共働きでも犬と暮らせる?子どもがいる場合や散歩・留守番・トイレの考え方

昔に比べて女性も外で働くことが当たり前になった昨今、共働きでも犬と暮らすことができるのか気になる方も多いと思います。実際に問題なく暮らしている家庭もたくさんありますが、散歩やトイレ、留守番時間など責任を持って考えなければいけないことがたくさんあります。今回は共働きで犬を飼おうとしている方が事前に考えるべきことをまとめて紹介します。

共働きでも犬と暮らせる?

ボストンテリア

働き方は人それぞれですが、もし「共働きでも犬は飼える?」と疑問を抱いたなら、何かしら不安に思うことがあるはずです。命を預かるのですから、本当に責任を持って預かれるのか不安は解消してから迎えなければいけません。

どんな犬種でどんなサイズでどんな性格の子を迎えるのかから、どんな環境で迎えるのかまで、しっかり検討する必要があります。まずはどんなことに注意しなければいけないのか、確認していきましょう。


共働きで犬を迎えたい人の注意点

最初に、どんな犬でも毎日の散歩や、ケア・トレーニングなどのお世話は欠かせません。

小型犬なら散歩をしなくても大丈夫?

正しいアドバイスができないペットショップでは、「トイプードルチワワは小型犬だから散歩しなくても大丈夫」と説明しているケースがあるようです。しかし、犬種やサイズに関係なく散歩が必要ない犬はいません。

散歩には、運動はもちろん、いろいろな匂いを嗅いで刺激を受けたり、人や他の犬と会うことで社会性を身につけたり、ストレスを発散させたりと大切な役割があります。犬の問題行動の多くは散歩不足が原因の場合もあり、朝晩の散歩は欠かせません。「週末にまとめて」もNGです。毎日の散歩の時間は必須なものとして考えるようにしましょう。どうしても難しい場合は、お散歩代行を利用することもできますよ。


必要な運動量はサイズより犬種

ゴールデンレトリーバー

どんな犬にも散歩は必要ですが、犬によって必要な運動量は異なります。基本的に小型犬より大型犬のほうが必要な運動量は多くなる傾向にありますが、ジャックラッセルテリアのように小型犬でもたくさん運動しなければいけない犬種もいます。

迎えたい犬種が決まっている場合は、もともと狩猟犬や軍用犬だったなど、習性をしっかり把握いておくことが大事です。コーギーなどの牧羊犬は吠えて羊を追い立てたり、異変を伝えたりしていました。留守番中にちょっとした物音で吠えてしまい、飼い主さんの知らないところで近所迷惑になっていたということもありますので、習性を理解することはとても大切なことです。


子どもがいる場合

お子さんのいる家庭では、より慎重に犬を迎えるか検討する必要があります。子どもの世話にプラスして犬の世話もすることになりますので想像以上に負担が増えるケースもあります。急病や学校行事などもありますし、そんなときに限って犬の急病が重なることも……。共働きではなくても困る場面ですので、緊急の場合に頼れる親族・友人・ペットシッターなどを考えておくことが大切です。

また、「子どもがお世話を手伝ってくれるから……」という考えもありますが、異変が起きた際など大人の判断力や行動力が必要になるときもあります。学校で忙しくなったり、留学や進学で家を出たり、前提が変わってしまう可能性もあります。家族の将来についてよく考えておきましょう。

共働きに向いているのは子犬か成犬か

「犬を飼うなら子犬から」と考える方は少なくありませんますが、「犬を飼うのが初めて」という場合はよく考えてからにしましょう。子犬の時期はとても短く、しつけ・トレーニングが非常に重要で難しい時期です。そこでうまくできなかったことが後々の問題行動につながることもあります。

特に子犬の時期は社会化期でもあります。家で留守番ばかりして、知らない人や犬、音などいろいろな刺激を受けていなければ、取り返しのつかないことになるかもしれません。犬を飼ったことがある人ほど「子犬は大変だから成犬から飼いたい」と言うのはこのためです。

成犬やシニア犬(老犬)は、性格もどんなことに注意すべきかもはっきりしています。いたずらをすることも少ないですし、運動量も、疲れ知らずの若い頃に比べれば落ち着いているでしょう。お留守番時に寝ている時間も増えてきます。ただし、年を取れば介護が必要になります。成犬やシニア犬だとしても、犬と自分たちの将来について考えてから迎えましょう。


共働きで保護犬を迎えるのは難しい?

