犬は鶏肉を食べても大丈夫! アレルギーや与え方に要注意

犬は鶏肉を食べても大丈夫! アレルギーや与え方に要注意

犬にとって鶏肉は低カロリーでたんぱく質が豊富なことから、おやつにも多く使われる食材です。犬は鶏肉を食べても大丈夫ですが、与える際にはいくつか注意点があります。今回は、鶏肉に含まれる栄養素や注意点、鶏肉を使ったおすすめレシピなどを紹介します!

犬は鶏肉を食べても大丈夫

ダックスフンド

犬は元々肉食動物でしたが、人間と暮らす上で雑食の肉食動物に変化しました。そのため、鶏肉アレルギーを持っていない限り、犬に鶏肉を食べさせても大丈夫です。

鶏肉には「たんぱく質」や「脂質」「ナトリウム」「リン」「カリウム」などが含まれており、人間だけでなく犬にとっても大変健康的な食材です。

総合栄養食にトッピングしたり、おやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」で簡単に計算することができます。

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犬に鶏肉をあげる際の注意点

パグ

鶏肉アレルギーの可能性

食物アレルギーには生まれつきの体質による先天性アレルギーと、長い期間同じ食材を食べることで発症する後天性アレルギーがあります。

初めて食べる食材を与える際は少量からスタートさせてあげましょう。アレルギーには以下の症状になる可能性が挙げられます。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 皮膚の痒み
  • 元気がない
  • 目の充血

上記のような症状があれば、すぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。


生肉はNG

鶏肉に限らず、牛肉や豚肉など肉全般を犬に生で与えることは、感染症の恐れから、おすすめできません。

香辛料のついた肉はNG

スーパーマーケットで販売されている味付けされた鶏肉を与えることは避けましょう。

大量の塩や砂糖で味付けされていたり、犬が決して口にしてはいけない食材であるニンニクや玉ねぎ、ナツメグなどが含まれたソースで味付けされていたりすることもあります。

もし、誤って味付けされた鶏肉を食べしまった場合は、すぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。食べ物を摂取してから、数時間後に中毒症状が現れる場合もありますので注意が必要です。

骨付き肉は要注意

犬は骨を噛むことが大好きですが、100%安心とはいえません。加熱された骨は、脆くなっているため、削れた骨を飲み込んでしまうと、内臓を傷つけたり、消化することができず、腸に詰まって腸閉塞を引き起こしたりする可能性があります。

その場合は手術が必要になります。また、最悪の場合のどに詰まって窒息死してしまうことも考えられます。基本的に危険が伴う骨は与えず、デンタルガムをあげることを推奨します。

鶏肉に含まれる栄養素

生の鶏肉

たんぱく質(アミノ酸)

たんぱく質は、消化されることで、アミノ酸に分解され、小腸から体内に吸収されます。そのため、肉食動物に近い雑食動物の犬にとって、たんぱく質はエネルギー源とされています。

<たんぱく質の積極的な摂取が推奨される場合>

ダイエット時のエネルギー補給や、皮膚・被毛などの健康維持、老犬の筋肉の維持を目指す際に積極的に与えるとよいでしょう。

<たんぱく質の過剰な摂取を推奨しない場合>

腎不全や慢性腎臓病など腎臓に疾患がある場合や、肝臓病で高アンモニア血症や腹水がみられる場合、たんぱく質をあまり過剰に摂取しないほうが良いでしょう。


脂質

脂質には体の中でつくることができない必須脂肪酸が含まれており、体の細胞膜やホルモンを作る上では欠かせない栄養分です。

ただし、脂質を過度に吸収してしまうと肥満の原因になってしまいます。できるだけ脂身の少ない部位をあげるようにしてください。

ナトリウムとカリウム

ナトリウムとカリウムは相互に作用しながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして恒常性を維持することに役立ちます。

