
こんにちは、ペット栄養管理士の山本です。最近「プレミアムドッグフード」と呼ばれるドッグフードを目にする機会が増えましたね。でも、何がプレミアムなんでしょう?食事は健康に直結するもの。本当に良いものなら愛犬に食べさせたいですよね。今回は、プレミアムドッグフードについて、メリット・デメリットなどを解説します。
この記事のまとめ
- プレミアムドッグフードは「量販店の安価品より高価格・高品質」という意味で使われることが多い
- 原材料表示は含有量の多い順なので、最初に肉類が来るかを確認するのが基本
- 「◯◯ミール」や宣伝文句だけで判断せず、原産地や製造情報の透明性も見る
- 高い=良い、安い=悪いではなく、理由を理解して納得できる選択が重要
プレミアムドッグフードって何がプレミアムなの?

プレミアム(premium)は、日本語で「高級」を意味する言葉です。会員制サービスの上位グレードや、商品の特別版として使われることが多いですね。ドッグフードの場合は、ホームセンターやスーパーなど量販店で売られている安価な商品より高価格・高品質という意味で使われることが多いようです。
安いドッグフードとの違い
価格が違うだけなら安いほうが良いに決まっていますが、プレミアムドッグフードが高価格なのは高品質だからです。そのポイントとして、主に以下の4つが挙げられます。- 良質なタンパク質が摂れる
- 原材料の安全性が高い
- 最新研究に基づいたレシピ
- 添加物を使用していない
それぞれ詳しく説明していきます。
1. 良質なタンパク質が摂れる

犬の食性は肉食寄りの雑食ですので、栄養の中でもタンパク質の摂取が重要です。そのため、ほとんどのプレミアムドッグフードは最初に記載されている原材料が牛肉や豚肉、鶏肉などの肉類になっています。肉類が最も多く含まれるということですね。
逆に安いドッグフードほど、トウモロコシや小麦粉など穀類が最初に記載されている傾向にあります。もちろん、それらもエネルギー源になりますので大事な栄養です。ただ、最も多いのが穀類というのは、「材料費を抑えるためのかさ増し」という意味合いが強いと言えます。
また、肉類が多く含まれていても「◯◯ミール」には注意が必要です。「ミール」というのは肉骨粉と訳されるもので、一般的には食肉にならないクズ肉や内蔵、骨、皮、頭などを乾燥して粉にしたものとされています。チキンミールの場合は羽やくちばし、トサカなどが利用されることもあります。
もともと「◯◯ミール」は家畜用の飼料として、安価な材料で大量生産するために生まれたものです。法律や安全性において問題はありませんが、プレミアムドッグフードで使われることはないでしょう。
2. 原材料の安全性が高い

日本には「ペットフード安全法」という法律があり、ペットの健康に悪影響を及ぼすペットフードの製造や輸入、販売は禁止されています。表示にも決まりがあり、以下の5つを記載することが義務付けられています。
- ペットフードの名称
- 賞味期限
- 原材料名
- 原産国名
- 事業者名及び住所
ただし、この表記は必要最低限と言えます。「原材料名」に原産地・原産国の表示義務はありませんし、「原産国名」も最終的に加工した場所を指すものです。つまり、原材料がすべて安価な海外産だとしても、日本の工場で加工すれば国産となるわけです。
そのため、多くのプレミアムドッグフードでは原材料ごとに原産地・原産国が記載されています。国産をうたうものが多いのですが、ニュージーランドやドイツ、イギリスなどペット先進国とされる国のものも少なくありません。
また、原材料や加工工場は人と同じレベルのものを使用しているという意味で「ヒューマングレード」という言葉が使われることもあります。
最新研究に基づいたレシピ

現在の獣医学において、「犬は何を食べるべきか」「犬は何を食べてはいけないか」は明らかになってきましたが、「犬はどんなものを食べると健康になるのか」という栄養学の分野はいまだ発展途上です。
実際、「犬は肉だけ食べればいい」「穀類は必要ない」「グレインフリーフードが良い」といった主張を聞いたことがある方も多いと思います。それらは「バナナや納豆を食べると痩せる」といった非科学的な「流行り」でしかありません。
そのためプレミアムドッグフードでは、「栄養学に詳しい獣医師監修」や「動物栄養学の研究者監修」といった専門家監修をうたうことが増えてきました。ペトコトが提供するオリジナルフードでも、獣医栄養学専門医のニック獣医師がレシピを監修しています。
プレミアムドッグフードは「高いから高品質」なのではなく、最新の研究データやそれを生かした現場の知見があるからこそ高品質をうたうことができるのです。
添加物を使用していない

添加物とは、一般的に保存料(防腐剤)、酸化防止剤、着色料、保湿剤、香料などを指すものです。賞味期限を長くするためには保存料が必要になりますし、日がたつと酸化が進みますので酸化防止剤も必要です。着色料は飼い主さんの目を楽しませるために配合されています。
プレミアムドッグフードは、飼い主さんのためのフードではなく犬のためのフードです。添加物は使用していないか必要最低限に抑えられていますし、犬には関係のない着色料も入っていません。
安いドッグフードではダメなの?

