまう子もいるでしょう。思い立ってできることではありませんので、「愛犬と一緒にサーフィンを趣味にしたい」というのであれば、まずは海という環境に慣らすことが大切です。そして、ライフジャケットやサーフボードなど、犬ができそうなところから少しずつ慣れさせていく必要があります。
犬とサーフィンをするとき必要なものと注意点
サーフボードの大きさもいろいろ
実はサーフボードにはいくつかの種類がありますが、大きく分けると三つです。「ショートボード」「ファンボード」「ロングボード」とあり、大きなボードの方が安定感があり初心者の人でも乗りやすいという特徴があります。しかし、大きいボードほど重さも増えますので、どんなボードが自分にあっているのかお店の人に相談するといいでしょう。また、サーフィン経験者であっても、犬とのサーフィンとなるとボードの大きさや犬の大きさによっては乗れないこともあります。今持っているボードの適正体重などを改めて確認してみましょう。
サーフィンで必要な犬グッズ
基本的に犬にサーフィンをさせる場合には、ライフジャケットを着用させることと濡れてもいいリードが必要です。その他、吸水タオルや移動中に使用する首輪やハーネス、リード、お散歩グッズも忘れずに持って行きましょう。「マンダリンブラザーズ」のライフジャケット
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WOLFGANG MAN & BEASTのリード。ペトコト社員犬コルクもアウトドアのお出かけに愛用しています。車のシートベルトと同じ素材で作られているため、伸縮性があり、撥水性もできるため、SUPやリバーウォークなどにおすすめです。一度持つと忘れられない手に馴染む感触は病みつきになること間違いなしです♪
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犬用タオル
犬が濡れた際は吸水タオルを使ってあげると良いでしょう。
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飼い主ができないことを犬に教えるのは難しい
犬にサーフィンをさせる場合、飼い主さんが海で泳げ、サーフィンがある程度できるようになっている必要があります。万が一、犬が溺れてしまったとき助けられるようにしておきましょう。犬の入れる海と時間帯の確認
犬と入れる海かどうかの確認は忘れないようにしましょう。日本では多くの場合、海開き後の海水浴シーズン中は犬を海へ入れることが禁止されています。シーズンにかかわらず、犬OKの場所でも排泄の処理やリードを放さないなど他の人に迷惑をかけないように、きちんとマナーを守りましょう。やけど・熱中症・脱水症状の危険
夏の海は気温も高く砂浜も熱いため犬用の靴をはかせてやけどを防止したり、熱中症や海水の誤飲による脱水症状に気を付けたり、十分な配慮をしてあげる必要があります。犬とのサーフィンで必要なしつけ
犬にサーフィンをさせるには、ある程度しつけができていることが求められます。
- 人や物を極度に怖がらないといった社会化ができている
- 飼い主から離れていかない
- 呼び戻しができる
- 水を怖がらずに泳げる
海にはたくさんの人がいますし、パラソルが立っていたりレジャーシートを敷いていたりすれば、風ではためく音がすることもあります。中にはそういった音やモノに怖がる犬もいます。その場合にはまず、環境に慣れさせることが必要です。
環境も泳ぐことも平気な犬であっても、リードを放したらすぐにどっかに行ってしまったり、呼んでも戻ってこなかったりといった犬の場合もきちんとしつけが必要です。特にサーフィン中はリードを持たない方がお互いバランスが取りやすいですし、海に落ちたときにも安全です。陸に着いたからと飼い主さんのそばから離れていってしまっては困ります。
また、海には犬が苦手な人もいますし、他の利用者の迷惑になることもあります。マナーを守れず、ケガをさせてしまったり迷惑をかけてしまったりすると、犬を連れて海へ入ることができなくなってしまうこともあります。みんながサーフィンを楽しめるように、最低限のしつけはしておきましょう。
サーフィン以外の、犬と楽しめるウォータースポーツ
犬とのサーフィンには憧れるけれど、難易度が高いと諦めている飼い主さんもいるかもしれません。そんな方にはSUPやカヌーがオススメです! SUPはサーフボードよりも大きく安定感のあるボードで、海だけでなく湖など落ち着いた場所でも体験することが可能です。カヌーは海用と川用がありますので、犬の性格や水への反応を考慮して、体験してみるのもいいですね。
詳しくは以下の関連記事をご覧ください。
愛犬とのお出かけにおすすめなごはん
キャンプや旅行の楽しみといえば、美味しいごはん。愛犬にも美味しいごはんを用意してみませんか?
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まとめ
犬が入れる海か、必ず事前に確認しましょう
まずは海という環境に愛犬を慣らすことが大切
愛犬の命を守るためにも、しつけは重要
犬用ライフジャケットや濡れてもいいリードを用意しましょう