
こんにゃくは低カロリーで食物繊維が豊富なことから、ダイエット食として愛犬に食べさせたいと思う飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。しかし、犬にこんにゃくはオススメできません。今回は犬にこんにゃくを与えるリスクや誤飲した際の対処法について解説します。
目次
この記事のまとめ
- こんにゃくは犬に与えることはおすすめできない食べ物
- 消化しにくい食物繊維が多く、嘔吐や下痢などの消化不良を起こす可能性がある
- 弾力が強いため喉に詰まらせる危険がある
- 糸こんにゃく・しらたき・こんにゃくゼリーなどの加工品も与えないようにする
犬にこんにゃくを与えるのはNG

こんにゃくはサトイモ科の植物で、こんにゃく芋と呼ばれる地下茎を加工して食べられます。ほとんどは水分で、残りはコンニャクマンナンと呼ばれる食物繊維です。犬も食べることはできますが、消化に良くなかったり喉に詰まらせたりするリスクがあるため、与えるべきではありません。
犬にこんにゃくを与えるのがNGな理由01:消化不良
こんにゃくは、食物繊維を多く含んでいます。犬は体の構造から、繊維質のものを消化するのはあまり得意ではありません。そのため、犬にこんにゃくを与えると消化不良を起こし、嘔吐や下痢をしてしまう可能性があります。犬にこんにゃくを与えるのがNGな理由02:喉を詰まらせる
こんにゃく特有の弾力ある食感にも注意が必要です。犬は食事を噛まずに飲み込んでしまうことが多いため、こんにゃくを与えると喉に詰まらせてしまう可能性があります。犬にこんにゃくを与えるのがNGな理由03:アレルギー
アレルギーは、生まれつきの体質による先天性アレルギーと、長い期間同じ食材を食べることにより発症する可能性がある後天性アレルギーがあります。こんにゃくは「こんにゃくいも」からできているため、いもアレルギーを引き起こす可能性があります。アレルギー症状を発症すると、以下のような症状が見られます。
犬にこんにゃくの加工食品を与えるのもNG
糸こんにゃくやしらたき
糸こんにゃくやしらたきは、こんにゃくを細く加工したものです。これらも板こんにゃく同様、犬にとっては消化が難しい食品ですので、与えないようにしましょう。こんにゃくゼリー
おやつとして人気の「こんにゃくゼリー」ですが、これも犬には与えないでください。喉に詰まりやすいということも理由の一つですが、人間用のおやつですので甘味料や添加物が含まれています。犬がこんにゃくを食べてしまったときの対処法

犬がこんにゃくを食べてしまったら、「体調に変化はないか」「下痢や嘔吐をしていないか」を確認しましょう。
アレルギーを持っていない健康な犬がこんにゃくをひとかけら食べてしまったからと言って、急いで動物病院に駆け込む必要はありません。しかし、愛犬のアレルギーの有無が分からない場合や、摂取量が多い、様子を観察できないなどの場合には、念のため獣医師に相談しましょう。
犬にこんにゃくをダイエット食にするのもNG
低カロリーなこんにゃくを愛犬のダイエット食にと考える飼い主さんもいると思いますが、そういった理由でも与えるのはNGです。こんにゃくにリスクがあることは説明した通りで、そのリスクを取ってまでこんにゃくでダイエットをする必要性もメリットもありません。犬のダイエットは「栄養バランスの取れたごはんを適切な量だけ食べさせること」「散歩などで消費カロリーを高めること」が基本です。
犬とこんにゃくでよくある質問
Q.
犬はこんにゃくを食べても大丈夫?
A.
基本的におすすめできません。こんにゃくは消化しにくく、嘔吐や下痢などの消化不良を起こす可能性があります。また喉に詰まらせる危険もあります。
Q.
犬がこんにゃくを食べたらどうすればいい?
A.
少量で体調に変化がなければ様子を見ることもありますが、嘔吐や下痢、元気がないなどの症状が見られた場合は動物病院へ相談してください。
Q.
犬に糸こんにゃくやしらたきを与えてもいい?
A.
与えないようにしましょう。糸こんにゃくやしらたきも消化しにくく、喉に詰まるリスクがあります。
Q.
犬にこんにゃくゼリーは与えてもいい?
A.
与えてはいけません。喉に詰まりやすい上、人間用のおやつには甘味料や添加物が含まれているため犬には適していません。
Q.
犬のダイエットにこんにゃくは使える?
A.
こんにゃくは犬のダイエット食としてもおすすめできません。ダイエットは適切な食事量の管理や運動量の調整で行うことが基本です。
さいごに

消化不良や喉に詰まらせる原因になる
原料である「こんにゃくいも」にアレルギーを起こす可能性がある
糸こんにゃくやしらたき、こんにゃくゼリーもNG