ただし、ナトリウムは過剰摂取すると高血圧やガンの可能性が高まります。また、カリウムは過剰摂取してしまうと腎臓の機能に異常を来たす恐れがあります。

リン

リンは歯や骨を丈夫に保ったり、神経や筋肉を正常に保ったりする効果があります。

ビタミンA(レチノール活性当量)

「目のビタミン」ともいわれ、白内障の予防や角膜の健康維持に役立ちます。また、皮膚や被毛の健康状態を保つ効果もあります。


部位によって異なる脂身の量

犬の横顔

鶏肉の中でも部位によって脂身の量は異なります。料理で用いられる機会の多い「ささみ」「胸肉」「モモ肉」「皮」で比較してみましょう。

(若鶏肉100gあたり)
種類 脂質(g) 特徴
ささみ
0.8
脂身はほとんどなく、淡白な味わい。おやつによく使われます。
胸肉
5.9
脂身は少なめでさっぱりした食感。
モモ肉
14.2
脂身は多めです。筋肉質なので食べごたえがあります。
48.1
脂身とコラーゲンが豊富な部分。与えすぎないようにしましょう。

おすすめの与え方

鶏肉は必ず油を使わずに火を通して、与えてあげましょう。焼くと焦げがついてしまい、犬にとって有害な成分となる可能性があります。

そのため、茹でたり、蒸したりすることがおすすめです。また、味付けはもちろんしないで与えるようにしましょう。

鶏肉の加工食品は要注意!

フライドチキン

鶏肉を使った料理の中には犬が食べると命に関わってしまう成分が含まれるものもあります。また、人間用に味付けされた食品は、与えたり誤って食べてしまったりしないようにしましょう。

鶏の唐揚げ・チキンナゲット

鶏の唐揚げやチキンナゲットなど、犬には揚げ物を決してあげないようにしましょう。高脂肪な食事をすると、膵臓などの病気になってしまう恐れがあります。

飼い主が目を離している際に食べてしまった場合は、下痢や嘔吐などの症状が出ていないか注意が必要です。

鶏のつくね

つくねの作り方はさまざまなので一概にいうことはできませんが、つくねは醤油やみりんなどで味付けがされている上に、ネギなどの犬にとって中毒性のある野菜が使われていることがほとんどです。絶対に犬につくねをあげないようにしましょう。

万が一、少しでも犬が口にしてしまった場合はすぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。

鶏肉を使ったおすすめレシピ

鶏肉のピカタ

ペトことでは鶏肉を使ったペット食育上級指導士®︎監修レシピを紹介しています!

鶏肉のピカタ

▶材料
  • ささみ
  • ☆すりゴマ
  • ☆粉チーズ
  • ☆青のり
  • 小麦粉
  • オリーブオイル
  • ブロッコリー(茹でたもの)
  • プチトマト
▶作り方
  1. ささみは食べやすい大きさにそぎ切りにして、身の厚いところは包丁で切れ目を入れて開き、均一の厚さにしておく。
  2. 切ったささみに小麦粉をまぶす。
  3. 卵を溶きほぐして小さなカップなどに3等分して、それぞれに☆を1種類ずつ入れる。
  4. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、1を2にくぐらせて、中まで火が通るように火加減に注意しながら焼く。
  5. 3を器に移し、ブロッコリーとプチトマトを添えてできあがり。

レシピや詳細は関連記事をご覧ください。


鶏肉を使ったおやつ

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まとめ

犬二匹

生や味のついた鶏肉はNG
骨を与えるのはNG
脂質の少ない「ささみ」がオススメ
与える際は茹でるか蒸すことをおすすめします

基本的に鶏肉だけですと、栄養に偏りが出てしまうので、ドッグフードのトッピングやおやつとして適量をあげることをオススメします。

人間にとって美味しい食材でも、犬にとっては危険な食べ物もたくさんあります。それらをきちんと理解した上で、楽しいペットとの食ライフを過ごしてくださいね!

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