犬にビオフェルミンをあげても大丈夫?効果や与える時の注意点など解説

整腸剤として知られる「ビオフェルミン」。定番の「新ビオフェルミンS錠」は、ドラッグストアなどで手軽に購入できることから、常備薬として自宅に置いている人も多いのではないでしょうか。犬に与えることは問題ありませんが、与える際にはいくつか注意したい点があります。今回はビオフェルミンの与え方や期待される効果、注意点などを獣医師監修のもと、紹介します。

この記事を監修した専門家

獣医循環器学会認定医
佐藤 貴紀獣医師

目黒アニマルメディカルセンター/MAMeCの顧問獣医師。獣医循環器学会認定医。麻布大学獣医学部卒業。dogdays東京ミッドタウンクリニック副院長、白金高輪動物病院院長を経て2011年、中央アニマルクリニックを附属病院として設立し、総院長に就任(現在は顧問獣医師)。獣医循環器学会認定医。「一生のかかりつけの医師」を推奨するとともに、専門分野治療、予防医療に力をいれている。

犬にビオフェルミンを与えても大丈夫!

伏せるダルメシアン

ビオフェルミンは、主にビフィズス菌・フェーカリス菌・アシドフィルス菌の3種類の乳酸菌から成る整腸剤です。病院で処方され、抗生物質にも耐性があるR錠とドラッグストアで手に入るS錠の2種類がありますが、どちらも犬に与えることは基本的には問題ありません

しかし、犬と人では持っている腸内細菌の種類が異なります。予防や対処として与えるのは良いですが、できれば犬には動物用の整腸剤を与える方が効果的でしょう。

また、乳製品にアレルギーがあるワンちゃんにビオフェルミンを与えることはやめておきましょう。

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犬へのビオフェルミンの効果

見上げるコーギー

ビオフェルミンは腸内に善玉乳酸菌を届け、ワンちゃんの腸内環境を整えてくれます。そのため、下痢や便秘、軟便、嘔吐などの改善が期待できます。また、胃腸の不調を原因とする口臭改善につながるケースもあるようです。


犬へのビオフェルミンの与え方

必要な量は、犬の体の大きさや体調、持病の有無によって異なります。あくまで目安としては、1回あたり、小型犬は1/4錠、中型犬は1/2錠、大型犬は1錠を1日2回飲ませると良いでしょう。

食後に与えるか、薬だけで与えられない場合には、細かく砕いていつものごはんに混ぜるなどして与えましょう。細粒タイプもあるので、砕く手間がない分こちらのほうが与えやすいかもしれません。

ただし、前述の通り、動物用のビオフェルミンを与える方がしっかりと効いてくれます。愛犬の下痢や便秘などの症状が気になる場合には、かかりつけの獣医師に相談してみましょう。


犬へのビオフェルミンは効果が期待も病院を頼ることも大切

ソファの上に立つ犬

私たちのお腹を整えてくれるビオフェルミンは、犬にも同様の効果が期待できます。ただし、人と犬では持っている腸内細菌が違うので、できるだけ動物用の整腸剤を与えることをおすすめします。