「保護犬を迎えるのは難しい」と考える人もまだまだ多いと思いますが、保護犬だから難しいということはありません。中には病気を持っていたり、怪我をしていたりする子もいます。トラウマがあって性格的に難しい子もいます。

しかし、保護犬であればそういった注意点は事前に明らかになっていますので、「難しいことがあるのかないのか」「あるとすればどの程度なのか」を知った上で迎えることができます。また、動物保護団体ではスタッフや他の保護犬と暮らすことで社会性を身につけたり、しつけやトレーニングがしっかりされている子も多くいます。

ただし、団体によっては共働きの家庭への譲渡をNGにしている場合もあります。まずは相談してみることをオススメします。


共働きでも犬が快適な環境とは

ベッドの上にいる犬

共働きだからということでもありませんが、犬を迎える際の環境づくりについて説明します。

ごはん

朝が早すぎない、夜が遅すぎないということであればご飯をあげることに問題はないと思いますが、急に帰りが遅くなってあげられないこともあります。事前にわかっているときは、自動給餌器をセットしておくといいでしょう。自由に餌を与える時間や量を設定することができますし、スマートフォンを使ってタイミングを見てあげることもできます。

1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」で簡単に計算することができます。

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ケージ

一人でいる時間が長い場合、ケージをうまく利用することが重要です。ケージを利用することで、犬に縄張りを教えることができ、どんなときでも帰る場所があるという安心感につながることも。誤飲などのトラブルも防げます。ケージが苦手な犬の場合は、部屋の中を柵で仕切るなどして広いスペースを確保してあげる方法もあります。


見守りカメラ

自動給餌器とセットになっている場合もありますが、見守りカメラ単体でも売っています。おやつを飛ばすことができるタイプや、複数人で見るのが簡単なタイプなど、各家庭の利用シーンに合ったものを選ぶといいでしょう。


もしものときのために

どんなに注意していても、「暑い日なのにエアコンをつけてくるのを忘れてしまった」「朝から体調が悪くて病院に連れて行かないといけない」「見守りカメラを見ていたら具合が悪そう」などなど、もしものときは必ずやって来ます。

仕事を休みやすい・早く帰れる職場なのか、近所に頼れる親族や友人がいるか、急な依頼でもかけつけてくれるペットシッターがいるかなど、もしものときの準備は絶対です。

多頭飼いや猫と飼った方が、留守番していて寂しくない?

2匹の犬

多頭飼いや猫がいることでさみしくないかは犬によりますので、それを期待して急に迎えるのはよくありません。本人にとって良くない場合がありますし、逆に後から来た子がダメということもあります。奇跡的に仲の良い子が来たことで楽しくお留守番できる場合もありますが、そうでなかった場合を考えて慎重に決めるようにしましょう。


共働きでも犬を迎えたら責任は同じ

老犬

共働きの家庭でも犬と暮らすことはできますが、迎え入れる前から準備すべきことはたくさんあります。子犬の頃はしつけをする上で非常に重要な時期になりますし、老犬になれば介護が必要になることもあります。犬を迎えるということは、「犬のことを優先的に考える覚悟がある」ということを念頭においておきましょう。

注意点をたくさん書きましたが、犬を家族として迎えることは、大変でも、それ以上に多くの幸せを運んでくれるものでもあります。しっかりと犬を迎え入れる準備をして、犬を過ごす素敵な生活を楽しんでくださいね。