ここまでプレミアムドッグフードの良さを紹介してきましたが、高ければ質が良くて安ければ質が悪いということではりません。高くて低品質なドッグフードもあるでしょうし、逆に高品質で安いドッグフードもあるでしょう。
ですから、安いドッグフードだからダメという話ではありません。ただ、安いには安いなりの理由があり、その理由を知ることが大切です。詳しくは関連記事をご覧ください。
プレミアムドッグフードのメリット・デメリット

プレミアムドッグフードの良いところばかりを話してきましたので、逆にデメリットもあるのではと心配な方もいるでしょう。改めてプレミアムドッグフードのメリットと、デメリットについて解説します。
プレミアムドッグフードのメリット
- 最新研究に基づいた健康的なレシピ
- 情報の透明性が高く安心・安全
- 人が食べられるほど新鮮
プレミアムドッグフードを選ぶ際は、ぜひ誰がレシピを作っているのかを確かめて見てください。そして、どんな食材がどのように加工されて届くのかも確認しましょう。プレミアムドッグフードなら、それらがしっかり情報公開されているはずです。
そして家族である愛犬が食べるごはんですから、新鮮であることは欠かせません。安心して食べさせられるのがプレミアムドッグフード最大のメリットであると言えるでしょう。
プレミアムドッグフードのデメリット
- 値段が高い
- 賞味期限が短い
プレミアムドッグフードのデメリットは「高い」ということに尽きるでしょう。ホームセンターやスーパーなど量販店で売っている安価な商品に比べると、2〜3倍の価格になる可能性があります。
ただ、「高い・安い」は考え方の問題かもしれません。「犬の餌代」ではなく、「家族の食費」として考えたときに高いと思うかで考えていただきたいと思います。
また、保存料が入っていないか少ないため賞味期限が短い点についても、「保管」という考え方の問題かもしれません。プレミアムドッグフードは必要なときに必要な分が届く定期配送サービスが主流ですから、それほど賞味期限を気にする必要はないのです。
なぜプレミアムドッグフードが注目されるのか

最近になって「プレミアムドッグフード」が注目されるようになったのはなぜなのでしょうか。その理由は主に3つあります。
- 犬の家族化によって食への意識が高まった
- 犬の手作りごはんは栄養バランスが難しい
- 食事と長生きは密接に関係している
それぞれ説明していきます。
1. 犬の家族化によって食への意識が高まった
一番の理由は、「犬の家族化」にあります。少し前まで犬は庭の小屋に鎖でつながれた「家族に可愛がられる存在」でした。それが犬も家の中で過ごすのが当たり前になり、「家族の一員」になったのです。家の中で一緒にごはんを食べるわけですから、「愛犬は何を食べているのか」にも注意が向くようになります。「毎日同じカリカリを食べているけど美味しいのかな?」「それは健康的なものなのかな?」「犬って何を食べるのが正しいんだろう?」などなど。
そういった疑問がプレミアムドッグフードへの注目につながっています。
2. 犬の手作りごはんは栄養バランスが難しい

愛犬の食事に疑問を持つようになった飼い主さんの中には、「手作りごはんを食べさせてあげたい」と考える人もいます。しかし、私たちに必要な栄養と犬に必要な栄養はまったくの別物。良かれと思って始めた手作りごはんが原因で体調を崩しては本末転倒です。
手作りごはんのような新鮮さと、美味しさ、そして十分な栄養バランスを実現したものがプレミアムドッグフードなのです。
3. 食事と長生きは密接に関係している
もしかしたら、「安いドッグフードを食べていたって多くの犬は健康的に生きている」と考える人もいるかもしれません。確かに、犬の平均寿命は私たちの残飯を食べていた時代から現在まで何倍も伸びました。しかし、だからといって現在の平均寿命が最善であるとは限りません。実際、ドライフードなど従来のドッグフードを食べている犬に比べて、新鮮な手作りごはんを食べていた犬のほうが長生きしたという調査結果も出ているのです。
プレミアムドッグフードに関するよくある質問
さいごに
これからプレミアムドッグフードの種類が増えていくことは間違いありません。愛犬にいつまでも健康でいてもらうため、元気な愛犬とたくさんの思い出をつくるため、飼い主さんが納得のいくごはんを選んであげてくださいね。
【動画解説】ドッグフードの選び方
YouTubeのPETOKOTOチャンネルでは、獣医師の佐藤先生がドッグフードの選び方について解説した動画を公開しています。あわせてご覧ください。犬の栄養が満たされたおすすめのドッグフード
ペトコトフーズは、「エサからごはんへ」をコンセプトに掲げるフレッシュペットフードブランドです。
実際に、従来のドライタイプのドッグフードよりも水分量が多く、手作り品質のごはんを食べている犬のほうが寿命が約3年長くなることが、研究により明らかになっています。新鮮で美味しく、健康的なごはんを選ぶことが、愛犬の長生きの秘訣です。
1. 新鮮な国産食材をメインに使用
人間が食べるものと同じヒューマングレードの食材のみを使用し、国内の食品工場で製造しています。4Dミートや人工添加物は一切不使用。食材の配合割合や主な産地も公開し、安心できるごはんをお届けします。
2. 手作りのように抜群の食いつきのおいしさ
従来の高温加工を施したドライフードや、レトルト処理されたウェットフードではありません。新鮮な肉や野菜を低温スチーム調理することで、食材本来の香りや旨味、栄養をしっかりキープ。そのため、手作りのような抜群の食いつきを実現しています。
3. 全犬種・全年齢に対応した総合栄養食
社内の獣医師と栄養士が共同開発したレシピで、AAFCO基準を満たした総合栄養食です。サプリメントを除き保存料などは無添加。子犬からシニア犬まで、1日に必要な栄養をバランス良く補うことができます。
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「食べるかどうか不安…」という方でも安心して試せるように、ペトコトフーズでは通常価格から78%OFFの税込970円(送料無料)でお試しできるBOXをご用意しています。ぜひ一度お試しください。